0218.忌まわしい記憶
彼女は顔をゆがめながら、思い出したくないはずの忌まわしい記憶を、小さな声で語り続けてくれます。
「それからはいつも主人の身の回りの世話をする係になりました。そして主人に呼ばれた時は夜でもいつでも、主人とベッドを共にしなければなりません・・・」
シルフィドの身に起きたことを聞いて、私もいたたまれない気持ちになりました。そして、ここに今生での彼女の中にある男性不信の原因の1つを見た気がしました。
「辛いけれども大丈夫? さらにその後どうなったのか教えてくれる?」
「はい・・・私は主人のお気に入りの奴隷となりました。今、主人たちの社交界では、奴隷を傍におくのが流行しています。
私をとても美しく着飾らせてサロンで自慢します。主人の奴隷のなかで・・・つまり・・・性奴隷のなかで、子どもの性奴隷は私だけなので主人のお気に入りでした。
それぞれが、自分のお気に入りの性奴隷を人形やペットのように扱い、連れて歩きます。
また他の奴隷たちは、ほとんどがラテン系で目も髪も黒いのですが、私は色素がとても薄いのか、他の人たちの色とは違っています。
肌の色も白いですし、目が緑色です。そんなこともあって、他の人たちに見せびらかして自慢するのが主人は楽しいようです」
→ 筆者 ソウルミッション・セラピスト 中野日出美の プロフィール
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