0233.無条件の慈しみの心
「シルフィドは、自分自身では、自分の行く末を決められる決定権が少ない人生を選びました。
だから、今回の人生は早めに終わったのです。シルフィドにとっては、この人生を全うすること自体が、今回の人生の課題でした。
過酷な運命を強いられ、身も心もズタズタに引き裂かれながらも、途中で自分の命を絶つこともなく、自然の流れの中で死んでいったのですから、人生を全うしたことになります。
このような人生を送ることには、大きな意味があります。大きな意味の1つとしては、慈悲の心が芽生えやすくなります。
例えば、この現代でホームレスなどを見た時、心のどこかで「何故、もっと努力しようとしないのだろう」などと、彼らを非難したり、否定しようという働きが、心の中に生じることもあるでしょう。
しかし、ホームレスの体験がある人は、世の中には自分の力ではどうにもならないことがあるということを、身をもって経験しているので、他人に対して、無条件の慈しみの心を与えられるようになります」
いつものように彼女は、少し蒼ざめた血の気のない表情と、まるで息をしていないのではないかと思うほど穏やかな口調で、ハイヤーセルフからのメッセージを伝えてくれました。
→ 筆者 ソウルミッション・セラピスト 中野日出美の プロフィール
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