0372.思い出したとても大切なこと

催眠から覚醒した私の両頬には、熱い涙が静かに流れていました。

そして、その瞬間、とても大切なことを思い出したのです。

このジャングルでの前世で私を育ててくれたあの雌熊は、この日本に生まれ変わった今生で、もうすでに、2度も会っていたことに気づいたのです。

まず1度目は、私が幼い頃、近所のノラ犬であった1匹の白い犬でした。

当時、私は他の子どもと口をきくことも出来ないほどの内向的な性格でした。その性格のために、幼稚園でもほとんど口をきかず、退園させられたほどでした。

そんな私にとっての友達は、近所のノラ犬たちでした。たくさんのノラ犬たちと友達でしたが、中でもチビと呼んでいた1匹の白い犬は特別な存在でした。

チビは私が「チービ、チビ、チビ!」と空に向かって叫ぶと、どこにいても駆けつけてくれました。時には何十分もかかることもありましたが、どんなに遠くにいても、チビには私の声が届いたのです。

そんなチビと私の様子を見ていたうちの両親が、チビをうちに引き取り、チビはうちの飼い犬となったのです。



→ 筆者 グリーフケア・セラピスト 中野日出美の プロフィール

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前世療法137回の前世を持つ少女が見た生と死の記録
   
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