魂の伴侶―ソウルメイト 傷ついた人生をいやす生まれ変わりの旅 (PHP文庫)

『前世療法』『前世療法2』に続きワイス博士にとっての第3作目となるのが、この『魂の伴侶』です。

前世療法の有効性に気づき、たくさんの患者を前世へと誘導していくうちに、自分の患者である男性と女性が同じ前世を持つ2人であることにワイス博士は気づきます。

2人はいくつもの前世で一緒であり、いくつもの人生を共に生きてきたのです。

ワイス博士は2人を引き合わせたいという願いと、医師としての守秘義務との狭間で悩みます。

このように何度も同じ前世を共有しあい、深い関わりを持つ人たちがいます。

彼らをソウルメイトといいます。

彼らはその人生のたびに役割を変え、めぐり合います。

今回の人生で、めぐり合ったさまざまな人達、自分の親、子供、恋人、夫、妻などが、愛しく、大切に感じられる1冊です。

私も、ヒプノセラピストとして、数々のクライアントさんの前世を垣間見させていただきました。

そして、彼らが前世療法の最中にソウルメイトと出会ったとき、そのソウルメイトが今回の人生で、自分の大切な人であることに気づいたとき、魂のレベルでの大きな癒しが始まります。

この本を読むと、私自身も大きな感動に包まれます。愛する人たちすべてに、愛してくれる人たちすべてに、ありがとうと言いたくなる瞬間です。