ヒプノセラピー【中級】

ヒプノセラピー【中級】 は、プロのヒプノセラピストを目指し、ヒプノセラピー(催眠療法)を、さらに幅広く深く学ぶ方が対象の講座です。暗示療法の応用・実践手法を学びます。

実践力を高めるために、複数の臨床面談(カウンセリング)や催眠誘導法、セラピーの手法を身に付けます。次の4つの講座が該当します。

このように4つの講座があるのは、各認定団体によって、教育カリキュラムの内容が異なるからです。中級レベルでは、様々なカウンセリングや催眠誘導法、セラピー手法などを学ぶため、複数の催眠団体の認定講座を受講して、たくさんの実践的な手法を身に付けておくことが、プロとして活躍するためには、とても役に立ちます。

上級に進むためには、この中級の講座のうち、1つ以上を受講することが必要です。

しかし、4つの中級講座を全て受講しなければ、上級に進めないわけではありません。
開催スケジュールの関係で、上級を受講した後で、まだ受講していない中級の講座を受講するケースは、よくあります。

次に、各講座の特徴について、説明します。

国際催眠連盟(IHF)認定 ヒプノセラピー・マスター講座(ビデオ通信+2日間)【中級】

この講座は、国際催眠連盟(IHF)が定める認定カリキュラムのレベル2に相当するものです。日本では、ヒプノセラピー専門スクールであるインナーアクセスヒプノセラピースクールが初めて開催することとなりました。

この講座の大きな目的の1つは、多くのクライアントさんが陥りがちな「人生のわな」「中毒」「依存」「恐怖」「悲しみ」などについて、そのカウンセリング手法や克服のためのセラピー手法を理解し、習得することです。そして、実際のセッションで役立つ実践的な複数の催眠誘導法も学びます。

このため、上級レベルである当スクールのプロセラピスト専門講座 に進み、ヒプノセラピーをさらに深く幅広く学びたい方には、最適の講座内容となっています。もし、中級レベルの講座の中で、どれを最初に受講したらいいのか、迷っているのでしたら、この講座を最初に受講することをおすすめいたします。

今や、国際催眠連盟(IHF)に対する認知度や人気は、日本でも着実に高まっており、同連盟の認定講座を開催しているのは当スクールだけではありません。しかし、残念ながら、他では同連盟のレベル7まである認定カリキュラムの中で、最も基礎的なベーシック講座(レベル1)のみの開催にとどまっているのが現状です。本講座をはじめとするレベル2以上の講座の開催を手がけているのは、インナーアクセスヒプノセラピースクールだけです(2014年1月末現在)。

あなたは、国際催眠連盟(IHF)の会長であるシェリー・ストックウェル博士が、今、米国で教えているより高度で最新のヒプノセラピーの知識と技術を、当スクールで身に付けることができます!

より詳しくは、国際催眠連盟(IHF)認定 ヒプノセラピー・マスター講座(ビデオ通信+2日間)【中級】 をご覧下さい。

米国催眠療法協会(ABH)認定 現代催眠(エリクソン催眠)実践講座(3日間)【中級】

ヒプノセラピー(催眠療法)に興味を持ち、学び始めると、誰もが天才心理療法家ミルトン・エリクソンの名前を耳にすることでしょう。

ミルトン・エリクソンは現代催眠の創始者ともいわれています。その魔術師ともいわれる手法を駆使して、人は誰でも催眠に入ることを実証し、従来の催眠の概念を大きく変えました。

現代催眠は、今やヒプノセラピーの主流となりつつあります。しかし、天才ミルトン・エリクソンが用いたヒプノセラピー(催眠療法)の手法は、言葉で説明しようとすると難解となり、本を読んだだけでは、なかなかわかりにくいものです。この講座では、実習を通じて、エリクソニアン催眠を体感することにより、その本質をよりわかりやすく学ぶことができます。

この現代催眠(エリクソン催眠)実践講座(3日間)【中級】では、米国催眠療法協会(ABH)の認定資格を取得できます。米国催眠療法協会(ABH)の認定資格が取得できるスクールは他にもありますが、その多くは、当スクールで言えば、ヒプノセラピー・ベーシック講座(ビデオ通信+1日)【初級】で学ぶヒプノセラピーの「基本型」を教えているのが現状です。

それに対し、当スクールの米国催眠療法協会(ABH)認定講座の特徴は、今や催眠の主流となりつつある現代催眠(エリクニアン催眠)を学べることです。

この現代催眠(エリクソン催眠)実践講座(3日間)【中級】は、米国催眠療法協会(ABH)のマスターコース(Mastering Hypnosis - A Certification Training)に相当し、ベーシックコースの次に学ぶ1ランク上の講座になります。

実際に、米国催眠療法協会(ABH)の会長であるタッド・ジェームズ博士が、認定インストラクターに教えているのも、ミルトン・エリクソンを中心とした現代催眠(エリクソニアン催眠)です。彼がベーシックコースについて教えたのは、ほんの短い時間でした。

あなたは、米国催眠療法協会(ABH)の会長であるタッド・ジェームズ博士が、今、米国で教えている最新の手法を、日本にいながらにして、当スクールで学ぶことができます。

より詳しくは、米国催眠療法協会(ABH)認定 現代催眠(エリクソン催眠)実践講座(3日間) をご覧下さい。

国際セラピートレーニング協会(ITTO)認定 ヒプノセラピー・アドバンス講座(2日間)【中級】

ヒプノセラピーとは、「ヒプノ」(催眠)と「セラピー」(癒し)という言葉の組み合わせです。これからもわかるように、ヒプノセラピーとは、催眠という状態を使って、クライアントさんが既にもっている能力を引き出し、心を癒すお手伝いをして差し上げる心理療法の1つです。

催眠は心を癒すための手段でしかありません。ヒプノセラピーの本来の目的は、クライアントさんの心を癒すことです。

実は、催眠にかけることは、2日間の講座で基礎を習得できるほど、簡単な技術です。しかし、ヒプノセラピーを学び始めた方が、みな一様に口にするのは、このセラピーをすることの難しさなのです。

プロのヒプノセラピストとして、効果的なセラピーを行うためには、催眠に導く前の段階である「臨床面談」と呼ばれる心理カウンセリングの技術をしっかりと学ぶ必要があります。

受講生の方にこの話をすると、また皆一様に「カウンセリングを上手くやるにはどうすればいいのか?」と言います。それは、初級レベルの講座では、まず催眠に導く方法を優先して学ぶため、この臨床面談のやり方を学ぶ時間があまりないからです。

催眠への導き方が何通りもあるように、この臨床面談(カウンセリング)のやり方も何通りもあります。例えば、初級~中級レベルのプロセラピスト実践講座(8日間)【初級~中級】では、そのうちの1つの手法を学びます。

プロのヒプノセラピストとしては、複数の臨床面談(カウンセリング)の手法を習得し、クライアントさんや状況に応じて、最も適切な手法を使い分ける必要があるでしょう。

このヒプノセラピー・アドバンス講座(2日間)【中級】では、NLP(神経言語プログラミング)と呼ばれる技法を用いて、セラピーの効果を格段に高めるための臨床面談(カウンセリング)の手法を学びます。

NLP(神経言語プログラミング)は、言わば、起きたままやる催眠の一種であるといえます。そのため、臨床面談(カウンセリング)の段階で、クライアントさんと話をしながら、クライアントさんも催眠にかかっているとは気付かないうちに、セラピーを行うことができるのです。

そもそも、ヒプノセラピーとNLP(神経言語プログラミング)とは、とても密接な関係があります。それは、NLP(神経言語プログラミング)の開発の過程で、現代催眠の創始者であるミルトン・エリクソンの天才的な心理療法手法をお手本の1つにしているからです。

また、米国催眠療法協会(ABH)の会長であるタッド・ジェームズ博士も、世界有数のNLPトレーナーです。

この講座で、あなたはNLP(神経言語プログラミング)の技法を、ヒプノセラピーの臨床面談(カウンセリング)に応用する手法を学ぶことにより、本来の目的であるセラピーの効果をより高めることができるでしょう。

より詳しくは、 国際セラピートレーニング協会(ITTO)認定 ヒプノセラピー・アドバンス講座(2日間)【中級】 をご覧下さい。

米国催眠士協会(NGH)認定 プロセラピスト実践講座(8日間)【初級~中級】

この講座は、初級から中級の内容を網羅しているため、ヒプノセラピー(催眠療法)を初めて学ぶ方でも受講できます。米国最大の催眠団体である米国催眠士協会(NGH)の認定講座です。アメリカのヒプノセラピストがプロになるために学ぶ暗示療法を中心とした実践的なカリキュラム構成になっています。

もし、あなたがすでにプロのヒプノセラピストになることを目指していて、短期間で集中的に効率よくヒプノセラピーを学びたいのあれば、このプロセラピスト実践講座(8日間)【初級~中級】を受けることをおすすめします。

初級のヒプノセラピー・ベーシック講座(ビデオ通信+1日)【初級】では、ヒプノセラピーの1つの代表的な「基本型」を学びます。この「基本型」は、催眠をかける手法として、とてもわかりやすく、しかも、たいへん役に立つものです。

しかし、残念ながら、この手法だけでは、クライアントさんや状況によって、催眠にかからない場合があります。プロとして、仕事でお金をいただく以上、複数の催眠の手法に習熟し、クライアントさんや状況に応じて、最適な催眠の手法を使い分ける必要があるのです。

そのため、例えば、このプロセラピスト実践講座(8日間)【初級~中級】では、少なくとも5種類以上の催眠に導く方法を学び、様々なケースに対応できるだけの実践力を養います。

イチローやタイガー・ウッズのような世界の超一流プレイヤーであっても、素振りの練習を欠かさないように、基礎を繰り返し、何度も練習することは、プロになるために、あるいは、プロになっても必要なことです。

実際、初級レベルのヒプノセラピー・ベーシック講座(ビデオ通信+1日)【初級】の受講生は、すでにヒプノセラピーの基礎を学んでいるために、初級~中級レベルのプロセラピスト実践講座(8日間)【初級~中級】を受講すると、1~2日目は復習になります。そのため、実技演習での上達スピードが、初めてヒプノセラピーを学ばれる方に比べて、格段に速いことは否めません。

そのため、じっくりと基礎からヒプノセラピーを学ぶためには、初級レベルのヒプノセラピー・ベーシック講座(ビデオ通信+1日)【初級】から学ぶことは、よい選択肢と言えます。

さらに、同じ中級レベルの講座である国際催眠連盟(IHF)認定 ヒプノセラピー・マスター講座(ビデオ通信+2日間)【中級】や、国際セラピートレーニング協会(ITTO)認定 ヒプノセラピー・アドバンス講座(2日間)【中級】の認定を受けるためには、ヒプノセラピー・ベーシック講座(ビデオ通信+1日)【初級】を受講し、各団体の認定を受ける必要があります。そのためもあって、初めてヒプノセラピーを学ぶなら、まず、ヒプノセラピー・ベーシック講座(ビデオ通信+1日)【初級】を受講するのがよいでしょう。

あとは、あなたのご予算やスケジュールなどを考えて、しっかりとご検討いただいてから、お申込みをお願いいたします。

最初に受講する講座について、何かわからない点やご質問などございましたら、どうぞ遠慮なく、こちらからお問い合わせください!

そして、当スクールの米国催眠士協会(NGH)の認定講座の特徴は、単に「わかる」だけではなく「できる」ようになることです。あなたにも、セミナーや講座に参加して、わかったつもりになっていても、実際にやってみると、できなかった経験がおありではないでしょうか? 「わかる」と「できる」の間には大きな差があります。それを埋めていくのは、練習しかありません。

そのため、この講座は実技演習を重視したプログラムとなっています。実技演習では、2人のNGH認定インストラクターの立会いのもと、特に重要なポイントは、何度も練習して、身に付けることができます。

そして、講座の最終日の修了実技演習では、8日間で身に付けたヒプノセラピーの技法を受講生にお1人ずつやっていただき、最終確認をします。

このため、ただ座って聞いているだけで、認定資格がとれるとお考えの方には不向きですので、参加はご遠慮いただいた方がよいかと思います。

しかし、プロのヒプノセラピストを目指して、本気で取り組む方、やる気のある方には、特におすすめの講座です!

当スクールは、米国催眠士協会(NGH)の認定インストラクターが、2名で教える日本唯一のヒプノセラピースクールです。この講座では、あなたがプロのヒプノセラピストになるために、必要不可欠なトレーニングを受けることができます!

より詳しくは、米国催眠士協会(NGH)認定 プロセラピスト実践講座(8日間)【初級~中級】 をご覧下さい。