達成感はこれまでの講座以上のものがありました

セラピストになる心構えもできていないのに、インストラクターとなるかどうか、なれるかどうか分からないまま申し込みました。不安ですし、緊張もしています。

ただ、ヒプノへの興味がどんどん大きくなっていて、いろんなチャンスをできるだけ全て利用して勉強していきたいと思っています。

1日目、自己紹介の時間が、ラポールを形成するために使われていたことを知りました。いつも自分が話す番では長すぎたり、たいくつだったりしたら悪いなと思っていたのですが、それも含めて"私"を紹介していたのだなと驚きました。

2日目、「分からない」と言い続け、苦手意識の強かったエリクソン催眠について、初めて、親しみ(?)を覚えることができました。

エリクソンは、やり方が、彼独特の"天才"と言われるやり方で、普通人の私に理解できなかっただけで、目指すゴールは一緒なのだと思いました。

最終的に大事なのはセラピストがどうするかではなく、クライアントさんが幸せになるかどうか。セラピストはNLPだから有効とか、エリクソンだから有効とかの技術にこだわるのではなく、クライアントの状態を良く見て、Bestなものをチョイスする。"天才"の技術といえども、それは技術、チョイスの一つであって、目的はクライアントの幸せなのだ、ということを思いました。

たくさんの実習で楽しかったです。

3日目、メタファーを使ったダブルインダクションは楽しかったです。即興でメタファーを作ること、そして、パートナーとリズムや呼吸を合わせて誘導することは難しかったけれど、とても勉強になりました。

講師としての話し方、セラピストとしての誘導のための声と、起こす声を指導していただいたことは、とてもうれしかったです。

4日目、緊張しまくりの1日でした。後悔する点やくやしい点だらけだったけれども、「やってよかった」と、実りもたくさんありました。

講師席では、全ての受講生の気持ち(やる気、あきた感じ、つかれなど)がとてもよく見えるのですね。その気持ちのゆれの一つ一つが、講師役では気になってしまい、その度にドキドキしたり焦ったりしました。本当に難しい!

5日目、講師役も2回目ですし、前回よりも準備をする時間があった分、緊張は少しだけ少なくて済みました。

しかし、やはり練習ではスムーズに話せていた部分ですら、本番では口が回らなくなり、ヒヤヒヤの連続でした。

また、受講生役の皆さんの表情にドキドキしっぱなしで、自分が今、何を話しているか分からなくなってしまうこともありました。講師席は怖いです。

高いレベルの方々と、高いレベルの講義を受けることができて、いろんなことを勉強することができました。

全体を通して、難しかった! ただ、とてもやりがいがあり、達成感は、これまでの講座以上のものがありました。

今度のレポートと、150時間のセラピーの実績をどうするか・・・課題が大きくてゴールはまだ見えていません(笑)

(千葉県 40代 女性)

米国催眠療法協会(ABH)認定 ヒプノセラピー・インストラクター養成講座(7日間) 参加者の体験談です。