事例を知っているのと知らないのでは、今後のセラピーが全然違う
ケーススタディという事で、自分にはまだ色んなケースを扱った事がないので、これにはこれ!というのはないかもしれないが、その症例を聞きたいので、受講しました。
1日目、今日は恐怖症を抱える女性についての症例・リレーカウンセリング、どんなセラピーを行うかを学びました。内容が内容だったという事もあり、どこまで踏み込んで聞いていいのか躊躇してしまったり、大事な事を聞き逃してしまったりしてしまった。
2日目、今日は配偶者との不仲に悩んでいる男性の症例・リレーカウンセリングセラピーを行うかを学びました。ひでおくんの中に入っている禁止令、それが一番強く入った出来事にたどり着くまでに、沢山の時間を費やしてしまった。
3日目、今日から3日間は、もし自分のような人がクライアントさんだったら、セラピストとしてはどんな見解セラピーを行うかという事でした。
ヒプノセラピーを学んでいたら、絶対にこういう相談が沢山来るような問題でしたが、自分と同じ様なトラウマだったり、周りで起こっていた事と近かったりして、とても息苦しくなったりもしましたが、また改めて親が子供に与える影響がどれだけ大きいのかも再認識しました。
4日目、昨日から引き続き、受講生は10人いて、当たり前の事ですが、皆さん、自分と重なっている所もありつつ、色んなテーマがありました。
そして、自分の中にある怒りの更に奥にある恐れ・不安・・・きっと・・・どうせ、選んでもらえない事への恐怖、誰も頼れない、頼ってゆだねてしまったら失う事が、あまりにも怖くて、自分からそうならない、守る為に勝手に悪い想像、そして破壊したくなるんだと思いました。
5日目、今日で全員の方の生の声が聞けるカウンセリング実習が終わりました。これは本当に貴重な体験で、本人に直接聞いて、セラピスト同士だからこそ、自己開示も沢山して下さり、10人分の色んな視点からの意見が聞けて沢山勉強にもなりました。
6日目、今日はまず国語力について学びました。カードを引いて、書いてあるワードについての説明をしたり、立場を賛成や反対に変えての説得ですが、カードを引き、お題を見た後は、頭が真っ白になってしまって、何を話しているのか訳も分からず、まとめる事も出来なかった。
実際のカウンセリングでも、どんな物がくるか分からず、その場のそのクライアントさんに合わせた話が出来るのか通じるものがあり、難しさを改めて感じました。
セラピーの1つをやりましたが、自分にかぶせて考えてしまったり、思い込みで考えがち。今までの体験の中でも、泣きわめくなどのクライアントさんをどう落ち着かせたらよいか、見た時、パニックになってしまいました。
7日目、今日も引き続き国語力の学びから。やっぱり自分は説得できるような言葉を出す事も出来ないし、とても苦手で知識も少ない事を痛感。
セラピーについても、2つの事例が出たが、かりたてる強いドライバーがある人を、どうやって解除するのか方法も引き出せなかった。
2つ目の事例にしても、今までのにしても、両親の背景を聞くのを忘れてしまう。もっとカウンセリング時に引き出せればよかった・・・。
赤ちゃんの所に行った時に時間を進める事も、頭の中では考えていたが、ここの部分も大切なのではないかと思い、そのまま進めてしまった。
8日目、今日も国語力の勉強から始まりました。2つのひいたカードをくっつけて、人を引き込むような話をする。私はやっぱり苦手で、あいまいで、きちんと伝える事ができない。ここを気をつけてみたいと思います。
午後は2つのセラピー実習をやりました。1つ目のケースは、相手のペースにのみ込まれて完敗でした。2つ目のケースは、初めて皆で無難なセラピーでありながらまとめる事ができたが、自分にもかぶる所があるせいか、もっともっとやってあげたいと思いました。
自分はまだ外でセラピーをやっていないので、色んな事例を聞きたいので、受講してとてもよかった。
講師の分かりやすい説明、ポイントや、聞き込まないとならない所のヒントをもらえたり助かりました。
セラピーについては、どれも間違いでも正解もないのかもしれないが、事例を知っているのと知らないのでは、今後のセラピーで全然違うと思う。この講座に参加して、たいへん役に立った。
セラピストを目指している方は受講すべき。
実際には、ケーススタディの事例(先生が用意して下さった物)のほんの一部しか知る事が出来なかった。沢山のケーススタディを知りたいので、文面で、出来なかった事例を教えて頂けたら嬉しいです。
(東京都 30代 女性)