プロセラピスト実践講座 体験談

米国催眠士協会(NGH)認定 プロセラピスト実践講座(8日間)【初級~中級】 の受講生からいただいたご感想・体験談をご紹介いたします。

心に刻み込まれ、忘れられないものになった

この講座を受講することにより、これまでの初級~中級を学び、さらには上級でも行っているカウンセリングや誘導法を、きちんと復習して整理したいと思います。

そして、より事前面談からカウンセリング、実際のセラピーへの流れをつかみ、クライアントさんを前にした実践にむけた力をつけたいと思います。特に、生活習慣の改善を、ストレスマネージメントへのヒプノセラピーの有効性に興味があります。

2日目、即効誘導のハンドフリップと、黒板誘導法をあらためてていねいに復習していただけて、とても良かったと思います。

ハンドフリップは、手順とポイントをしっかり頭に入れて、自分のものにしたうえでのアウトプットが重要だと、あらためて感じました。

黒板誘導法は、視覚イメージの苦手なクライアントには苦痛だろうな・・・と実感し、様々な誘導法を知ることは、クライアントの代表システムにあった誘導法の選択肢を広げるのに重要であることを学びました。

3日目、午前中のペンジュラムは久しぶりでしたが、興味深いものでした。午後の深化テストの実習は、何度もくりかえし行うことが出来て、自信をつけることが出来た気がします。催眠の不思議さ、おもしろさを再発見できました。

4日目、つめこみの感覚は全く無いにもかかわらず、今日一日で非常に多くのことを学び、実習しました。

行動アセスメントBASICは、臨床外来の場面でも頭に入れておくと有効であろうと感じました。又、禁煙プログラムは機会があればすぐにでもとり入れたいと思うくらい、整理されたプログラムだと感じた。思考停止法もぜひ実践したいと思います。

5日目、今日、午前・午後に学んだウエイト・マネージメントとストレス・マネージメントは、前日の禁煙とあわせて、すぐにでも臨床にとり入れたいプログラムです。

グループセッションも可能であれば、より多くの方への恩恵が期待できそうです。さらに自我強化のスクリプトはぜひとり入れたいと思います。系統的脱感作法は個人的に再挑戦して成功させたいです。

6日目、一日かけてGIFTを学び実践しました。GIFTは非常に興味深く、かつ有効と思われる手法なので、ぜひマスターしてとり入れたいと思います。

実習では、まだ手順が十分に頭に入っていなかったために、少しマゴマゴしました。クライアントの「理想の姿」をどれだけセラピストも思い描くことができるかによってこのセッションの成否が左右されると感じました。

7日目、午前中のテストは予想以上に記述が多くハードでした。それでも、テストがおわって少し気が楽になり、午後のGIFTの実習には非常に集中して、おちついた気持ちでとりくむことが出来ました。

2日つづけての実習だったので、身についてきた実感があります。実習のあとの日出美先生のカウンセリング特訓では、クライアント役をやらせていただきながら、非常に勉強になりました。良いあわびのとれる海女になりたいです。

8日目、年齢退行での感情のかけ橋について学びましたが、午後の実習を勉強して、実践する難しさを痛感しています。

セラピストとしてのマーケティングのお話は、現在ストレスケアのグループプログラムを企画しているところなので、非常に興味深かったです。

クライアント(商品を購入する側)の視点を大切にしたコマーシャルや、企画立案が必要だと感じました。最後の退行催眠の実習は、心に刻み込まれ、忘れられないものになりました。得難い体験でした。

実際の臨床にすぐに実践できるスキルがもりだくさんで、実習も多かったところが講座に参加してよかった。

講師はかみくだいて、ゆっくりとていねいに説明してくださるところがとてもよかった。講座の内容がとても実践向きでした。

この講座を初級の方が受講するのは、少し難しいかもしれないと感じました。

長時間のこの講座を終えて、大きな達成感があります。いくつかのスキルも手に出来て、自信も少しだけ増すことができました。

ありがとうございました。

(原 久美子 様)

プロセラピスト実践講座(8日間)【初級~中級】 受講生の体験談です。

様々な手法は実用性が高く、今後つかっていきたい

催眠誘導法や暗示についての深い知識を得たいと思い、受講しました。

1日目、催眠療法の流れを再確認できた。

2日目、あらゆる点で深い催眠に入りやすい人になってきました。

3日目、アーロン深度スケールでは、デモンストレーションも含め、何度も催眠に入ったため、簡単に深く催眠に入れるようになりました。手の甲をつねられても痛みが無く、とても不思議な感じでした。

4日目、BASICアセスメント、ゴール設定では、明確に各項目をみていくことにより、新たな気付きを発見でき、とてもつかえる表だと思いました。また、これを基に暗示文も作成しやすいと思いました。

5日目、恐怖症のワークで改めて思ったことは、相手のイメージと自分のイメージは違っているということです。そのミスマッチをさけるために、十分なカウンセリングをしなければならない。自分勝手にイメージして、言葉にしてはいけないということです。

6日目、ゴールイメージフォーカシングテクニックでは、自己実現の達成へ向けてのセラピーで、応用範囲の広いテクニックだと思いました。また、NLPのようにも思いました。相手のイメージに、どれだけ合わせれられるかが、重要だと思います。

7日目、GIFTカウンセリングを行いました。"ジョハリの窓の自分も相手も未知の窓"の質問をして、クライントの可能性を上げていきたい。

8日目、カウンセリング、セラピーでは質問内容とセラピーの進め方が、とても勉強になりました。NGHのフレーム化された様々な手法は実用性が高く、今後つかっていきたいと思います。

NGHの内容が深く身についたため、講座に参加して良かったです。

講師の説明はたいへん丁寧でした。豊富な例文や内容があるため、この講座は今後大いに役立つと思います。

(岐阜県 40代 男性)

プロセラピスト実践講座(8日間)【初級~中級】 受講生の体験談です。

催眠の素晴らしさを実感しているところです

今までの講座の内容をもう一度しっかりと、スキルUPとしても学習をしたい(得たいこととともに、組み立て方の基本の部分)。言葉としても(コミュニケーション能力と、セッションの流れ)得たいと思い、参加しました。

心理療法は使っていても、催眠療法も基本的にしっかりと、自分なりに実践できるように日頃からしたいと思い、ひとつひとつ学び続けたいと感じています。

1日目、学んだこと:組み立ての方法と、事前面談での信頼(ラポール)関係の大切さ、クライアントに対する状況と、今の(現在のスタートライン)をしっかりと知っておく。

気づいたこと:一つ一つトレーニングをしてゆくうえで、ペーシングをしながら、呼吸と一緒で、状況もその人その人によっても違うので、クライアントにとっても気づかせることも大切!!(セラピーの前にも~)なことだと感じました。

2日目、学んだこと:全体の方向性と流れを確実に分かって、着実にラポールを取っておく。そこには、事前面談の時に重要な(細かいクライアントの表現・表情)こともチェックしておくこと(見逃さないように)。

気づいたこと:状況判断をする際に、しっかりとそうなる前にも(色々な問題に気づくためにも)、事前に基本的なセラピーを見直して、必要に応じた対応をいつでも出来るようにしておくことが大切。

3日目、学んだ事:シェルブールの振り子(普段から実用して、方向性の確認)をしていたので、潜在意識からの気付きと、さらに顕在意識へと繋がった瞬間に行動していても、信念体系にも引っかかっていることもある!!と確認できたので、確信できる(確信体験)クライエントにも、大切な(理解をしてもらう)ことだと感じた。催眠へと誘導する前の段階で、日常生活の中でのリラクゼーションと共に実感する。

気づいたこと:催眠の深さ-にもレベルがあることにより必要以上に、普段から意識せずに覚醒していると、瞬間で記憶も飛んだり芸術(作品)に関する働きをしていたので、さらに変性意識から現実の世界との切り替えを意識している!! 催眠は素晴らしい!!

4日目、学んだこと:行動することへの変化により、目標とゴール設定を見直すこともでき、より明確にアセスメントをすることで、短期間にも充実した結果ができることで、充実した生活を過ごせるので感謝!!

気づいたこと:再確認でき、自分でも思考を一度ストップ!!することをしている行為が、呼吸法だったので、とても、人にも役立ってくれると嬉しく思う。

5日目、学んだこと:行動する以前の問題として(気づけるのか?)...ということもあり、今まで体験してきたことも、活かしてしっかりと学び直す(訓練)と思い、自分なりにも意識もしつつ、リラクゼーションも兼ねて、学ぶ機会に感謝!!(人にも役立てるように)

気づいたこと:まず、自分なりにも日々ストレスマネジメントして、復活力が早い方だと催眠を学べることで、ひとつひとつのセラピー(プログラム)を大事にしたい。

6日目、学んだこと:自分の理解してきたこと以外からの催眠下でのメッセージにも、とても今後に役に立つことで、気付きと、理解への架け橋にもより、繋がってゆくことで・・・終わりがなく~さらに深く学んでいる。

気づいたこと:本当に感情と勝手に処理されてきた感情にも気づけたことによってもう一度、向き合って、しっかりと解消してゆくことの大切さを実感しているところです!! 見直しすることでも、気づけることも多かったので、助かります。

7日目、学んだこと:本当に、色々な技法が沢山あり、その学んできたことを、生活にも少しずつ(落とし込みをしながら)楽しく、楽々と進めていけると、より充実すると感じました。基本の大切さを忘れずに・・・。

気づいたこと:その喜びにも、悲しみも、いかりも(その時に感じたことをそのまま受け入れてきたことが多く、再度体験できて統合しはじめた)人としての幅とやりがい!!

8日目、本当に興味深く~(奥行きの大切さがすごくありました)人としてのわかりあう、理解することも人と関わり方も、見直すことができるので、すごく全体を通じて感じています。また個人的にも傾聴、傾聴、傾聴をしっかりとすることによって、そのまま・・・オウム返しをすることの大切さも、カウンセリングの際にはとても大事なことでもあり、(セラピーに誘導する際に確実にラポールを取るためにも)とことんクライエントの話を聴くことから、生活のうえでも始めています。最後のセラピーでも、ためになったので、奥深く、充実できるようにしたいです。

講座に参加してみると、人との理解や協力の表現の違いが面白いな~!と感じた。視点を変えても、参加することによって意外なことでも気にしすぎる人は表現にも出ていた。

状況を見ながらその時の状態で教えてくれていることで、講師の説明はわかりやすかった。

アメリカ式のテキストで難しくもある部分と、文化的な習慣の違いの部分が・・・

催眠の深さが入ってゆくのに色々な方法と催眠下での自分ともしっかり向き合う機会になっていたので、今後この講座は役に立つ。

身近な人全員(感じている人にはすべて~)は講座を受けるべきである。

グループセッションの機会も多くなってきたので充実しています。もっとよくなる点では、見方がや受けとめ方を、もう少しセラピストの方々も感じたりすることで、学んだり、イメージするイメージトレーニングをしてもらいたい!!とも感じた。

本当に実践のやってきたこと~催眠の素晴らしさを実感しているところです。生活にも、人との関係にも豊かさを感じることにプラス、人に対しての奥行きの部分(目に見えないような部分の核となる部分)にも、より深く興味を持ち、湧くことで、自分とも自然に向き合うことができるようになっています。人に対しての傾聴も、話す前に~まずは、よく傾聴が今の課題です。

(東京都 山川昭子 様)

プロセラピスト実践講座(8日間)【初級~中級】 受講生の体験談です。

催眠に入る楽しさを味わえました

自分自身がこの講座を受けることで変わりたい、癒されたいと思って参加しました。このNGH講座は実践的なものが多いと聞いているので、毎日どんな学びがあるのかワクワクしています。

1日目、顕在意識と潜在意識について学びました。まだ催眠に入っている感覚がよく分からなくて、これでいいのか不安なのと、どんな事が学べるのか楽しみ

2日目は、1日目に比べ、実践的なのが増えた。ドクターフラワー、黒板誘導法・・・昨日よりもリラックスできて催眠に臨めた。

まだスクリプトをきちんと覚えていないので、間違わずに読むので必死でクライアント役の方の表情を見る余裕が無い。

3日目、今日は、即効誘導を何回か練習した。最初にかけられている人を見た時に、自分もあんなにうまく入れるか不安でしたが、けっこうおもしろかったし、一緒に組ませて頂いた方の声のトーンもとても心地良かった。

4日目、禁煙セラピーは不思議な感じだった。他の仲間みたいにけむたくなったりはしませんでしたが、とても気持ちの良い部屋では、草原、森林といったイメージが出てきた。次の恐怖性も楽しみ。

5日目、ウエイトコントロールとストレスマネージメントは少しずつやっていかないとダメだなと思いました。自分なりに目標設定をやってみましたが、けっこう難しかった。何度もやってみないと身につかないなと実感しました。

思考停止法はとっても強力な暗示で、とても効果的でした。

6日目、楽しみにしていた恐怖症の克服です。何段階かに分かれていて、時間の関係もあり、一番恐怖のところまでいけなかった。それでもいくらか自分の苦手な物に関して気にしないように出来る部分も出来ました。

そして"GIFT"、これはとても興味深かったです。ただ、イメージする事が苦手なので、もう少し催眠に入る練習をしてからもう一度試してみたいなと思いました。

セラピスト役の時に、クライアント役の方をうまく誘導できなかったような気がして、もっと勉強しなきゃ!!と感じました。

7日目、今日は前世療法をやりました。ちょうど1週間前の講座が前世I だったというのもあり、連続して出来たおかげで少し余裕がありながら誘導できたので、また1つ勉強になりました。

これからも実践を重ね、以前にデモセッションで見た様なポイントをしぼったセラピーをやってみたいなと感じました。

そして、今日は退行のデモセッションを見て、またもや泣いてしまいました。

8日目、今日はセラピスト役で前世、クライアント役でGIFTをやって頂きました。前週、昨日と、前世の誘導をしたので、一番最初の時よりも余裕が少し出来たのと、そのクライアントさんに寄り添う感覚、そして、クライアントさんの感情を引き出す大切さを、また改めて学びました。

この8日間は、とても中身が濃い学びだったと思います。そして忘れないうちに暗示や前世療法の練習をしたいと思います。

8日間、楽しい講座をありがとうございました。

沢山の暗示と、催眠に入る楽しさを味わえました。理解が遅い私でも、テキスト以外にいろいろと教えてくださり分かりやすかったです。色んな暗示法があるので、今後も使えると思う。

ヒプノセラピスト、カウンセラーを目指している方は、この講座を受けたほうが勉強になると思う。

(東京都 30代 女性)

プロセラピスト実践講座(8日間)【初級~中級】 受講生の体験談です。

現場の状況をまじえての講師の説明がとても解りやすい

この講座を受講して、基礎を再度学び、実施的な知識を身に付けたいと同時に、禁煙に興味を持っています。

まずは自分が禁煙出来るかどうかを試してみたいと思います。

1日目、団体によって考え方が違う事が解り、基礎として学んだベーシック講座の内容を反復できたのが、ありがたかったです。

2日目、セラピスト役で行う際に、多くの注意点が解ったことが、良かった。また、多くの催眠導入を経験できる等、クライアント側の気持ちも解り、勉強になりました。

3日目、ベーシックや初日、2日目で見ていた即効誘導。最初はやや半信半疑であったものの、回を重ねていく内にどんどん深い所まで入って行き、その効果の高さに驚きました。

4日目、いよいよ禁煙プログラムを勉強。なごりおしさが残るものの、ここで禁煙を目指して努力します。

5日目、思考停止法に強い興味を持ちました。友人等に試したいと思います。

6日目、系統的脱感作法での誘導によるイメージ作りや、GIFTでのイメージ誘導を学習。イメージを作る際の、クライアントとの共有すべき情報の量が多くなることを感じ、事前面談の大切さを学びました。

7日目、前世という物にやや抵抗があったものの、はっきりとしたイメージがもてた事が不思議に思えました。

8日目、GIFTの復習が出来て良かった。復習の時間が設けてあったおかげで、8日間通して行った事も、フィードバック出来た事が8日間の良かった点です。

禁煙が出来、パチンコを辞める事ができた、有意義な8日間でした。催眠の有効性を実感出来た事がこの講座から得た最大の宝物です。

この講座はヒプノセラピストを目指す上で必要な知識が多い。

現場の状況をまじえての講師の説明がとても解りやすい。

時間的に厳しいと思いますが、セラピスト役と、クライアント役+オブザーバの3人一組の実習が理想的ではないかと思います。

大変有意義、有意味な8日間でした。自分自身が効果を実感できた事もそうですが、多くの仲間と、深いつながりが出来た事が大変嬉しかったです。

先生、8日間ありがとうございました!!

(内藤 洋平 様)

プロセラピスト実践講座(8日間)【初級~中級】 受講生の体験談です。

概論と実習がほどよく構成され、特に実習はたくさんできた

前世IIやインナーチャイルドII、NLP等を受けた上でNGHを学ぶことは、基礎の部分で忘れていたことをあらためて思い出す、学ぶ機会をスキップしていた概論や手法等に新たに触れるといったことができるので、相変わらず緊張もしますが、楽しみでわくわくする感覚もあります。

1日目、受講者12名という大人数の中で、9名がベーシックや入門講座を経て受講する初対面の方達、私を含めた3名は以前から顔なじみの受講生でした。

自己紹介では皆さん、地に足のついた方達ばかりで驚きました。それぞれのバックグラウンド、そして将来の目標やビジョンもしっかりしていて、穏やかで和やかなまとまりを感じました。

被暗示性テストでは、セッションの前に行うことで、自分が催眠にかかり易いのかどうか、催眠に入れるのかどうか不安を感じているクライアントさんにとっても非常に有効ということをあらためて確認しました。ヒプノに興味のある人と、そうではない人での催眠や暗示に対する意識や認識が違う可能性はかなり高いからです。

また以前セッションをした際、初めて受けるクライアントさんに被暗示性テストを行って「被暗示性が高いですね」と言った時に、クライアントさんが安心した表情をしていたことを思いだしました。それはセラピストにとっても、相手に安心を与えられるラポールの1つとして重要だなと思いました。
 
2日目、ドクター・フラワーの誘導法、黒板誘導法、即効誘導法は、どれも効果的な誘導法です。中でも黒板誘導法はスクリプトが長く、まだ手順やイメージ等をわたし自身が憶えてきれていません。

それは、実際のセッションでも黒板誘導法を使った事がないからだと思います。黒板誘導法はなかなか催眠に入り難い人に有効とされていて、セッションを行うようになると必ず使う可能性のある誘導法なので、手順やイメージをしっかり把握できるようにしなくては、と思いました。

即効誘導を実習で使う時、声と動作のタイミングが合わなかったり、声を強く出せないこともあります。私も覚えたての頃はそんな反省の連続で、自分の誘導で本当に相手を深い催眠に入れることができているのか正直不安でした。

今回、私がクライアント役の時にはタイミングが合わなかったら、その都度声をかけてやり直してもらいました。以前なら遠慮していたところですが、講座はフィードバックをやりとりできるのが魅力だと思えるようになってから、遠慮は止めました。

また他の実習では、解催眠の際にもうすこし声をはっきりと大きく言って欲しいとフィードバックを頂いて、勉強になりました。やはり課題を見つけてもらえるのは講座ならではの魅力です。

誘導はクライアントを観察しながらペースに合わせていくことが重要ですが、これはセッション全体に言えることだとあらためて感じました。

3日目、ペンジュラムは、自分のことに関して、潜在意識レベルでの答えを知りたい時に有効なツールです。

ペンジュラムは被暗示性テストにも誘導にも使えるとのこと、特に子どもに誘導する際にはいいなと思いました。

実習では2人組になって、相手がペンジュラムで知りたいことに関して簡単に面談をします。面談をしていくと、止められない行動によって救われていることもあるという、その行動の肯定的な意図がわかりました。

以前なら表面的にしかできなかったところですが、もっともっと相手の話しを掘り下げて聴いてみたいという気持ちになっていました。ペンジュラムとは関係のない感想ですが、ちょっと自分の変化を感じた事前面談でした。
 
4日目は、休みました。

5日目、思考停止法は、ほんとはよくないと思っているのに止められない、抑えられない習慣や行動にストップをかけるセラピーです。

実習では面談し、今後止めたいと思う行動、習慣の場面を詳しく聴いていきます。ここでは、実際クライアントさんが描く場面をセラピストもイメージし共有することが大切です。また、実際にセラピストをやらせてもらった時は、「ストップ!」をかけるタイミングが意外と難しい事を実感しました。

フィードバックでは、もっと「ストップ!」が強くてもよかったとのこと。昨日の解催眠の声の調子と方向性はおそらく同じなので、これからも意識していきたいと思います。

系統的脱感作法は、極端な恐怖や怖さに慣らしていく方法です。準備として自分が怖いと思う場面や状況をランク付けし、快適な場面も同様にリストアップとランク付けをしました。

実習をやった時、クライアント役の方は毛虫をテーマに、いろいろな場面や環境をリストアップしていました。その後ワークをしたのですが、クライアント役の方が恐怖に感じる場面と快適な場面として挙げた環境(戸外や自然の中)が似かよっていたため、快適な場面に誘導しても落ち着かなかったことが、解催眠後にわかりました。

怖いと思う環境や状況と快適な場面は、できるだけ異空間や、違った環境が望ましいとわかり、とても良い経験でした。
  
6日目、GIFT(Goal Image Focusing Technique)では、始めにデモを見て、次に自分達で実習をしました。デモでクライアント役をやってくれた人は、とても上手にイメージしていました。

2人組でやった実習では、クライアントさんが描く建物のイメージが私にも見えたので、解催眠してからいくつか確認したところ、一致していました。イメージを共有し易くなっているのはとても嬉しいことです。

課題はもう少し具体的に描写し、よりリアルにイメージしてもらえるように誘導してあげられたらよかったかなと思います。

GIFTはまさに"贈り物"で、ワークを終えるとクライアント役の方が豊かな表情になります。自分で描いたゴールイメージを自分の目で見て、感じて、聴いて、触って、味わって、五感をフルに使えば使うほど、よりリアルになっていくような気がします。

私もクライアントになった時には、今本当に進みたい場面をイメージして、五感を使って味わうことができ、臨場感もありました。その場面でのわたしは、良い意味での緊張と自信がありました。その感覚を味わうことができてとても良い経験でした。

7日目、総まとめテストのあと、実習をしました。NGH講座で学んだ中で自分がやりたいもの、やって欲しいもののニーズがマッチする人との組合せで行いました(わたしはGIFTのクライアント&セラピストでお願いしました)。

今回セラピストでやらせてもらったクライアントさんも、とてもイメージ力が豊かで、鮮やかに描写してくれました。解催眠後、彼女が他にも気づきがあったことがわかり、それは私にとってもギフトでした。ワークの中で気づきがあったり、感謝を思いだせるのは素晴らしいことです。

次にクライアント役でお願いしました。テーマは昨日と同じです。同じ目標で、イメージをより強めてもらおうと思ってお願いしました。

ところが昨日の実習と今日の実習では、少し場面が違っていました。今日の仕事場面では、わたしは更に達成し安定し、次の場面では自分へのごほうびに伊東屋でペンケースを選んでいました。以前からペンケースが欲しいなあと思っていたことと、このごほうびが結び付いたことが、突飛なようで実は潜在意識ではそう考えていたのかも・・・と驚きでしたが、選んでいる時とても良い気分でした。

セラピストが違うと、同じ目標でもイメージする状況や場面が変わるので、感情や感覚に幅が出てきて、豊かな気持ちにも広がりが出てきます。

セラピストそれぞれの持ち味でそれぞれに豊かなセッションがあること、そしてそれぞれあっていいのだということを実感しました。

わたし自身は、どうしても人と自分を比べてしまいがちで自信を持ち難いのですが、今回の経験で、『自分らしいセッション』という課題に、すこし気付かせてもらったようです。

8日目、前世療法のグループセッションは、日出美先生の誘導によって行われました。

わたしはヨーロッパの国で、男性として生きていました。花を町に卸している家業を手伝っている青年でした。寡黙というのか言葉が少なく、毎日毎日単調な生活でした。

そしてその町で、決まった時間に通りかかる馬車に乗った女性に恋をするのです。しかし彼女には告白せず、最後は50代で亡くなりました。

そして中間世に昇るとその彼女は待っていてくれました。その女性も自分の存在を気付いていてくれていたことをそこで理解しました。この人生でどんなことを学んだのか、実はそこでの回答に記憶にはないのですが、感覚的には告白しなかったことへの後悔もなく、諦めに近い感情がいつも彼の中にあるような、そんな人生でした。

驚いたのは、かかりにくいと言っていた男性の受講生も含め全員が、それぞれ前世を知ることができたということでした!

午後は2人組になっての前世療法の実習でした。それまで一度も組んだことのない人との実習でしたが、1度も組んでいないのに、何だか前から知っているような存在だったので、なんの不安もなくセッションに臨むことができました。

彼女の話すペースはゆっくりですが、口が開くと細やかな描写で、とても上手に催眠に入っていました。解催眠後、今回の前世に触れて気付きがあったことを事後面談で話してくれました。とても激しく過酷だったけれど、意味の深い前世だったと思います。

私がクライアント役になっての前世、今度はアメリカに住む男性でした。彼は非常に頭がよく、どちらかというと良過ぎて人の心がよくわからない?種類の人間でした。

彼はごくごく普通の家庭に生まれ育っていて、興味や好奇心が強く見聞きしたもの全てを記憶しているような青年です。陽気なほうですが、特に人に対しての細やかな想いは持ち合せていないという感じ。その彼が、勉強に打ち込んでいるさなかに病気が見つかり若くして亡くなっていく、そんな前世でした。

とても興味深いのは、「悪くない」というのが彼の口癖で、質問されるとことあるごとに「悪くない」が出てくることです。

亡くなる時に、なぜか家族への悲しさは感じませんでした。恋人の女性に対しては少し泣いてました。でも一番彼が悲しかったのは、学問や研究等 自分の外の世界に挑戦して負けたのではなく、自分の中にある病気によって人生を終えなくてはいけないということでした。

今日みた2つの前世、1人は無学で無口な花を運ぶ青年、そしてもう1人の天才肌の青年は真逆にありそうで、でも共通しているところもあるような、そんな印象でした。

全体を通して、8日間を終えると、あっという間でした。今回はゴールデンウィーク時期で、受講をどうしようか正直迷いましたが、こういう連休があってもいいなと思いました。自分1人のために連休を使うことは何年ぶり??という感じです。

また基本的なことを振り返り、忘れていた課題を掘り起こす事もできたので、こういうタイミングでNGHを受講できたのはよかったと思います。

講座は概論と実習がほどよく構成されていて、特に実習は多くやらせて頂いた印象です。

先生方そして受講生の皆さん、ありがとうございました。

(東京都 40代 女性)

プロセラピスト実践講座(8日間)【初級~中級】 受講生の体験談です。

多くの気付きをいただき、すばらしいセミナーでした!

セラピーの1つのツールである催眠療法について、知識として学ぶだけではなく、中野先生の催眠にどっぷり入って、体感したいと思います。

実践を通して、学習していきたいです。技術・言葉・リズム(間の取り方)を練習することで、自信を持って臨めるようになりたいです。自分のこれからの方向性を見直したい、可能性を見つけたい。

初日、催眠は目的ではなく、クライアントにセラピーをするための手段であり変化をもたらす訳ではないことを学びました。

自分自身で想像力を働かせることで、自分で催眠に入りやすい。相手の想像力も膨らませる誘導。

クライアントとセラピストと両方の立場をとることで、何が効果的か学ぶことができた。実践を通して、修正してゆくこと。

2日目、クライアントをよく見て、催眠をかけていくことが大切。

間の取り方を意識することが大切。これもクライアントをよく見ることと同様。

先生のリードで、自分がどっぷり催眠に入ることで、良い間の心地よさを体感し、それをおぼろ気ながら意識して実践してみる。セラピスト役をした際に、クライアント役から具体的にフィードバックをもらい次回に生かすよう心がけて実践する。

声が下に向かっているか、クライアントに向かっているかで、催眠への誘導力が違う。やはりクライアントと寄り添うことが大切。

誘導は短い方が良い(即効誘導)。

3日目は、ペンジュラムを学んだ。

4日目は、セッションの組み立て、行動のアセスメント、思考停止法(止めたいと思っている行動を停止する)を学んだ。

催眠はかけられるものと思い、自分は被暗示性も被催眠性も低いと思い込んでいたが、「催眠は自分でかけるもの」ということを理解し、実際にデモでクライアントとして体験させていただき、実践したところ、今までとは違う体の感覚を味わうことができました。

5日目、思考停止法の練習。4日目の自分が取り組んだデモはあまり覚えていませんでした。カウンセリングの重要性を感じました。オグソンの物語から、洞察するものが多々ありました。

6日目、セッション中は患者さんと「ラポール」を築き、その時間が過ぎたら終了する。

人の人生を背負うことで、自分の存在意義を見出している。自分もクライアントも同じ人間。自分のことは自分で決めて行動するという信頼(患者に対し)を強化する。自我を強化する。自分自身を癒すことが最も大切。

GIFTは、取り組みながら自分のイメージができあがることを実感しました。セラピストとしてクラエアントのイメージをフォーカスしながらふくらませてあげるには、カウンセリングをしっかり行い、細部にわたって上手く誘導することは大切。体験し、自分も味わいクライアントに寄り添いたいと思いました。

7日目は、黒板誘導法、GIFT、思考停止法を再度実習。

テストは本当によく覚えてないことがわかりあらためて勉強しなおそうと思いました。スタートラインに立ったと思います。

8日目、自分と向き合い続けることがメンテナンスになる。8日間で、催眠療法の流れを一応学びましたが、奥の深さも知り・・・

高い山を目の前に、これから登るんだなぁと思っています。重たさも感じます。

自我を強化するだけではなく、クライエントに対しての信頼を強化することが自分の課題の1つだと直面しました。

多くの気付きをいただき、すばらしいセミナーでした。

一緒に取り組んだ仲間からも多くを学ばせていただきました。

(東京都 50代 女性)

プロセラピスト実践講座(8日間)【初級~中級】 受講生の体験談です。

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