この講座は、現在の自分の状況から考えて、とても重要な部分

何を得たいというより、この講座を率直に受け止めて自分ともう少し向き合いたいと思います。

1日目、インナーチャイルドの概論を学んだ。TAの部分も少し学んだ。

誰しもが、インナーチャイルドの傷を抱えている。その傷を理解することで「今」を変えられる要素が多いと感じた。

インナーチャイルドとは、傷付いた過去を変えるのではなく、「今」を変える為に過去に触れるものであるのだと思う。

2日目、デモンストレーションを見せてもらった。人格交代のタイミングと引き出し方がとても難しく理解出来なかったが、言葉についていってみるとメッセージが見えてきた。

ワークでは半年振りの催眠だったので、どのくらい入れるか心配だったが、カウンセリング段階から催眠状態にあるようだった。

セラピーが成功するかしないかは、カウンセリングで決まるといっても過言ではないと思う。

3日目、一番の学びはカウンセリング。リレーカウンセリングの難しさはもちろんだが、それぞれの方の視点から学ぶことも多かったが、クライアントの言語、非言語をリレーでやることで観察する時間が多く持てたことは貴重な経験だった。

自分の視野の狭さに反省させられた。やはり理論だけでも感覚だけでも不十分だということを実感した。

4日目、感情・感覚の架け橋は自分にとって大きな課題となった。感情にダイレクトに繋がるので有効的である一方、きちんと感情を表出させないとカウンセリングであてた焦点がぼやけてしまう。

クライアントに寄り添うということが、クライアントに任せて着いて行くと取り違えていて、セラピーがベースを握りストーリーを組み立てる事をすっかり忘れている。課題ばかり残した1日だった。

5日目、インナーチャイルドは他のセラピーと比べて、とても深いステージでクライアントと関わるので、セラピストとして確かな技術、自分自身の問題にきちんと解決してから向き合うべきということを実感した。

どんな状況にも慌てず、常にセラピストが指導権を握る重要性をしっかりと理解が出来た。受講生の色々な人生に触れさせていただき有り難かった。とても貴重な5日間だった。ありがとうございました。

自分自身の問題と一番強く関わるセミナーの為、学習以外に得られるものも大きく、講座に参加してとてもよかった。

デモンストレーションも含め、ワーク中の介入など実践的な教えが得られたため、講師の説明はとてもわかりやすかった。

セラピストになる為には、というのはもちろん、自らの人生において大きく影響する講座であると感じた。

自分と向き合う覚悟のある人は是非この講座を受けるべきだと思う。

もっとワークが出来れば良いのだろうが、とても繊細な部分があるため無闇やたらには出来ないと思う。セラピーをする側も、される側も、心の奥深くに何かを投げかけられるセミナーだと思う。

(張替 篤 様)

年齢退行・インナーチャイルド療法 専門講座 レベルI (5日間)【上級】 受講生の体験談です。