日出美先生の創造的で豊かなセラピーで心を開く姿に感動!
いよいよインナーチャイルドのレベルIIということで、クライアントの心の奥のより深い部分と向き合うにはどうカウンセリングをし、セラピーするのだろう、と考え続けながら学びたいと思っています。
インナーチャイルドとはどういうものなのか、インナーチャイルドが癒されると人の人生はどのように変化していくのだろう、ということを、より深く学びたいです。
皆さんの人生と向き合え、シェアして頂けることも楽しみです。
1日目、インナーチャイルドについて、様々な質問や、境界への侵入例について考え、自分の中の幼い子どもの状態が少しわかってきました。
やはり親からの影響は、繰り返される言葉や態度によって刷り込まれることで、そう簡単には払拭出来ないと感じました。まずは、知って自覚を深めることから始まり、それからどうしたいのか、という本人の選択があるのだということです。
また、子ども時代をおとぎ話にして、クライアントに話して頂く手法は、大変面白く、一人の人の考え方から人格、人生までが詰まっている物語は、クライアント自身も、自分についての理解を深める有効な方法と思いました。
2日目、ドライバーについて考えること、インナーチャイルドの心の傷がどのように人生に作用するかについて学びました。心理ゲームの個別例では、今回、自分自身が向き合うべきゲーム「苦労性」について考え抜くことが、出来たことが良かったです。
「苦労性」をテーマにしたセラピーを、時間をかけて受けさせて頂き、その根が幼い頃からの長女としての弟達への責任感からきていること、また、幼稚園がカトリック系でイエス様の自己犠牲的生き方に感動したことが原因と思い当たりました。
3日目、接触境界について「鵜呑み」「投影」「無境界」「反転」について学びました。2日目の続きで「感情の架け橋」からセラピーに入っていく手法でセラピスト役をやりました。
クライアントのインナーチャイルドが、他人との接触をさけ、自己開示をしない意思が強く、行き詰まりました。
日出美先生の介入と創造的で豊かなセラピーでインナーチャイルドが徐々に心を開いていく姿に感動しました。インナーチャイルドは大人になった本人にさえ、心を開かないことがあること、自己否定感が強い場合、セラピストがセッションの場面に入って行き、直接的に介入する必要があるケースについて学ぶことが出来、大変参考になりました。
4日目、外部からいらしたクライアントへのセラピーをしました。皆さんスーツ姿で引きしまった気分でのセッションの時間でした。二人で一人のクライアントさんへのセラピーをすることになり、カウンセリングでは、多くの情報を引き出すことができました。
ただ、セラピーにおいては、クライアントの希望「境界線」を引きたいということに対し、関係した家族を対面させるセラピーをしてしまい、クライアントの希望とズレてしまったと思います。
今の段階においては、どんなセラピーをし、ゴールを設定するべきかというセラピストとしての判断についてより深く考え、練習したいと思います。
5日目、今日は自分の問題について、自分自身でセラピーをしました。
(群馬県 40代 女性)