ヒプノセラピストをやめられない理由を一言で言えば、クライアントさんの人生が大きく変わる転機に関われる喜びがあるからです。
ヒプノセラピストは一人の人間が、まるでさなぎが蝶になるように成長し、変化していくのを目の当たりにすることができる仕事と言えるでしょう。
ある時のことです。若い女性が私の元を訪れました。
服装は今流行のファッション、顔は若い女性らしくナチュラルなメイクが施され、髪型はすっきりと清潔感のあるセミロングにカットしています。
私には、最初、この魅力的な若い女性が誰なのかわかりませんでした。
しかし、彼女と話をしているうちに、半年前、彼女と初めて会ったときのことを少しずつ思い出していったのです。
彼女は当時20代後半。高校を卒業して、事務職に就いたものの職場の人間関係になじめず、2年で退職。それ以降ずっと、実家で家事手伝いをしていたといいます。
自分の容姿にどうしても自信が持てず、ほとんど外出もせずに数年を過ごしていた様子でした。 彼女は一般的な平均体重を約30キロオーバーしていました。また、不摂生な生活からできた顔一面の吹き出物がさらに彼女を家の中に引きこもらせていたようです。
クライアントさんは何を求めてヒプノセラピー(催眠療法)を受けるのでしょうか?
クライアントさんがヒプノセラピー(催眠療法)を受けようとする動機はさまざまです。
などなど、本当に百人のクライアントさんがそれぞれ百通りの不安や苦悩を抱えてやっていらっしゃいます。
もちろん、ヒプノセラピー自体に興味があって一度体験してみたいという方もたくさんいらっしゃいます。
ヒプノセラピー(催眠療法)とは、クライアントの心の深層部にアクセスすることによって様々な心の問題や悩みの改善を図るものです。
また、人生の使命や意味を知ること、潜在能力の開発、自己探求にも有効とされている心理療法の一環です。
人間の心は10%の顕在意識(表面意識)と90%の潜在意識(無意識)で構成されていると言われています。
つまり、わたし達が意識して日常使っている心の部分は全体のわずか10分の1に過ぎないということです。
しかし、残りの90%を占めるパワーの方が圧倒的に強く、行動や選択に大きな影響を及ぼしているのです。
まだヒプノセラピーにあまり馴染みがない方にとっては、どんなセラピストが自分に向いているのかは、なかなかわかりにくいかもしれません。
そこで、多くのセラピストたちと関わってきた経験をもとに、ヒプノセラピストを選ぶ基準を「よいヒプノセラピストとダメなヒプノセラピスト」という形でまとめました。
欧米にくらべて、まだまだ認知度の低いヒプノセラピーではありますが、その有効性の高さは確実に多岐にわたって浸透しつつあります。それと比例してヒプノセラピストの数も増加しています。
しかし、百人の医者がそれぞれ力量や専門分野が違うように、ヒプノセラピストもそれぞれ力量や得意分野が違うものです。
クライアントさんには、セッションを受けた後、セラピーを受けた意義をしっかりと感じて、セッションルームを後にして欲しいものです。それにはまずどんなセラピストを選ぶかが大切です。
また、これからヒプノセラピストを目指す方には、こんなヒプノセラピストになってていただきたいという願いも込めました。あなたのご参考になれば幸いです。
ヒプノセラピーを学んで自己探求に役立てたい!
ヒプノセラピストとして働きたい!
・・・・・・・・・・そのために、どんなスクールを選んだらよいのでしょうか?
自分の学びたいことや学ぶべきことがしっかりとカリキュラムに組み込まれているかどうかを確認しましょう。
ヒプノセラピーを学ぶといっても、そのスクールや機関によって、その性質や理念はさまざまです。講師自身のオリジナルのメソッドも大切ですが、催眠療法の基礎から応用まで、体系的なプログラムを組んでいるかも確かめておきましょう。
自分の目的に即した、カリキュラムを掲げているスクールを選ぶことが大切です。