臨床催眠 専門講座 体験談

国際催眠連盟(IHF)認定 臨床催眠専門講座(8日間)【最上級】 の受講生からいただいたご感想・体験談をご紹介いたします。

セラピストとして最も大切な姿勢を学ぶことが出きました

クライアントがかかえている問題の解決方法を、ケーススタディを通じて、組み立てられるようになりたいので、受講しました。

1日目、クライアントの問題にたどりついてから、どのようにそれを解決の方法に誘導するかが、難しいと思いました。

セラピストの介入のしかた、また介入したほうがよい所と、そうでない所の見分けが重要だと思いました。また、その答えは必ずしも1つだけではないことを学びました。

2日目、自分の中で「恥ずかしい」という感情が、とても大きな力を持っていることに気づきました。そして、その感情が、自分自身のあらゆるネガティブな行動や、くせに強く結びついている可能性が高いと思いました。

4日目、演習で、クライアント役の人と上手にコミュニケーションがとれず、どうしてもセラピーの組み立てが、思いうかばなかったため、あきらめてしまいました。

まだまだだなと反省しました。自分の自我状態をコントロールすることが必要だ、ということを学びました。

5日目、実習を通して、クライアントさんが口に出す部分的な問題だけに対処するのではなく、よく傾聴し、非言語のメッセージや生育歴なども含め、総合的にそのクライアントさんの人生に介入することを学びました。このスクールでヒプノセラピーを学んで、本当に良かったと思います。

6日目、受講生がみんな、心を開示し、深いやりとりができたことが、とてもうれしかったです。すばらしい仲間達と一緒に受講でき、すばらしい経験をさせていただきました。

7日目、自分がクライアントになってみて、実際にクライアントさんが抱える問題は、カウンセリングで話している時間の比にならないほど大きな時間の出来事であり、本の行間を読み取るようにクライアントの言葉に耳を傾けようと思いました。

8日目:今まで受けた講座の中で一番良かったです。様々な事例に触れる機会が多かったことに加え、自分自身と向き会う機会を与えていただき、ありがとうございました。

セラピストとして最も大切な姿勢を学ぶことが出きました。この講座に参加して、とてもよかったです。

講師の説明は、とても深い内容でした。テキストは、重要な事がよくまとまっていると思います。

最上級の講座でありながら、すごく基本的で大切な内容が含まれていると思います。

特に国内でいいヒプノセラピストになりたい方は、是非受講すべきだと思います。

先生がテーマとしてあげていた「直面」は自分にとって(おそらく他の受講生にとっても)ぴったりのテーマだったと思います。ありがとうございました。

(茨城県 40代 男性)

臨床催眠専門講座(8日間)【最上級】 受講生の体験談です。

厳しい中にも優しさとユーモアがバランスよく、とても豊かな時間

この講座ではどんな実習を行うんだろうか? 自分の今のレベルでこの講座についていけるんだろうか? という不安と緊張が、講座開始前からあり、今まで以上に、気持ちや心が固くなっている自分を感じました。

この講座を通して、もっと向き合える自分の存在を確認すること、カウンセリングでの情報の取り方と、見立てやゴールの設定、そしてセラピーの選択を適切に行えることを得ていきたいと思いました。

1日目、久しぶりの顔が揃っていました。初対面の方はなく、1人ずつ近況をシェアすることから始まりました。受講への意気込みよりも緊張がより勝っている・・・わたしの内面はそんな心境です。

【リレーカウンセリング】クライアントは男性で、とても自信と余裕がある起業家。リレー形式はだいぶ他の講座でもやっているので慣れてきてはいるものの、質問をする意図をはっきり持っていないと時間をダラダラと使ってしまいがちになるので、そこは意識していきたいなと思いました。

【今までヒプノセラピーで得たクライアントとしての気づき】について用紙にまとめ、1人ずつ発表しました。

思春期の頃から始まった摂食障害のことや母親との関係、そして自己肯定感の低い事等、主観的でもあり客観的でもある気持ちで1枚にまとめ、それをシェアしました。

書きながら、もしかして以前と何にも変わっていないのではないかしら?と思う自分もいて、それがどこから来ている感情なのか、その時には根拠があるのかないのかもわからないぐらいのものでした。

【2チームに分かれてカウンセリング】2チームを編成し、日出美先生と瑛彦先生それぞれクライアント役になって頂いて2つのカウンセリングを行い、最後に見立てとゴールをチーム毎に発表。

とてもデリケートな問題を抱えているクライアントさんにどのように話しをしてもらうのか、そして見立てに必要な情報をどんな質問で引き出せるのか、とても勉強になるケースでした。

☆こちらのチームで引き出せなかった情報を別のチームでは引き出せていたとわかった時はくやしかったです。が、逆にどう質問すれば気づけたのか? 情報を拾えたのか? それを逆算して考えるのもよい勉強でした。

☆まだまだ思い込みで、表面だけをさらっている傾向があることや、性的な問題になると遠慮が出てしまうことにも気づきました。

☆もう1つのケースでは、過去に何か大きな出来事があるのでは?と思うのに、なかなか引き出せず、はがゆい時間がありました。質問の仕方に柔軟さ、機転、効率のよさを意識する必要があります。

☆それと今回の男性のクライアントさんの慣習に対して、やや見立てが甘かった。本人が依存していることに気づいていない典型的なケースだったのに、そこへのアプローチをゴール設定に盛り込んでいなかったのは、セラピストとしての大きな課題でした。

☆グループでの話し合いの際に、見立てやゴールに自信を持って意見を言えなかった自分がいることも非常に残念です。

2日目-5日目
【クライアントとしての自分】
受講生それぞれが客観的に、自分というクライアントにはどのような問題があるのか、それに対して見立てとゴール設定、使いたい手法(セラピー)をまとめて発表し、それについて他の受講生から質疑応答をした上で、発表内容を再確認するという形式で行いました。

自分のまとめを発表、リスナーからの質疑応答、その後リスナーの受講生と日出美先生とのやりとりであらためてゴールの設定やセラピーの選定を検討し、その結果や内容について再び発表者の気づきや意見を確認するという流れで、とてもぜいたくに時間をかけて行われました。結果4日間という日数をかけての講義でしたが、とても深くて大きな意味のある内容だったと思います。

わたしは、お金に関する不安について課題に挙げました。お金とか収入の不安を考えると無気力になってしまうというか、乖離状態になる自分がいることには気づいていたのですが、最近特にその感覚を持つ頻度が多くなっているからです。その理由を探りたいなと、ふと思ったのでそれをお題にと、考えました。

いろいろ質問を受けたり、日出美先生とやりとりするうちに、わたしが発表していることとは別の面で、深く悲しんでいる自分がいることに気づきました・・・正確には気づいてもらい、引っ張り出してもらったというのが正しいかもしれません。

もう解決したことで自分の中では納得したことと思うようにしてフタしていた引出し、その引出しを開けると、悲しみや諦めや自己肯定感の低い自分やみじめな自分がいました。でも今わたしが受けている辛さこそが、わたしが過去に他の人にやってきたことなんだろうとも感じました。

他の受講生のテーマや課題についても皆と一緒に向き合いました。
途中しんどいと思うこともあったけれど、どのケースも皆で受け止め合っていきました。

ただ自分のセラピストとしての課題、見立てとゴールの設定やセラピーの選定までしっかり落せていないジレンマもあって、そこと向き合うのが辛いと感じることもありました。

どうしたら見えてくるだろうか? それを考えると、水面と水中の際でバタバタもがいていて、あともうちょっと首が出てくれば水面から顔を出せるのに出せない状況をなぜかイメージしてしまいます。

6日目-8日目 
【国語力】
国語力を豊かにするためのワーク。
・用語の説明
・2枚のカードを使ってお話をつくる/説明
・ある用語に肯定的な立場と否定的な立場それぞれで意見発表 等

☆講座の中で、あるいは日常生活の中で見聞きしている言葉なのにろくに説明できない。あるいは認識違いをしていて説明がずれてしまう。

・ヒプノセラピーに関する用語については認識していることを言語化してわかり易く伝えることのむずかしさをあらためて感じました。

・2つの言葉を使って1つの話しをするのは、言葉が限定されてくるとおもしろいぐらい窮屈さを感じてしまうのですが、うまく発表できている人の話しを聴いていると、2つの言葉を使いながら上手にストーリーが膨らんでいく様子がわかりました。言葉に縛られ過ぎず、ほどほどにもう1つの言葉を意識しながらストーリーを導いていく。大変勉強になりました。

・ニュースでも世の中の流行や風潮でも、今後はただ見流すのではなく、もう少し敏感になって興味を持つ習慣、そして1つの状況を堀下げて具体的に知ること、そしていろんな立場を想定して意見を語れるようになる必要があるなとつくづく感じました。

自分の中に「人それぞれの考えがあっていい」という考えがあり、人と真っ向から意見を対立させた経験がない。それが影響してか、肯定的/否定的な立場で語ろうとする時に、お題によっては、あいまいな立ち位置になる傾向があるなと思いました。

セラピストは中立の立場でいる必要がありますが、人としての自分の意見、価値観をきちんと持つことの大切さを感じました。

☆とにかく自分の国語力の乏しさに驚いています。国語力のワークは、一見ヒプノセラピーとは関係ないように思えますが、言語化する、伝える、立場を明らかにするためには何が必要なのかを考えさせてくれて、いい勉強になりました。

【皆でカウンセリング&セッション】
さまざまなケースをカウンセリングから見立て、ゴールの設定、セラピーの選定まで検討し、そして全員でセッションを行う実習。

後期の3日間でさまざまなケースについて行った。どのケースもクライアントさんの抱えている問題は深い。普段の実習では扱った経験がなく、中には難しいケースもありました。

どのケースにおいても、まだまだ課題をクリアできるまでにはほど遠く、自分としては苦しい苦しい実習でした。クライアントさんと向き合うよりも自分のジレンマと向き合いがちになり、満足のいくものではなかった。

達成感よりも、落しものばかりして、探し回っているうちに終わってしまった感じです。

全体を通して
☆とても長く、重量感のある講座だったと思います。先ず、普段なかなか扱うことのないケースをたくさん経験できました。

☆人の人生を丸ごと受け止める重みも感じました。実習とはいえ、このままクライアントさんを帰したらどうなってしまう?というようなセッションで終わってしまったケースもありました。

☆毎回、受講生の誰もが何かしらこうしてみてはどうか、どうしてあげたいかを考えながら必死でしたが、それでも十分に行きつくことができないセッションもありました。

何かが違うのがわかっていてもそれがなぜ、どう違っていて、どう修正していけばいいのかを明示できず歯がゆい自分もありました。敗北感というのか心残りというのか、終わってからの、たら、れば・・・は、ぽろぽろと出てきます。

☆それと自分のジレンマに意識が向いてしまい、クライアントさんと真正面に向き合えていない時もあったかもしれません。

☆【クライアントとしての自分】の実習で感じたのは、もし今回のわたしのように、口から出ることと潜在意識レベルでの課題が違う可能性もあるということ。その時に自分はセラピストとしてその課題を引っ張り出せるんだろうか??と考えてしまいます。

☆もっともっと学ぶべきことがたくさんあることも感じた講座ですが、厳しい中にも優しさとユーモアがバランスよくあって、とても豊かな時間でした。ありがとうございました。

(東京都 40代 女性)

臨床催眠専門講座(8日間)【最上級】 受講生の体験談です。

事例を知っているのと知らないのでは、今後のセラピーが全然違う

ケーススタディという事で、自分にはまだ色んなケースを扱った事がないので、これにはこれ!というのはないかもしれないが、その症例を聞きたいので、受講しました。

1日目、今日は恐怖症を抱える女性についての症例・リレーカウンセリング、どんなセラピーを行うかを学びました。内容が内容だったという事もあり、どこまで踏み込んで聞いていいのか躊躇してしまったり、大事な事を聞き逃してしまったりしてしまった。

2日目、今日は配偶者との不仲に悩んでいる男性の症例・リレーカウンセリングセラピーを行うかを学びました。ひでおくんの中に入っている禁止令、それが一番強く入った出来事にたどり着くまでに、沢山の時間を費やしてしまった。

3日目、今日から3日間は、もし自分のような人がクライアントさんだったら、セラピストとしてはどんな見解セラピーを行うかという事でした。

ヒプノセラピーを学んでいたら、絶対にこういう相談が沢山来るような問題でしたが、自分と同じ様なトラウマだったり、周りで起こっていた事と近かったりして、とても息苦しくなったりもしましたが、また改めて親が子供に与える影響がどれだけ大きいのかも再認識しました。

4日目、昨日から引き続き、受講生は10人いて、当たり前の事ですが、皆さん、自分と重なっている所もありつつ、色んなテーマがありました。

そして、自分の中にある怒りの更に奥にある恐れ・不安・・・きっと・・・どうせ、選んでもらえない事への恐怖、誰も頼れない、頼ってゆだねてしまったら失う事が、あまりにも怖くて、自分からそうならない、守る為に勝手に悪い想像、そして破壊したくなるんだと思いました。

5日目、今日で全員の方の生の声が聞けるカウンセリング実習が終わりました。これは本当に貴重な体験で、本人に直接聞いて、セラピスト同士だからこそ、自己開示も沢山して下さり、10人分の色んな視点からの意見が聞けて沢山勉強にもなりました。

6日目、今日はまず国語力について学びました。カードを引いて、書いてあるワードについての説明をしたり、立場を賛成や反対に変えての説得ですが、カードを引き、お題を見た後は、頭が真っ白になってしまって、何を話しているのか訳も分からず、まとめる事も出来なかった。

実際のカウンセリングでも、どんな物がくるか分からず、その場のそのクライアントさんに合わせた話が出来るのか通じるものがあり、難しさを改めて感じました。

セラピーの1つをやりましたが、自分にかぶせて考えてしまったり、思い込みで考えがち。今までの体験の中でも、泣きわめくなどのクライアントさんをどう落ち着かせたらよいか、見た時、パニックになってしまいました。

7日目、今日も引き続き国語力の学びから。やっぱり自分は説得できるような言葉を出す事も出来ないし、とても苦手で知識も少ない事を痛感。

セラピーについても、2つの事例が出たが、かりたてる強いドライバーがある人を、どうやって解除するのか方法も引き出せなかった。

2つ目の事例にしても、今までのにしても、両親の背景を聞くのを忘れてしまう。もっとカウンセリング時に引き出せればよかった・・・。

赤ちゃんの所に行った時に時間を進める事も、頭の中では考えていたが、ここの部分も大切なのではないかと思い、そのまま進めてしまった。

8日目、今日も国語力の勉強から始まりました。2つのひいたカードをくっつけて、人を引き込むような話をする。私はやっぱり苦手で、あいまいで、きちんと伝える事ができない。ここを気をつけてみたいと思います。

午後は2つのセラピー実習をやりました。1つ目のケースは、相手のペースにのみ込まれて完敗でした。2つ目のケースは、初めて皆で無難なセラピーでありながらまとめる事ができたが、自分にもかぶる所があるせいか、もっともっとやってあげたいと思いました。

自分はまだ外でセラピーをやっていないので、色んな事例を聞きたいので、受講してとてもよかった。

講師の分かりやすい説明、ポイントや、聞き込まないとならない所のヒントをもらえたり助かりました。

セラピーについては、どれも間違いでも正解もないのかもしれないが、事例を知っているのと知らないのでは、今後のセラピーで全然違うと思う。この講座に参加して、たいへん役に立った。

セラピストを目指している方は受講すべき。

実際には、ケーススタディの事例(先生が用意して下さった物)のほんの一部しか知る事が出来なかった。沢山のケーススタディを知りたいので、文面で、出来なかった事例を教えて頂けたら嬉しいです。

(東京都 30代 女性)

臨床催眠専門講座(8日間)【最上級】 受講生の体験談です。

最上級の講座のとおり、深い学びを得られました

今まで学んだヒプノセラピー、NLP、カウンセリングが実際のセッションでどのように実践として使えるのか。パーツとしての学びは大分深まっているので、総合的にそれらを使えるようになりたいと思い、受講しました。

1日目、グループカウンセリングの実習をしました。リレーカウンセリングでは、自分では気づかないような視点で他の方が質問してくれる事もあるので、勉強になります。一方で、全体を把握しながらカウンセリングを進めていく事の難しさを実感しました。

2日目、グループカウンセリングを2チームに分かれてしました。クライアントに投げかける質問によって、カウンセリングで出てくる問題点が違うことに気づきました。いかにクライアントが発するメッセージを敏感に感じとり、質問していく事が大切なのかがわかりました。

3日目、自分自身をクライアントとして扱い、セラピストとして、クライアントとしての自分をセッションするというワークをしました。講座に参加されている人たちは、それぞれみんな長い時間をかけて自分を見つめてきたと思うが、他の方の視点からまた別の気付きを得られることができたすばらしいワークでした。

4日目、参加者全員の自分自身をクライアントとしてのワークをしました。どの方の問題にも自分と重なる部分があり、セラピストとして勉強にもなりながら、自分の大きな気付きへとつながっていきました。

5日目、今日は自分がクライアントとして、みんなの前でワークをしました。他の方の質問によって、いかに自分がたくさんの禁止令に気づかずに生きてきたのかがわかりました。自分の人生脚本をもっと分析したいと思いました。

6日目、言葉を使ったワークをしました。自分の中に言葉があっても使っていないと、生きた言葉として自分で使えない事に気づきました。

ケーススタディーでは、想定外のことにとまどい、セラピー中はコントロールを失い逆走してしまいました。難しいです・・・。

7日目、言葉のワークでは人に伝える力を発揮する練習をしました。説明にも自信がないとやはり伝わらない。それはセラピーにも通じるなと思いました。セラピストとしてもクライアントに通じる言葉で話すことが必要だと思いました。

8日目、最上級の講座のとおり、深い学びを得られました。ケーススタディーからも多くを学べましたが、自分自身をクライアントとして扱ったワークがとても印象的でした。

どの方の問題にも自分に重なるものがあり、生きたケースを受講生全員で共有できたことが貴重でした。月1回ぐらい開催してくれる事を希望します!

今まで学んだことを全て使って実習ができました。すばらしいメンバーと一緒に受講できてよかったです。

テキストには解説が付けばよりよかったと思います。

自分の経験以上のものがこの講座で学べるので、今後とても役に立つと思います。

ヒプノセラピーを学ぶ人全てにこの講座を受講してもらいたいです。

インナーチャイルドレベルIIのように、一度くらいクライアント役両方をお呼びして、先生の管理下のもとで実習をしてみたいと思いました。

月1回くらい継続して開催してほしいです。

(東京都 30代 女性)

臨床催眠専門講座(8日間)【最上級】 受講生の体験談です。

失敗を経験できたことが良い学びに

臨床応用、セラピーを柔軟に使えるようになりたいため、受講した。

1日目、グループカウンセリング。自己開示は、これまでのヒプノを学んだ経験のいいまとめとなった。個人面接では、催眠に入りにくい人に対して、当たり前に入れると思っていたことが、反省された。

2日目、自己開示。そして、昨日のケースの個人面接で、催眠に入りにくいケースを学ぶ。2チームに分かれて、2つのケースについて交替してからカウンセリング。1.配偶者の不仲に悩んでいるケース。2.セックス恐怖症のケース。そして、全体ミーティング。

3日目、「クライエントとしての自分」。参加者3名が、クライエントとしての自分の1.セラピー目的、2.セラピストとしての見たて、3.ゴール設定、4.療法・ツールをあげ、それを全体で検討する。カウンセリングとスーパービジョンの両方を備えたセッションであった。

4日目、昨日と同じテーマ。午前2人、午後2人。他の人(全て女性であるが)のカウンセリングする中で、共に人生を歩み、克服していく思いがあった。また、私自身、父として、息子として、様々な経験をすることができたと思う。

5日目、3日目と同じテーマ。午前1人、午後2人(私自身を含む)。実習中に出てきた「症状/状態」を同時に、私自身がカウンセリングを受けた。改めて、小6のときの「トラウマ」からまだ癒されてない、残遺していると分かって、大きな気付きだった。

6日目、"国語"に磨きをかける。カードを引いて、そこに書いてある言葉について説明する。3分で、説得力があるように。3分で、立場を明確にして、反対の立場で。

チームによるセラピー、クライアント「ゆう子」。"臨床"催眠らしくなった。どうして"臨床"催眠なのか分かってきた。この場で、起こりうる失敗が経験できたことによっていい学びになった。

7日目、午前中:立場を明らかに、説得力をもって。「死刑制度」について、賛否両論でディベート。午後:休む時間もなく働き続ける女子大生のケース。視線恐怖の女性のケース。セラピーが未熟。場面の誘導法、感情的脅迫のある介入、など失敗の連続!

8日目、脳トレ。マリンさんのケース。普段の臨床で進展しないことに対して、ヒントになることが多かった。

失敗がたくさんできた。この講座に参加して、とてもよかった。

(群馬県 50代 男性)

臨床催眠専門講座(8日間)【最上級】 受講生の体験談です。