壁にぶつかって、余計わかるようになりました

さまざまな人間の解決に、潜在意識から回答を患者自身が得られ、その意味を知り、よりよい人生を送れるようになるための一助となるようにと思い、受講した。

初日、自分の禁止令に気付いたのは数年前で「女であるな!」とか「金は重要ではない」などがあるとわかってきてはいたが、さらに多くの禁止令があり、多くの人はそれに気付かずに悩んでいる。

2日目、実際にセッションを受けたり、誘導したりしてみて、難しさがわかった。気がはやく広げすぎる私の傾向に、「成功すると妬まれる」という禁止令に絞った先生の誘導に納得する。

3日目、問題がうまくつかめず、アドバイスをいただきながら、どうにか到達する。課題の設定がよくつかめていなかった。

自分が受けて、中学生時代の男子生徒との関係が出てきたのにはびっくりする。波瀾の人生の底に、目だたないけれども、珠玉のような思い出がある。本当はそれがとても大事なことだったのかもしれない。

4日目、感情の架け橋で年齢退行。午前中の模擬セラピーで、はやり先を急ぎすぎ、広げすぎて、潜在意識からの大切なメッセージを逃がす傾向を学んで、じっくり的を絞っていくように心掛けた。

小じんまりとしてはいるけれど、でも、それぞれがその人にとって、大切なシーンなのだから、一つ一つ拾って、光を当て、浄化していくことに、大きな意味があると思えるようになった。

5日目、受胎1年前の青い海に浮いているような心地よい体験から始まり、姉との関係を姉の体で浄化し、11才の差別され差別していた体験から「しょうがない」と「うやむや」にしていた心の傾向にメスを入れて、新しい納得の仕方を学んだようだ。

インナーチャイルドの問題はあまりに大きすぎる、ということがわかったから、この講座に参加してとてもよかった。自分が壁にぶつかって、それで余計わかるようになりました。

(千葉県 60代 女性)

年齢退行・インナーチャイルド療法 専門講座 レベルI (5日間)【上級】 受講生の体験談です。