ヒプノセラピーへの質問

Q. 前世はハッキリと見えますか?

A. 前世療法での前世体験には、個人差があります。

一般的に、催眠に深く入ることが出来る人は、鮮明で詳細な前世を体験するようです。

また、人それぞれ、体験の仕方が異なるようです。

例えば、日常、私たちは情報を、視覚や聴覚、体感覚などを使って受け取ります。

その中でも、ある人は、視覚から情報を受け取るのが得意であったり、また、ある人は聴覚で情報を受け取るのが得意であったりと、個人によって、得意とする情報の受け取り方があります。

それと同じように、前世に入っても情報の受け取り方は違います。

まるで、映画を見ているように、鮮明な映像を見る人もいますし、写真や絵を見ているように動かない映像をスライドショーのように見る人もいます。

また、極端な例でいえば、まるで、映像は見えず、このような人がいる感じがする。こんな触覚がする。こんな匂いがするなど、体感覚だけを感じる人もいます。

ただ、たいていの方は、1度目よりも、2度目の方が、前世に入りやすく、詳細な体験を思い出すようです。

このように、ある程度、催眠というものに慣れることによって、さらに詳しく見たり、聞いたり、感じたり出来るようになるようです。


Q. 催眠は誰でも入れますか?

A. はい。入れます。催眠は誰でも入ることができます。

私たちは日常、1日に平均12~13回程度催眠に入っているといわれています。
例えば、電車の中でぼうっとしている状態や、車でいつも通る道順を運転している時などです。

電車の中でどこを見るともなく見つめながら、とめどもない考えをめぐらしたりした経験はありませんか?

また、運転しながら、いつのまにか赤信号や一時停止では止まり、狭い道では徐行して、はっと気づいたら我が家の駐車場だったなどというような経験が、どなたでもあると思います。

また、眠る直前に、うとうとしている状態などは、深い催眠に入っている状態に近いといわれています。

このように、私たちは、日常的に何度も催眠に入っているのです。

ただ、催眠の深さには、個人差があります。

また、その時の体調や、ヒプノセラピストとの信頼関係などの催眠に入るための環境によっても、催眠の深度は、変わってくるでしょう。

それから、もし、催眠に入ることを非常に拒んでいたり、まだ、潜在意識のレベルで催眠を受け容れる準備が出来ていない時は催眠には入りにくいでしょう。

すべての催眠は、自己催眠です。

催眠に入りたいと願っている人は誰でも、入ることができます。