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0031.愛する人たちとの再会



こんな恩恵を受けられることが前世療法ならではの醍醐味です。

超意識や他の存在、ハイヤーセルフからのギフトをもらうことが前世療法の大きな目的の1つと言えるでしょう。

ですから、前世療法を扱うヒプノセラピストのなかには、前世での細かい体験はさっと飛ばして、なるべく早く中間世へと誘導すべきだという考えの人もいるようです。

しかし、私はそうは思いません。

ひとつずつの人生をじっくりと思い出し、その当時に生きた自分自身の体験を振り返ることによって、さまざまな人たちとの関わり方や、自分の生き方の癖のようなものを知ることができます。

また、前世で勉強していたことや興味を持っていたことを思い出すことによって、今生で新たに才能を開花させたクライアントさんもたくさんいらっしゃいます。

それに、せっかく自分の前世を思い出せるチャンスなのですから、少しでも、細かい思い出を取り戻したいものです。

そこには、かつて、自分が愛した人や、自分を愛してくれた人がたくさんいるのです。

それは、両親であったり、恋人であったり、子供であったり、配偶者であったり、友人であったりと、本当にたくさんの愛する人たちともう一度再会できる貴重な時間です。

そして、かつて深い縁で結ばれていたそれらの人々は、今生でまた自分と深いつながりをもっている人である場合も大変多いものです。

それらの人々をソウルメイトと呼びます。



この続きは、『前世療法 137回の前世を持つ少女』 (中野日出美 著、総合法令出版)で、お楽しみください!




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