インナーアクセスヒプノセラピースクールの認定セラピストをご紹介いたします。
始まりは、本屋さんで 「前世療法 137回の前世を持つ少女」 を手に取ったことでした。
当時、仕事や健康にも恵まれて、犬たちとの生活も充実しているはずなのに、なぜか私は「生きにくさ」や「行き詰まり」を感じていました。
現世で問題がないなら前世のトラウマがこの生きづらさの原因なのか・・・と考えていたところだったので、ひきつけられるように中野日出美先生の御本を一気に一晩で読破し、気づいたときにはインナーアクセスにメールをしてセッションの予約をとっていました。
中野先生のセラピーやスクールの講座を受けるうちに、自分の問題点が少しずつあきらかとなり、薄皮をはがすように生きづらさが軽くなるのを感じました。気づいたら、生きていくことが楽になっていたのです。
私はアディクション(嗜癖、依存)専門の精神科医です。
酒、ドラッグから始まって、ギャンブル、買い物、摂食、セックスなど、人間の欲望の一つ一つが依存を生み出す可能性があるのですが、依存を生み出しやすい背景に注目しています。
その一つが、幼小児期に持続的なトラウマを受けている、固い言葉で言い換えると、複雑性PTSDあるいは発達トラウマを受けている場合が多いことです。
たとえば、子どもが親から虐待を受けている場合、子どもは自分が悪いところがあるから、そうされているんだ、と怒りや悲しさなど自分の感情を二の次にして、まず親の機嫌を伺う(同一化する)ようになる傾向があります。いのちをもらったことに対する忠誠心とも言えます。
この度、認定セラピストの資格をいただきまして、とても光栄に存じます。
セミナー受講当初は、六十代後半という年齢的なハンデもあり、記憶力や集中力の衰えは否めないものがあったので、セラピストの認定を果たして得られるのかどうか、皆目見当がつきませんでした。
丁度セミナー受講歴2年を経たところでしたので、訓練のつもりで、今回認定セラピストの試験を受けたところ、思いがけず高評価をいただき、合格することができました。
セミナー受講1年目は、圧倒的に多数を占める若くて優秀な女性の皆さんに混じっての受講でしたので、ついていくのが精一杯、セミナー参加者の中では、いつも最年長でした。
中野日出美先生のヒプノセラピーに出会えたのは、20年近くアロマセラピー、仁神術などのボディーワークセラピストを勉強して、セラピストとして活動している私に癒しの深みを理解するとともに、自分自身へ大きな変化を与えてくれました。
以前から、身体への働きかけだけでは、なかなか癒しきれないものがあることを、感じていました。
それは自分自身にも、言えたことでした。
中野先生の講座を取り始めた頃は、自分が催眠にかかるのか、前世など何か見ることができるのか、など心配していました。