前より自分が好きになりました - ｲﾝﾅｰｱｸｾｽﾋﾌﾟﾉｾﾗﾋﾟｰｽｸｰﾙ

私が退行催眠を受けようと思ったのは､自信のない自分が嫌で､自分を変えたいと思ったからでした｡

最初は催眠なんて怖くて､自分が自分でなくなってしまうのではないかとびくびくしていましたが､先生に会うとそんな恐怖も全くなくなりました｡

先生はとても優しく話を聞いてくださって､それだけでもだいぶ心が軽くなりました｡

過去世を見ている間も､自分が自分でなくなるということは全然なく､起きながら夢を見ているような感じでした｡

私の過去世は､ﾖｰﾛｯﾊﾟの中流階級の貴族でしたが､その時の私はなんでも親の言いなりになる女性でした｡

習い事も結婚も親が決めたとおりに従っていて､特に疑問も抱いていない様子でした｡

ところが､親が死んでしまうと､私は自分が全くわからなくなってしまいました｡

そのとき初めて気づいたのですが､当時の私は意見もなければ趣味もないような寂しい人間でした｡

しかし､どうしていいのかわからずに､結局ただ使用人たちに囲まれてなんとなく人生を終えました｡

その過去世が私に教えてくれたのは､｢自分の人生は自分で決められる｣ということでした｡

言葉ではわかっていましたが､そのとき私は実感を伴って､初めてこの言葉の意味を理解したのだと思います｡

自然と涙も出てきました｡

今まで色々な自己啓発本を読んできましたが､どれを読んでも結局自分を変えることはできず､そんな自分をさらに嫌いになるということの繰り返しでした｡

でも､今では前より自分を好きになれたように感じています｡

ﾀﾞﾒなところは直せばいいんだと思えるようになりました｡

自分なんだから自分で変えられるはずだと思っています｡

本当にありがとうございました｡

（千葉県　24歳　女性　会社員）