私は、この前世で本当に、様々なことに気づいたのです。
私が今生で、何かに駆り立てられるかのように、動物たちのために何かをしたい、動物たちを苦痛から救いたい、と感じたのは、この前世で、動物たちと深いつながりを持ったからでした。
ジャングルの中に捨てられた私を受け入れてくれた動物たち、そして、命がけで私を育ててくれた雌熊に、私はなんの恩返しも出来ていませんでした。
そして、そのジャングルの中では人間である私は、弱くはかない生き物でした。他の動物たちにとっては、足手まといのような存在だったのです。
しかし、次に生まれ変わったら、今度は人間という立場や能力を、最大限に活かして、動物たちの苦痛を少しでも緩和したり、守ったり、動物の尊厳を1人でも多くの人に知らせる。
そんな強い思いと使命を持って、この世に再び生まれてきたのだということを、この前世療法によって思い出したのです。
私たち人間は、今生での家族や恋人など、深いつながりがある人たちと、共に過ごした前世を、共有していることがあります。
今生での母親が、前世では娘であったり、今生での恋人が、前世では父親であったりと、立場や役割は変わりますが、近しい魂たちは、そのように何度も人生を共有していることが多いものです。
そして、そんな彼らのことを、ソウルメイトと呼びます。