そして、さらにジェイミーのその後の生活へと誘導しています。
「僕は今、10歳です。お母さんが死んでしまいました。僕は相変わらず悪いことばかりをしています。
盗みをはじめとして、町のチンピラのような人たちの手伝いのようなことまでしています・・・だんだんと悪くなっています」
さらに時を進めてジェイミーの人生での転換期となるような場面まで行ってみることにしました。
「・・・今15歳です。町の中のどこか階段に座って何か考えています・・・何を考えているのかな・・・毎日そんな風に過ごしています。
ある時、町の中で絵を描いている人を見ました。その人を見てなんだかとてもうらやましくなってしまいました。
そして自分は、このままでいいのか、今のままならば人生がどのように終わるのかがわかると思いました。
そしてすごく働きたい、まともな仕事をしたい、仕事が欲しいと思いました。そして一生懸命探しました。
そしてある時、町の近くの大きな屋敷で下働きとして雇ってもらえることになったのです」
「そうですか、それは良かったですね。それはあなたにとってやりたい仕事だったのですか?」
「どんな仕事でもやりたいと、心の底から願っています。今のままでは自分はダメになると思っています」