「今、聞いてみます・・・・。特に、私個人のための存在ではなく、私の魂のグループ全体の一部のようなものだと言っています。
そのグループ全体のなかで、特に、進化した部分のようです。私の魂がこれまで、何度も生まれ変わり、さまざまな経験をしてきたことを統括して、次の学びへと進むための役割を担っているようです」
彼女は、この時点でハイヤーセルフという言葉を知りません。
しかし、私は今までの経験から、彼女がコンタクトをとっているのは、ハイヤーセルフであると直感していました。
「その光の存在が言うには、私の数々の人生には、人を虐げたことも、逆に今回の人生のように虐げられたこともあるそうです。
今回は、理不尽に虐げられる立場である人生を学びました。12歳という短い人生でしたが、私の今回の人生は、あの最期のときを経験するためにあったのだということがわかりました」
「不思議と私は、先ほどの人生に対する恐怖や恨みを今は感じません。どちらかというと経験できてよかったと思っていることに自分でも驚いています。
私が、夜が怖かったり、1人でいるのが怖い原因のひとつとして、すべてではないですが、今回の人生が大きく関係しているようです」
まるで、大人の口調で彼女は話します。もともと大人っぽい子ではありますが、中間世での経験を語る彼女は何かを超越したかのような雰囲気です。