【初級】交流分析(TA)基礎講座(2日間) :TAB01
2012年10月13~14日 開催【終了しました】
優れたセラピストになるためには、その第一歩として、まず自分を知り、他人を知ることが不可欠です。そしてよりよい人間関係を築くために何をすればよいのか、あるいは何をしてはいけないのかを学び、実践していくことが大切です。
当スクールの講師陣は、このような目的のために、さらには、カウンセリングやセラピーを行う上での理論的な枠組みとして、交流分析(Transactional Analysis、略して、TA)を活用しています。
それは、交流分析(TA)が具体的で誰にでも理解しやすい理論であるだけでなく、クライアントが抱えている問題の原因究明やその解決方法を探るために、たいへん実践的で有効な枠組みを提供してくれる心理学であるからです。
この講座では、この交流分析(TA)研究の第一人者である稲垣行一郎先生から、交流分析(TA)について基礎からわかりやすく学びます。
2日間の講座を修了すると、ご希望の方は名古屋交流分析協会のベーシックコース認定を受けることができます。
ご参加いただきたい方
- 自分や他人の心の働きを知り、よりよい人間関係を築き、自分らしく充実した人生を送りたい方
- プロのセラピストを目指すため、人間の心理について基礎からわかりやすく学びたい方
- 交流分析(TA)に興味がある方
- 当スクールの上級レベルの講座で用いられる交流分析(TA)の諸概念について、基礎からしっかりと学びたい方
(精神科、心療内科などの治療を受けている方、完治されていない方のご受講はご遠慮ください。)
講座レベル
- 初級
講座の内容
交流分析とは、1957年にアメリカの精神科医エリック・バーンが創始した心理療法です。精神分析の口語版とも言われ、誰にでも理解しやすいという特徴があります。
この講座では、交流分析(TA)の基本となる考え方について、実習などを交えながら、わかりやすく学んでいきます。
この講座を通じて、自分の感情や行動パターンの特徴に気付いたり、よりよいコミュニケーションの手法や人間関係の築き方を学ぶことによって、自分自身が変わり、より充実して自分らしく生きるための手がかりを得ることができます。
これは、セラピストとしてクライアントを支援するためにも、貴重な礎となることでしょう。
予定カリキュラム
- 交流分析とは
- 自分を知り、人を知る手がかり(自我状態・構造分析)
- 生産的な人とのやりとり(交流分析)
- 人間関係をつくるもの、損なうもの(ストローク・ディスカウント)
- 問題のある対人行動(ゲーム分析・ラケット)
- より良い人間関係を築くために(人生態度)
- 自分の生き方を考える(人生脚本・時間の構造化)
講師
1959年、多摩美術大学美術学部デザイン学科卒業、サントリー宣伝部、多摩美術大学美術学部デザイン学科助教授、九州芸術工科大学(現九州大学)画像設計学科教授、宮城大学事業構想学部教授を経て、名城大学人間学部教授を歴任、広州美術大学客員教授。
「エゴグラムの妥当性と自己変容の研究」で、教育心理学博士の学位取得。
交流分析(Transaction Analysis・心理学の一分野)の研究の第一人者として、企業内教育でも数多くの実績を持つ。
・日本交流分析学会評議委員
・NPO法人日本交流分析協会顧問、教授
・NPO法人仙台交流分析協会理事長
・NPO法人名古屋交流分析協会理事長
開催日
2012年10月13日(土) 13:00~20:00
2012年10月14日(日) 10:00~17:00
開催場所
東京都千代田区永田町2-17-3
東京メトロ 有楽町線・半蔵門線・南北線 永田町駅6番出口より徒歩3分
東京メトロ 銀座線・丸ノ内線 赤坂見附駅11番出口より徒歩4分
→地図はこちら
電話:
定員
12名(最小開催人数:5名)
受講料
52,500円(税込)
名古屋交流分析協会ベーシックコース認定 認定料 25,000円(別途)
この講座は終了しました。