0330.『137回の前世を持つ少女』以外の前世体験
十数年前から始まった彼女とのセッションは今でも続いています。『137回の前世を持つ少女』では、彼女の前世療法の記録をご紹介しましたが、実際には彼女は前世療法だけでなく、他のたくさんのセラピーを体験しています。
それはインナーチャイルド療法であったり、副人格療法であったり、トラウマケアであったりとさまざまですが、中でも彼女との未来世療法は、まさに驚きに値するものです。
前世療法は、魂の存在を前提として、今の肉体に生まれ変わる前の人生にアクセスするものです。対して未来世療法とは、今回の人生の将来、つまり現在以降の時間にアクセスするものです。それは20年後であったり、3年後であったり、明日であったりとさまざまです。
また場合によっては、今回の人生ではなく、今回の人生を終えて次に生まれ変わる人生にアクセスする場合もあります。前世療法が過去につながるものであるのに対して、未来世療法は将来につながるものなのです。彼女との未来世療法は、彼女の今回の人生の未来にアクセスするというものでした。
前世やインナーチャイルドに比べて、まだ不確定である未来を催眠下で経験するというと、不思議に思われるかもしれません。確かに未来は刻一刻と変化し続けていると思います。
ただ今のこの時点での自分の潜在意識は、無意識レベルで未来の自分をイメージしています。そして私たちは気づかないうちにその無意識のシナリオどおりに行動し、無意識で書き込んだ未来の結末へと向かっているのです。
そしてその無意識のシナリオは催眠によって自分が望む結末へと意識的に書き換えることが可能です。そのような意味でも未来世療法は暗示療法としても大変有効なものと言えます。
ただ、それだけに誤った使い方をすれば、それだけリスクも高いのです。ですから催眠療法を受けるときには、しっかりとトレーニングを積んだセラピストを選ぶことが必要です。
特に、未来世療法やインナーチャイルド療法を受ける時には、セラピストとして高いレベルのトレーニングを受けており、十分な経験を積んでいるセラピストを探す必要があります。
しかし、残念ながら、今の日本では未来世療法やインナーチャイルド療法をしっかりとこなせるセラピストはあまりいないのが現状です。また深いレベルの催眠療法を受けるためには、ある程度クライアントも催眠に入る練習をしておく必要があります。
ところが、『137回の前世を持つ少女』の場合には、最初から催眠に入る練習は必要ありませんでした。これは大変まれなことです。彼女との前世療法は本やメルマガ、ブログなどでも再三、ご紹介しているとおりですが、実は彼女は未来世療法も何度もこれまでに経験しています。
そして、驚くべきことに催眠中に見た未来のビジョンがことごとく現実化しています。それもセラピストである私が驚くほど、細部にいたるまでびったりと現実化しています。
これは潜在意識の神秘性と共に、彼女が深い催眠下で見たイメージが、彼女の潜在意識に刻みつけられ、次々と無意識、意識の両方のレベルで現実化しているとも考えられます。いつか彼女との未来世療法の風景もお伝えしたいと考えています。
また彼女だけではなく、これまで他のクライアントさんや私が運営するスクールの受講生の方々の前世や未来世をたくさん共有させていただきました。
そこで、この辺で少しだけ、彼女の前世から少し離れて、私を含む他の方々の前世体験をお話させていただこうかと思います。
まずは、セラピストである私のちょっと変わった前世体験をご紹介しましょう。
→ 筆者 ソウルミッション・セラピスト 中野日出美の プロフィール
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