とてもとても楽しくて、この時間がもっと続けばいい

ヒプノセラピーをより深く学びたいと思い、受講を決めました。８日間の長い講座ですが、それだけに濃密な時間を過ごし、自分自身の催眠性を高められるのではないか？と期待しています。

初日は、ヒプノセラピーの成り立ちから、「催眠とは？」という基礎からの講義でした。私は初級講座を受講済みでしたが、とてもよい復習となりました。初級講座の時とは、違った視点で見ることができ、新たな発見もありました。

２日目、中級講座で一度体験していた「黒板誘導法」の実習を行いました。誘導法との相性は、個人差があると聞いていましたが、自分には合わない誘導法だと、今回気づきました。結果として、催眠には入りましたが、催眠に入る際の落ちてゆく感覚が感じにくいように思いました。

３日目、ペンジュラムを使って、潜在意識に問う手法を学びました。日常のちょっとした悩みにも使え、潜在意識という良い相談相手が、いつもいる事を知りました。

催眠深度のテストでは、第三段階までしか進まず、ペアとなった相手と影響しあっても、深度が変わると聴いて、潜在意識の奥深さに驚きました。

４日目、ものさし法を実習しました。私は催眠に入りながら、少しずつ催眠が深まっていくことが多かったですが、深化法を事前に行うと、早い段階で深い催眠に入れるのだと分かりました。セラピーの際には、積極的に使っていきたいです。

禁煙セラピーのデモンストレーションでは、禁煙を拒否していた受講生が、デモンストレーション後、「禁煙宣言」ができた事に驚きました。被暗示性が高いことが、セラピーにどれほど影響するかを実感できました。

５日目、思考停止法を実習しました。大きな声は苦手なので、セラピスト役の方に「ストップ！！！！」と言われた時は、本当に頭の中が真っ白になりました。心臓が一瞬止まるくらいの衝撃でしたが、お陰でお菓子の食べすぎが防げそうです。

６日目、GIFTを実習しました。前日と同様にダイエットをテーマにしました。減らしたい体重の重さが、顕在意識と潜在意識で違うことを考えていました。顕在意識で「痩せたら着るのだ！」と取っておいた洋服は、潜在意識下では、着ずに捨てていたので、驚きました。

７日目の実習で、前世療法のセラピスト役をしました。クライアント役の方は、初めて前世を見るため、少し緊張している様子でした。カウンセリングを終え、前世へ誘導しました。

幼少期の事は見えていましたが、大人になってからの場面が、見えない、何も感じないと言われて、どうすれば良いのか、全くわからなくなってしまいました。今までの実習では、催眠に入り慣れている方とする事が多かったので、できるつもりになっていましたが、初めての方とのセッションが難しいものであると、痛感しました。

集中講座の８日間は、長いようで短かったです。体力的には大変でしたが、連日、催眠に入るため、催眠性が高まったように感じています。

まるで合宿をしていたかの様な心地で、受講生全員が、何年も前からの知り合いだったのではないか？と思えてなりません。

とてもとても楽しくて「この時間がもっと続けばいいのに・・・」とさえ、考えてしまいました。

それぞれの受講生が、必要なタイミングで受講し、出会っているのだと、講座の度に思います。お互い良い影響を与え合えたことは、素晴らしい体験でした。

８日間、10:00～20:30での講座は、体力面で不安がありました。実際にしんどかったですが、それでも集中講座を受講して良かったと思える気づきと、出会いと奇跡がありました。

受講生の中には、日に日に別人になるような方もいて、驚きの毎日でした。その場に、一緒にいられたことが、この上なく幸せで、可能ならば、タイムマシンで過去に行き、もう一度体験したいくらいです。

本当にありがとうございました。

（東京都　30代　女性）