すばらしいセラピーを見させていただきました
年齢退行・インナーチャイルド療法をなくして、催眠は語れないほど、とても大切な療法をぜひ学びたいと思い、参加させていただきました。
一人の人間として、もうすぐ母親になるものとして、またセラピストとして自己の統合はかかせないので、欲張って療法も学び、統合までできたらと願っております。
インナーチャイルドを開示する勇気を持って挑みたいと思います。
1日目、交流分析を交えながら年齢退行・インナーチャイルド療法についての説明から、日出美先生の体験談まで聞かせていただきました。
後半はデモンストレーションのカウンセリングを見させていただき、とても深い聴きこみと、交流分析を交えたり空白づくりなど、とても勉強になりました。カウンセリング中でも催眠状態なのには驚きました。
2日目、前日のデモンストレーションのカウンセリングをさらに深め、すばらしいセラピーを見させていただきました。
顕在意識の状態で、特に問題が浮上してみえなかったにもかかわらず、自分が思い描いていた年齢退行とは違うケースのデモをみることができて、逆にとても勉強になりました。
セラピスト役をやらせていただきましたが、クライント役を年齢退行させることができず、深化法と誘導のレパートリーの少なさと、中断する際の対処法や対応の仕方も考えておかなければと実感しました。
3日目、クライアント役として自分の傷ついたインナーチャイルドに出会うことができました。
過去の傷ついた自分は、自分なりに自己消化され解釈し、納得されていると思い込んでいましたが、潜在意識の中ではその幼い年齢のままぽつんと取り残されていたことに気づかされました。
その他にもいくつかの取り残されているインナーチャイルドの存在も感じることができたので、一つずつ時間はかかっても癒し、仲良くなって自分を統合していけたらいいなと思いました。
4日目、ワークシートで「今の自分を知る」と「過去の自分を知る」の中で、当てはまる項目にチェックをし、過去現在の自分の状態をできるところまで認識した上で、感情の架け橋の実習を行いました。
とても感情豊かなクライアント役でしたので、感情の表出しがしやすいと思いきや、まったくといっていいほど感情がでてこなくて、ネガティブな感情とつなげることもできませんでした。
クライアント役では、自分のネガティブな感情がなんと胎児でいたときに起因していたのに驚かされました。
5日目、それぞれ幼少の頃より続いている禁止令に気づくことができました。午後は自分自身の人生を映画として観る方法の実習を行いました。
セラピスト役ではクライアント役の方に感覚を感じていくことはできたのですが、強いブロックが入っているのか深化できず、とても残念でした。
クライアント役では、小・中学校時のいじめられたシーンに戻ることができて、過去の自分をはげまし、癒すことができて、孤立状態ではなくなったので、少しずつ統合につながっていくと思います。
5年後の未来も観ることができて、5歳弱の自分の子供が元気に遊んでいるシーンでした。
(佐藤 あかね 様)