インナーチャイルドが1人ずつ癒されているのが体感できた

インナーチャイルド療法、年齢退行療法とは何かを知りたい。どんな問題を解決できるのか、この療法でクライアントに何が起こるのかを知りたいと思い、受講した。またレベルIIに向けて、基礎的な知識と技術を身につけたい。

1日目、交流分析(TA)の基礎として、自我状態について学んだが、エゴグラムで、人によって型が全然違うことに驚いた。

自分はACがものすごく高いN字型で、でもその結果には納得していたが、自分と全く違う型の人の方が多いことに衝撃を受けた。

デモセッションで日出美先生にカウンセリングをして頂いたときに、深い自己開示が楽しくできたことが良かったし、少し驚いた。今日話した内容を全て話した人は、今まで誰もいなかった。

恐らく先生とのラポールが深く取れていて、潜在意識的にも何も隠す必要がないと思ったからだと思う。これからもっとカウンセリングの方法も学んでいきたい。

2日目、デモンストレーションで日出美先生にセラピーをして頂いたことで、自分の思ってもみなかった傷ついたインナーチャイルドに気づくことができた。

この体験から、インナーチャイルドが自分の体に入ってくる感覚を味わうことができ、なぜインナーチャイルド療法と呼ばれているか理解できた。

セラピスト役としては、クライアントのインナーチャイルドにどう接して良いかわからず、先生の力を借りることになってしまった。今までの中級講座とは比較にならないくらい難しいと感じた。

4日目、クライアント役としては、今回は自分でもよく憶えている場面にあっさり飛んでしまったが、感情・感覚のルーツという意味では、これが正解なんだなと思った。

何度も催眠に入るにつれて、インステートがすごく上達してきたと実感できた。セラピスト役としても、自分一人でぎこちないながらも一通りこなすことができ、自信がついた。

5日目、自分のインナーチャイルドが1人ずつ癒されているのが体感できた。しかし、まだそれによって自分がどう変わっているのかが実感としては得られていない。

セラピストとしても、人のインナーチャイルドを癒してあげるのはとても難しく、今の自分からだと年単位で学ばないと身につかない感じがした。

自分を統合させるには、レベルIIへ進んで更に学び続けることが必要だと感じた。

自分自身、まだまだこれからだと思います。誰でも傷ついたインナーチャイルドを持っているため、この講座を受けるべきだと思います。

(東京都 30代 男性)

年齢退行・インナーチャイルド療法 専門講座 レベルI (5日間)【上級】 受講生の体験談です。