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前世療法の本



「前世療法 137回の前世を持つ少女」の著者であり、当スクール代表の中野日出美がおすすめする、日本発の独自手法の確立に役立った前世療法の本をご紹介します。

前世療法 137回の前世を持つ少女

中野日出美
前世療法 137回の前世を持つ少女
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あなたの大切な人はみんな前世ソウルメイト

キャロル・ボーマン著(徳間書店刊)

これは、以前ご紹介した『子どもはみな前世を語る』の著者であるキャロル・ボーマンの2冊目の本になります。

前回の著書では、キャロル自身の子どもたちの前世想起をきっかけに、たくさんの子どもたちが実は前世での記憶を持っているということを広く世間に公表しました。

そうして、その記憶を封じ込めずに親が受け止めてあげることによって子どもたちが抱えているさまざまな症状が改善されるとキャロルは述べています。


2冊目である『あなたの大切な人はみんな前世ソウルメイト』では、催眠を使わずに前世の記憶を語りだした子どもたちに焦点をあてています。

これは生まれ変わりの研究のパイオニアであるイアン・スティーブンソン博士が提示しているさまざまな事例と同じような位置づけと考えてよいでしょう。

実際にキャロルは、イアン・スティーブンソン博士の研究の功績に非常に影響を受けています。

彼女自身も精力的に子どもの前世記憶の研究を続けている人です。

そして、今回ご紹介する著書では、同じ家族内での生まれ変わりについての事例が挙げられています。

病気や事故で亡くなった子どもが、数年後また同じされています。家族の元に生まれ変わってくるというような事実がたくさん紹介されています。

この本に登場する子どもたちの多くは言葉を話せるようになってすぐに、前世での記憶を驚くほど詳細に話し出します。

しかもそれらの内容がすべて事実とぴたりと一致するのです。

また故人が死に際に負った傷と酷似した特徴的な母斑を持って生まれてきた子どもたちも多いのです。

前世療法では、直近の前世に戻ることもありますが、もっと昔の前世に戻ることの方がやはり確率的にも多いようです。

そういう意味では直近の前世の記憶を持つ子どもたちには個人的にも強い興味があります。

記憶が鮮明で強烈であるということもその理由のひとつですが、同じ家族内に生まれ変わってくるということが大きな意味を持っているような気がしてなりません。

やはり、私たちは生まれてくることを自分自身で決心し、生まれてくる場所を選んでいるのではないでしょうか。

愛する人にもう一度、出逢うために。

残してきた大切な人ともう一度過ごすために。

成し遂げられなかった関係の修復のために。

そんなふうに考えずにはおられません。

永遠のお別れはなく、また愛するものと再会できる日がくるのだと信じて毎日を過ごして、人生を全うしたいと思っています。

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子どもはみな前世を語る

キャロル ボーマン著(PHP研究所刊)

催眠によって5歳の息子が突然、前世での体験を語りだしたことから、著者であるキャロルの人生は大きく変わりました。

キャロルの息子の幼い息子のチェースは強烈な騒音恐怖症でした。

途方にくれたキャロルはある日、催眠療法士によって催眠をためしてみることにします。

チェースは兵士であった前世を思い出します。

それを境に恐怖症は解消されました。

それからキャロルは、精力的に子どもの前世体験の調査に踏み出します。

この本の第一の魅力はまず読みやすいということです。

1人の母親が自分の子どもとの前世体験をとおして発見したことや感じたことを私たち読者と同じ目線から語っています。

前世を覚えている人間の特徴として、その記憶を最初に語りだすのは平均して2歳くらいからであり、7歳くらいまでには記憶が薄れて、徐々に語らなくなるという報告があります。

言葉を話すのが早い子では1歳くらいから語りだすこともあります。

このように世界中で前世らしき思い出を語る子どもたちがいるのです。

現に私自身も自分の子どもたちが、

「わたしが大人だったときね・・・」

「ぼくがもっと大きかったときには・・・」

などと話し出したことを覚えています。

ただ残念なことに、その当時の私は子どもたちが子ども特有の空想の世界で遊びだしたか、または言葉の使い方を間違えたと思い込み、取り合いませんでした。

実際にこのような経験をした親は多いのではないでしょうか?

キャロルは子どもが前世を思い出すことの計り知れない恩恵を説明し、私たち親にその恩恵を見逃さないように警告をしてくれています。

もっと早くこの本が出版されていればと悔やまれます。

前世に興味をお持ちの方や現在、小さなお子さんをお持ちの方、または、これから子どもを持つ可能性のある方などに、ぜひ読んでみていただきたい1冊です。

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前世を覚えている子どもたち

トム・シュローダー著(ヴォイス刊)

著者であるトム・シュローダーはピューリッツァ賞の受賞歴をもつジャーナリストです。

前世の記憶生まれ変わりについて興味を持った彼は、肯定的な立場でもなく、否定的な立場からでもなく、生まれ変わりの真相を調査するために動き出します。

そして彼は生まれ変わりの研究の世界的権威であり、『前世を記憶するこどもたち』の著者でもあるイアン・スティーヴンソン博士前世を記憶する子供たちの追跡調査に同行することになります。

トム自身は「人が生まれ変わるなんてそんなばかな」という思いを抱きつつ、しかし、生まれ変わらないという証拠はないという絶対的な事実にも行き当たります。

そんな交錯する思いを抱えてイアン・スティーヴンソン博士と共に科学的実証を求めて追跡調査に乗り出します。

そこでトムが実際に見て、聞いた子供たちの記憶は非常にリアルなものでした。

また、イアン・スティーヴンソン博士を1人の人間として見つめ、博士の心の葛藤や生まれ変わりの研究に半生を費やすようになった経緯をジャーナリストとしてだけではなく個人的な視線から捉えています。

私個人としては、今まで生まれ変わりの研究の世界的第一人者であり、常に科学的で公平な立場からの実証結果を淡々と示し伝えていくイアン・スティーヴンソンの人間性を垣間見ることができるという点がこの本の一番の魅力ではないかと思っています。

現代において科学は実にさまざまな恩恵を私たちの生活にもたらしました。

しかし、同時にたくさんの可能性や真実を封じ込めてしまったのかもしれないという焦りが沸き起こってきました。

現在の科学では証明できない事象がたくさんあるのが事実です。

それらの事象をただ証明できないからという理由だけで否定するのはあまりにも乱暴ではないかと思います。

そういう意味でも、解明されていない事象を科学的な立場から検証していくという作業を続けてくれている彼らたちに、大きな期待を持っています。

私のように前世というものに関わる仕事をしている方たちにはもちろん、ただ生まれ変わりに好奇心をもっている方にとっても単純に面白い作品です。

ぜひ、一読してみてください!

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転生した子どもたち―ヴァージニア大学・40年の「前世」研究

ジム・B. タッカー著 (日本教文社刊)

著者であるジム・B・タッカー生まれ変わりの事例研究の第一人者であるヴァージニア大学人格研究室のイアン・スティーヴンソン教授のもとで研究を重ねた児童精神科医です。

そして、現在ではイアン・スティーヴンソン教授の後継者として、
アメリカの事例を中心に調査を行っています。

イアン・スティーヴンソン教授『前世を記憶する子どもたち』前世の記憶を持つ子どもたちの調査を専門家としての視点から客観的に検証したものです。

イアン・スティーヴンソン教授がとりあげたその2000を超す事例はすべて、前世の記憶を持つ子どもたちの証言をもとに検証をしたものです。

とりあげられた事例は子どもの証言の信憑性を一定のフィルターにかけ、厳選されたものばかりです。

例えば、教授がその前世の記憶をもつというこどもと面談する前に、前世の人格の家族とすでに再会していた場合などはすでに汚染された証言として、事例としては取り扱われてはいません。

そのような一定の厳しい規定のもとの研究をこの著者であるジムも引き継いでいます。

また、イアン・スティーヴンソンの著作が学術書であり、一般の読者には少々読みにくい内容であるのにたいして、この『転生した子どもたち』は一般読者の視線に立って、噛み砕いて説明してあるのが大きな特徴です。

さらにこれまであまり公開されてこなかったアメリカの子どもの事例をたくさん紹介している点や、前世で死亡してから次に生まれるまでの記憶についても取り上げられているので前世療法を手がけるヒプノセラピストとしても参考になる本といえます。

私としてもイアン・スティーヴンソンが長年、精魂を傾けて取り組んできた生まれ変わりの真理を引き継いでくれる学者がいるということはたいへん心強いことです。

オカルト的に扱われがちな生まれ変わりとか前世というテーマを科学的な立場と精神的な立場の両面から研究していくということは現代社会に生きる私たちにとっても、大きな意味を提示してくれる先鞭となるでしょう。

ヒプノセラピーに関係なく生まれ変わり前世に興味がある方にはぜひ、お読みいただきたい1冊です。

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前世を記憶する子どもたち
魂の伴侶―ソウルメイト 傷ついた人生をいやす生まれ変わりの旅 (PHP文庫)
前世療法―米国精神科医が挑んだ、時を越えたいやし〈2〉 (PHP文庫)
前世療法―米国精神科医が体験した輪廻転生の神秘 (PHP文庫)

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