0128.お腹が空いたなあ・・・

またしても彼女は侵略される側の前世に行き着きました。

キャベッツア、ファンジ、リッサ・・・これらの前世の他にも一方的に何の罪もない子供や弱者が侵略されたり、強者の犠牲にされる前世をたくさん彼女は経験しています。

彼女の心の原風景は・・・魂のルーツはとても哀しみに満ちています。

「今までも貧しかったけれど、それからもっと貧しくなったんだ。敵の部族は、市場もめちゃくちゃにして、町全体を破壊して行った。そうして食べ物を奪って行った。家も壊して・・・僕の家は盗られるものが何にもなかったけど」

私はあまりにも悲惨な状況に抵抗も出来ず、ただおびえながら運命を受け入れるしか術のない貧しい1人の少年の告白に胸がつまるような思いでした。

「かわいそうに・・・今、町の中はどうなっているの?」

「食べ物がないから、みんなうつろな目をしている。道路で座っている人たちは死ぬのを待っているだけ・・・」

「シャブビドゥ君はどう?」

「・・・お腹が空いたなあ・・・3日くらい食べていない・・・3日前くらいにボランティア団体の人の配給で食べたっきりだから・・・」



→ 筆者 ソウルミッション・セラピスト 中野日出美の プロフィール

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前世療法137回の前世を持つ少女が見た生と死の記録
   
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