自分の中の何かが動き出している気がします

私は、将来プロのセラピストになりたいと思っています。どのような形でできるかはわかりませんが、初めてヒプノセラピーを知ったときから、こんな風になっていきたい、こうしていきたいというイメージだけは、確かに自分の中にあります。

ただ、この講座を受講する今の一番の目的は、まず自分を癒すこと。自分を幸せにすることです。そこから、家族、その周り、その他のたくさんの人の笑顔をつくれるようになりたいです。

初日、とにかくワクワクしている自分がいます。今日は学んだというよりも、一つ一つ感覚的に受け入れていった感じでした。

ずっと未来の自分を創造しながら講座を受けていました。ある意味、すっと催眠状態でした。明日からの実習、講義もとても楽しみです。変われる気がします。

2日目、いくつかの誘導法を学んだけれども、頭で考えてパターンを覚えるのでせいいっぱい。。。

カラダが記憶して、自信を持ってできるようになりたい。そうなれば、自分もクライアントさんも、より気持ちよくセッションができるようと思います。

ゆりかごのように、催眠に誘導できるようになります!

あいにく3日目はお休みでした。マラソンだったので。実はマラソンで自己暗示をフル活用しました。

まず、走る前からとにかく気持ちよく走れると信じていたこと。走っている途中で足が疲れたり、「ダメだぁ」と思い始めたときには、その度に、目をつぶって意識を集中して、「走れる、足が前に出る、どんどん力がわいてくる」と自分に言い聞かせながら走りました。

そうすると、ほんとに力がみなぎってきて、とても元気良く、速く走ることができたんです!

4日目、催眠の深度に入るテストを実際に受けてみて、ますは自分がそこまで深く催眠に入れるんだってことが嬉しかったです。

催眠が深まれば深まるほど、体は重くなるのですが、でもリラックスしていて、とても安心できて、気持ちが素直になっていく感じがしました。

もっと上手に催眠に入れるようになって、色んな気づきを得たいです。楽しみです!

5日目、頭で考えて覚えようとするのではなくて、カラダ全体で、催眠というものを感じ取ることができている気がする。かけるほうも、かけられるほうも、とても気持ちよくでいた。

インナーアクセスにいると、とてもおだやかで安心できる。

6日目、物事を具体的に描写して伝えることができない。自分がいったいどうしたいのか、よくわからない。

私がクライアント役のときは、何だかいつもセラピスト役のみんなを困らせてしまう。私の場合は、何か一つの思考が問題ではなくて、もっと根深いところにあると思う。

思考停止法の「STOP」のタイミングが難しかったです。変なところで、STOPをかけてしまったら、クライアントさんの望まない部分で、その思考を殺してしまうことになると思うと、「STOP」と言うのが、ちょっと怖いです。

7日目、昨日の夜からおかしかったので、今日は朝からずっと考え事をしていて、何か気持ちがむずむずして不安でした。

GIFTの実習の時、GIFTのクライアントのはずなのに、私は退行してしまいました。GIFTをするつもりで催眠に入ったのに、入ったとたん泣けてきて、催眠の中の自分から、さらに催眠に入りました。

そして、10才の私と会いました。泣いて泣いて、少しすっきりしました。不思議な気持ちです。日を重ねるごとに、自分の中の何かが動き出している気がします。

8日目、今日は恐怖症の解消をやったのですが、これもまたクライアントさんの状況をつかむのが、とても難しかったです。

クライアントさんを、じーっと見ていないと、何かに反応しているのかが、あまりにも小さな動きや、つぶやきなので、わからないんです。でも、それをうまく感じとれるように、練習を重ねたいです。

退行のデモを受けさせていただいて、おじいちゃんに会いに行きました。最後に言えなかったことが言えて、ちょっとすっきりしています。

9日目、退行のはずなのに、何だかよくわからず、前世に行ってしまいました。とても不思議な体験で、でもたくさんの気づきがありました。

本当に前世があるのかどうかはわからないし、答えはないけれど、そんなことは考えないで、ただ感じることができて、そこから何か気付けることがあれば、それでいいかなと思います。

10日目、催眠に入ったものの、隣でやっている実習の声や様子が気になってしまい、その瞬間「いいなぁ、上手に前世が体験できて・・・」と考えてしまったから、催眠に上手く入れませんでした。自分でセーブをかけてしまったんだと思います。

迷っていたり、自分を信じられないとき、あきらめた気持ちの時は、うまく催眠に入れないことがわかりました。

(愛知県 20代 女性)

プロセラピスト実践講座(10日間)【初級~中級】 受講生の体験談です。