先生のデモにまた圧倒されました!

この後の人生をヒプノセラピストとしてやっていくことに決めたからには、必ず通らなければならない関門として、この講座を受講しました。

インナーチャイルド療法がターゲットとしているのは、本当にリアルな今世の人格、しかも幼児期のガラスの心を持ったはかない子供。

今の現実の環境に一番直結しているものだから、一番慎重に扱わなければいけないと思います。

でも、最も気づきの多い、直接的な癒しだとも思うので、しっかりと真剣に学んで身につけていきます!

初日、幼児期に親から受けた禁止令のお話があったのですが、私自身全く思い当たる節がなく・・・、そうなると、私は何がきっかけで悩んでいるのか、何もないのかと考え込んでしまいました。この5日間で何かに気づけるといいです。

先生のデモに、また圧倒されました。すごく繊細な部分に入っていって、触れて、癒していく。見ているとドキドキしましたが、だんだんエネルギーが変わっていくのも感じることができて、いいなぁと思いました。

2日目、自分で覚えていて、何となくわかっている体験や記憶も、催眠下で追体験すると、しっかり感情を味わうことができて、「あぁ、やっぱりそうだったのか」と気づきました。

オブザーバーとして見ているときは、「ポイントはここか!」とか、「今はこうしたほうがいいかもしれない」と、感じることがありました。

でも、私の思い込みだけかもしれないし、どこまで介入していいのか、迷ってしまい、手を出すことができませんでした。何だか、やりきれなかった感があります。

3日目、人生を映画で見るセラピーで、私の映画のタイトルは「花」でした。私は、生きるということ、生を、花に映していました。

「人は何でこんなにも花と比べると生きにくいんだろうか」と、私の中の中学生のインナーチャイルドは、真剣に考えていました。そして、生きることに疲れていました。絶望的でした。

けれど、セラピスト役の方と日出美先生が導いてくださったセラピーの中で、人も花も変わらないのかもしれないなと思うことができました。そう考えたら、少し気持ちが楽になりました。

4日目、セラピスト役として、セラピーをさせていただく中で、少しずつですが、私なりに「こうした方がいいかな」「ここかな」といったポイントに気づけることがあるようになりました。

今日、ひとつだけ試してみたことは、大人がインナーチャイルドを癒すのではなくて、逆にインナーチャイルドから大人に勇気をもらうといったことをしてみました。逆のパターンもありなんだなと思いました。

5日目、一通り講座が終了してしまったのですが、まだまだ全然だなといった感じです。技術面が、まだまだなのはもちろんのこと、人間的にも、もっと成長しなきゃなと、改めて実感しています。

私の中には、けっこうたくさんのインナーチャイルドがいると思います。その子たちは、どてもがんこそうです。

なかなか出てこないですが、また次の講座、レベル2をいつか受けて、もっと私自身をいやしたいと思います。

(愛知県 20代 女性)

年齢退行・インナーチャイルド療法 専門講座 レベルI (5日間)【上級】 受講生の体験談です。