母が歩んだ人生を認めてあげたいと思いました
よりクライアントさんのトラウマに迫っていけるよう学びたいと思い、受講しました。
1日目 セッションの度に人とはスピリチュアルな存在であると感じます。実習でお話を作る作業は顕在意識と潜在意識とを同時に働かせてするものです。
その方の特徴や今抱えている問題苦しみ強い感情がよく表現されていて、隠したくても隠せない何かが潜んでます。そこを理解して上手にアドバイスできると良いと思います。次のセッションに生かせそうです。
2日目 インナーチャイルドを学習する為しか考えずに行きました。自分にはもうそう大きな問題はないし、母との事は解決済みと思っていました。
なのにも関わらず、どれだけ母の存在が私を苦しめ、その反対に私を支える力であったりもします。私の人生にそんなにも大きく影響している母の存在、母=私と言ってもいいほどです。私とそっくりなんて認めたくない気持ちもあります。
しかし、母の働き者気質も受け継いでいるならば最強! 気がついても良さそうなのに全く気がついていなかった自分。母や父から受けた暴力・暴言は、苦しいつらい思いはあるのに思考停止になり、言葉など出ない。体は硬直する。
そう言えば、私は仕事でおこられるように注意されたりすると、「すいません」と返事はするもののスルー、聞き流ししてました。多分ダメージを受けないようにしていたと思います。
そして、それは無関心やあきらめとなっていた気がします。一生懸命向かいたい純粋な心をあきらめへと変えて行く。
母もまた全く同じ人生脚本を演じていたのです。
3日目 全くどこもひっかからず、もったいない1日。学習していない結果でした。
4日目 心が落ち着いてはいたものの、基礎が全く生かせませんでした。相変わらず、メモのとりすぎ。自分以外の他人の気持ちやポイントを分かるところから地道にやりたいです。
回を重ねないとつらい。私は耳が聞こえにくく人の声が聞こえないです。これもちょっと問題。心に染み入る嫌でも忘れない一日となりました。
どこか人の話を拒絶している。そのくせ改善したいです。
5日目 ずっと前から感じていた違和感。何でだろうと考えてみたら、難聴だと人の話がつまらない。込み入った話が特に理解しずらい。面倒くさい。と気がついた。「何だろう?」この疑問にたどり着いた事が非常に良かった。
クライアント役の方のセッションはお母さんへの思いと言うよりはお子様やお父さん、ご主人に対して申し訳ない気持ちが強く、ご自分を責めていました。
私は母を恨み、怒りを持っており、褒めて欲しかったです。一見その方と私は、母親からの暴言暴力で同じ様でありますが、全く感じている事が違いました。大変良い組み合わせでした。
私の自信のなさ、自己肯定感のなさが難聴になっています。他にも自信を持って事に取り組めないということがあります。
5日目の自分の問題をセラピスト目線でセッションする臨床催眠の講座はおもしろかったです。喫茶店のBGMとお客様のざわめきは正に私の心そのものだったんですね。私の潜在意識が出してきた。理解したいはずの相手の声をかき消すのは私の心でした。
たかが「私、自分に自信が無いんですよ」などの一言の裏に有る出来事や体の不調、思い癖など。大きな物がありますね。自信の無さが行動を支配しています。
最初は母への恨みから出発したインナーチャイルドでした。
今回は母をより深く理解したい思いがありました。母が歩んだ人生を認めてあげたいと思いました。「人はみな違う」これをもっと知る為に道を歩き続けるしかない。ただ黙々と一歩一歩母の様に。
今年は大変お世話になりました。私の人生が大きく変化した年でした。ありがとうございました。とても素晴らしいクリスマスでした。
(岩手県 40代 女性)