大変緊張しながらも、他では得られない貴重な体験となりました
インナーチャイルド療法のカウンセリングにおける必要なTAの知識、セラピーにおける「統合」の意味と方法を、知りたいので受講します。インナーチャイルドを「癒す」とは?
1日目、交流分析の理論を詳しく学べてよかったと思います。セラピストとして、クライアントさんを相手にするためには、もっと自分の人生脚本に気付き分析し、解決すべきものは解決しておく必要を感じました。
前世LevelII につづき、インナーLevelII でも「直面・対決」がどこまでできるか楽しみでもあり、めざしたいものと思っています。
2日目、午前中はグループによるカウンセリング&セラピーで、そのクライアント役をさせて頂きました。
対決・直面の覚悟でのぞみましたが、きちんと向き合えたかどうか少し不安です。
午後は、セラピストのサブでカウンセリングとセラピーを行いました。まだ、ゴールの設定から、退行すべき場面設定が的を射ていない気がしました。
何より「セラピー」をどうすすめれば良いのか、イメージが全くわいてこないところが、問題だと感じています。
3日目、1日を通して「人生脚本」について深く考えることができた日でした。
自分自身の人生脚本を書き出し、言葉にする作業を通して、なぜ30代で「うつ」になったのか、回復後になぜ生きづらさを強く感じるようになったのか、人生を振り返ったときになぜ、自分の人生を生きている実感がなかったのか、が理解できました。
かりたてられるもの(ドライバー)や、手足をしばられた禁止令のために、自分の人生でありながら、自らコントロールしていなかったからだということに気付きました。
そして、これからは自分の人生に、自分の足で立って歩き、ドライバーに動かされず、自己コントロールする人生にしていきたい、と強く思っています。
4日目、今日は実際にクライアントさんにいらしていただいての実習で、大変緊張しながらも、他では得られない貴重な体験となりました。
2人ペアで、はじめからおわりまで自ら組み立てたセッションは、何とかゴールまでコントロールすることが出来たと考えております。中学生に退行したときに、父との人格交代をしなかったのが反省点です。
5日目、2つの未来世のワークでは、クライアント役としては、はっきりした未来のビジョンもみえず、メッセージも得られず、何も感じませんでした。
セラピスト役としては、インナーチャイルドをやらせて頂き、大きな勉強になりました。
5日間で、少しずつ、カウンセリングで、ドライバーや禁止令の存在に気付き、人生脚本を類推することができるようになってきたような気もします。
まだ、ゴール設定や、セラピーのデザイング、コントロールに難はあるものの、LevelI よりも、少しインナーチャイルド療法に近づけた気がします。きちんとした「基本」をおさえる必要性も再確認しました。
実習中心のところが、座学では決して得られないものを得ることができるため、この講座は今後大いに役に立つと思います。
ありがとうございました。臨床催眠もがんばります。
(原 久美子 様)