国際的な催眠療法団体の違いとは?

インナーアクセスヒプノセラピースクールでは、4つの国際的な催眠団体の認定資格を取得できます。

そこで、よく質問されるのが、

  • 「それぞれの催眠団体の違いは何か?」
  • 「どの催眠団体の認定資格を取得すればいいのか?」

ということです。この質問にお答えしましょう。

催眠団体によって異なる教育カリキュラムと会員向けサービス

世界中には、大きなものから、小さなものまで、様々な催眠団体があることは、ヒプノセラピー(催眠療法)の資格 の中でお話しました。

その中で、資格を認定している団体は、何ができる資格で、どのような知識や技能がある人が、その資格を取得できるのかを定め、その知識や技能を習得するための教育カリキュラムを提供しています。

そして、会費を払い、催眠団体の会員になると、会員向けのサービスが受けられます。例えば、ヒプノセラピーの最新情報が掲載された会報を受け取れるとか、その団体が主催するイベントに割引価格で参加できるなどの会員向けサービスなどがあります。

ヒプノセラピーを学ぶ人から見ると、それぞれの催眠団体の違いは、主に教育カリキュラムや、会員向けサービスの違いということになるでしょう。

ただ、海外の催眠団体の会員向けサービスを、日本から利用する際には、例えば、アメリカを拠点とする団体の場合、会報は英語ですし、イベントに参加するにも、アメリカまで行く必要があります。

英語でコミュニケーションができるのでしたら、そうした会員向けサービスの違いも検討材料にするとよいでしょう。

しかし、そうでない場合は、会員向けサービスを利用する機会は限られると思います。すると、各催眠団体の違いは、主に教育カリキュラムの違いとなります。

さて、国際的な催眠資格の意外な落とし穴 でお話したように、今、日本で取得できる海外の催眠資格の認定団体の多くは、アメリカを拠点としており、その認定資格は暗示療法を対象としたものです。

(ただし、当スクールでは、暗示療法の資格だけでなく、前世療法・未来世療法や退行療法・インナーチャイルド療法や、パーツセラピーについても、国際的な催眠団体の認定資格が取得できます)

暗示療法の中にも、様々な手法があります

ただ、暗示療法と一言でいっても、実践するヒプノセラピーの手法は、一通りに限られたものではなく、たくさんの手法が考案されています。

暗示療法の基礎は、どの催眠団体でも、教えている内容はだいたい同じです。

しかし、暗示療法のセッションを実際にどう進めるかの手法、応用・実践面については、それぞれの催眠団体のカリキュラムに違いがあります。そして、その違いが、特徴ともなっています。

各催眠団体の教育カリキュラムは、その考案者、たいていはその団体の会長やマスター・トレーナーが、自らセラピーの実践を重ねる中で、効果があったセラピーの手法やノウハウを、教えられるように体系化したものです。

つまり、それぞれの催眠団体のカリキュラム考案者が、実践を積み重ね、得意とする暗示療法の手法の違いが、教育カリキュラムに反映されている、と考えるとよいでしょう。

当スクールでは、暗示療法は、初級と中級で学びます。

初級では、暗示療法の基礎を学びます。どの催眠団体でも、基礎で学ぶことはあまり変わりません。そのため、ヒプノセラピー・ベーシック講座セット【初級】 を修了すると、3つの催眠団体(IHF、ABH、ITTO)の初級レベルの認定資格を取得できます。

中級では、暗示療法の応用・実践手法を学びます。

各催眠団体の教育カリキュラムの大きな違いは、この中級の暗示療法の応用・実践手法として、ハッキリとあらわれます。

次に、当スクールで認定資格を取得できる 4つの国際的な催眠団体のカリキュラムの違いとその特徴 について、もう少し具体的に、お話しましょう。