4つの国際的な催眠団体のカリキュラムの違いと特徴

インナーアクセスヒプノセラピースクールで認定資格を取得できる4つの国際的な催眠団体のカリキュラムの違い、その特徴について、もう少し具体的に、お話しします。

例えば、国際催眠連盟(IHF)の中級の認定講座 では、同連盟の会長のシェリー・ストックウェル博士が考案したストックウェル・システムというユニークな手法を学びます。

また、米国催眠療法協会(ABH)の中級の認定講座では、同協会のタッド・ジェームス博士が、トレーナーに教えている現代催眠の手法を学びます。

米国催眠士協会(NGH)は、他団体の認定講座との共同開催を認めておらず、暗示療法の基礎から実践までを一つの講座 で提供しています。実践面では、教育担当理事のリチャード・ハート博士が考案したイメージを使ったセラピーの手法などに、独自性が見られます。

国際セラピートレーニング協会(ITTO)の中級の認定講座では、同協会会長のリチャード・ニーヴス博士が得意とするヒプノセラピーとNLP(神経言語プログラミング)を組み合わせて使う方法を学びます。

当スクールが複数の国際的な催眠団体の認定講座を開催する理由

このように、当スクールでは、暗示療法の実践的な手法を学ぶ中級レベルでも、4つの講座を開催しています。それぞれの講座で、実績がある異なるセラピーの手法を学べます。

それでは、たくさんある暗示療法の実践的な手法の中で、どれを学べばよいのでしょうか?

いろいろな考え方があると思いますが、大きく分けると次の2つの考えに分かれると思います。

  • 1つ目は、どれか最も効果がありそうな手法を選び、それだけを学べば十分だ、という考え方です。
  • 2つ目は、いくつかの実績がある手法を学び、クライアントさんに合わせて使い分ける、という考え方です。

考え方の問題なので、どちらが正しくて、どちらが間違っているということではないでしょう。

そして、「どの催眠団体の認定資格を取得すればいいのか?」という質問への回答は、何のためにヒプノセラピーを学ぶのか、ヒプノセラピストを目指すのでしたら、どんなセラピストになりたいのか、ということと、深く関わっています。

当スクールでは、中級レベル、さらには、上級レベルでも、他では類をみないほどの充実した講座を開催し、様々なクライアントさんに対応できるように、数多くの実践的な手法を学べます。

それはなぜかというと、人の心に寄り添い、共感できるセラピストの育成 を、当スクールの理念として掲げ、目標としているからです。

クライアントさんが抱えていらっしゃる心の問題や悩みは、どれ一つとして同じものはありません。それぞれの方がユニークな存在として、それぞれの人生を歩んでいらっしゃいます。

そうしたクライアントさんの心に寄り添うために、お1人お1人、さらには、1回1回のセラピーごとに、最適なセラピーの手法を選んで使い分けができるセラピストになれるように、全体の教育カリキュラムを編成しています。

あなたは、どのようなヒプノセラピストになりたいですか?

もし、迷うようでしたら、クライアントさんの立場になって、自分がセラピーを受けるとしたら、次のうち、どちらのヒプノセラピストからセラピーを受けたいか、ちょっと考えてみてください。

  • 1つか2つの手法で、様々なクライアントさんのニーズに対応しようとするヒプノセラピスト
  • いくつかの手法の中から、クライアントさんに最も適した手法を選び、対応しようとするヒプノセラピスト

どちらのヒプノセラピストになりたいかは、人それぞれだと思います。

クライアントさんが様々であるように、セラピストも、クライアントさんにご満足いただけるように、様々な考え方があってよいでしょう。

次は、当スクールで取得できるヒプノセラピー資格を認定する国際的な催眠団体について、順番にご紹介していきましょう。

まず、国際催眠連盟(IHF)のご紹介です。