中間世のイメージと臨死体験(第10号)

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┏┏┏                     2009.06.09
┏┏                       第 10 号
┏   前世療法             
    137回の前世を持つ少女が見た生と死の記録
       
◇   心の窓を開く  それは新たな変化の始まり・・・  ◇
◇   インナーアクセス ヒプノセラピー スクール     ◇

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 読者数: 4,861人 ━

こんばんは!

インナーアクセス ヒプノセラピー スクール代表 
ソウルミッション・セラピストの中野日出美です。


今、この瞬間、あなたとつながっていることに、心から感謝いたします。


ひと時のお時間をご一緒させてください。


はっきりしない空模様が続きます。

もうそこまで梅雨がやってきているのですね。

そんな中ではありましたが、先週末は「前世療法1日体験セミナー」を開催しました。

今回も、感能力の高い素敵な皆さんとお会いできたことを嬉しく思います。

グループセッションなので、お1人、お1人の前世の人格とゆっくりお話しできなかったのが残念でしたが、それぞれが、意味深い前世だったのが印象的でした。


さて、今日も心が通い合い、温かい人間関係を築くための秘訣を1つお話ししますね。


人間関係で一番大切なのはまず会話です。

お互いに話していて、しっくりと感じると相手を好ましく感じますし、相手にも受け入れてもらえたと感じます。

ではそんなしっくり感じる会話に必要なものは何でしょうか?

私は「3K」が必要だと常日頃から感じています。

「3K」とは、何なのかをまた最後にお話しします!

必ずやあなたのお役に立てる「3K」です。


それでは、最後までごゆっくりお読みくださいね。


≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪ 目 次 ≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫

1.137回の前世を持つ少女

 ・女性不信を生み出したのは母親だった
 ・人生を終えて、肉体から抜け出る

2.ヒプノセラピーの現場から

 ・中間世のイメージと臨死体験

3.オススメの本

 ・『前世の記憶』高橋 克彦 著 (文春文庫)

4.編集後記
  
 ・会話の「3K」

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■ 1.137回の前世を持つ少女
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いままで、たくさんの前世療法のセッションを経験してきました。

その中で最も多くの前世療法を体験した1人の少女について、お話したいと思います。

彼女は、これまでに24回の前世療法を経験しています。

そして、彼女は前世療法の最中に「137回の前世がある」と告げられたそうです。

その中で、すでに約31の前世を思い出しています。

なぜ、セッションの回数と前世の回数が異なるのかというと、1度のセッションで数回の前世を想起することもあれば、別のセッションで同じ前世に何度も行ってしまうこともあるからです。


<< 前号までのあらすじ >>

数々の恐怖症を持つ少女は前世療法によって洞窟に閉じ込められて
死んでいった12歳の女の子であった前世を思い出します。

そうして次に彼女が訪れた前世では母親に日常的に首を絞められるなどして虐待を受けているヤコブという少年でした。

母親はヤコブを疎み、「お前を生まなければよかった」とまでいいます。

彼女は今生の自分の感性を通してヤコブの感情を伝えます。

母親のゆがんだ感情の中で育った彼は・・・・


■ 前号のバックナンバーはこちら↓
http://www.only1pro.com/inneraccess/magazine/200906/000217.php?id=m0010


◇◆◇ 女性不信を生み出したのは母親だった ◇◆◇


ヤコブさんが45歳の時に母親は亡くなりました。

しかし最後まで母親らしい言葉をかけてもらうことはできませんでした。

母親は自分自身を犠牲にして息子を育てたのだから、息子が自分のために働くのは当然だと考えていたのです。

ヤコブさんは、とっくに母親から愛情をもらうことはあきらめていたようです。

そして、人生のほとんどを母親と2人きりという環境で暮らした彼の中には、女性に対する不信感や恐れがあったのだと、彼女は後に話してくれました。

彼にとって一番近い存在であり、力を持っていた人間が自分を受け容れてくれず、いつも感情をさらけ出して、子供を虐待していた母親であったのです。

そんな生育環境が、彼の中に女性に対する恐怖や不信を根づかせていったのでしょう。

そんな理由から彼は生涯、女性と深い間柄になることを避けていたようです。

また、女性に限らず他の人間との関係もきわめて希薄だったとのことです。

それは、人と接する機会が非常に少なかったという理由もさることながら、人との親密な関係というものを知らずに育ったという悲しい背景が大きく影響していたのでしょう。


◇◆◇ 人生を終えて、肉体から抜け出る ◇◆◇


「お母さんが亡くなったときあなたは、どう感じました?」

「母が死んだ時、私は正直ほっとしました。これで自由になれると思ったのです。

実際、母親は年をとるにつれ、ますます愚痴っぽく嫌味になっていました。

母が死んで自由になれましたが、私は今までと同じようにもくもくと働いています。

犬を1匹飼いました。その犬と穏やかに毎日を過ごしています。幸せです」

そうして、ヤコブさんは70歳くらいまで生き、静かに人生の幕を閉じたようです。

ヤコブさんの魂は、くたびれた肉体を離れ中間世へと移動していきました。

1つの人生を終え、その肉体から抜け出す時の感覚は、クライアントさんによって、少しずつ違いますが、ただ1人としてそれを困難に感じる人はいません。

彼女の場合は、頭の方からぬるっとした感じで抜け出るのだそうです。

そして、ちょうど2階建ての家の天井のような高さの所にゼリー状の膜があり、その膜を突き抜けたところに別の次元の世界があるのだそうです。


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■ 2.ヒプノセラピーの現場から
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◇◆◇ 中間世のイメージと臨死体験 ◇◆◇

彼女のように何度も前世療法を経験している人ではなくとも、自然にみな中間世へと移動してゆきます。

そして不思議なことにそれぞれのクライアントさんの中間世のイメージはとても似通っています。

これと似たケースが臨死体験をしている人々の証言の事例です。

臨死体験をしている人とはつまり死の状態から蘇生した経験を持つ人ということです。

臨死体験については多くの人々が研究をしていますが、臨死状態での経験がみな驚くほど酷似しているのです。


手術中に心停止状態になった人々などは、体からすうっと抜け出し、手術室の上の方から自分自身が延命措置を受けているところを見ていたという証言が多いようです。

その際に外科医や看護士などの会話の一部始終を聞いていたり、麻酔医が左右違う靴下を履いていたのを見たり、手術室から抜け出して廊下にかかっていた手術予定表の走り書きを見たりした女性もいます。

そうしてそれらの証言は蘇生した後にすべて医師や看護士の証言と合致していました。

もっと驚くべきことに彼女はたとえ意識があったとしてもこのようなものを見ることは不可能でした。

なぜなら彼女は生まれつき視力がなかったからです。

なぜか肉体を離れると体のすべての障害はなくなるようです。

他にもたくさんの事例があります。それらはまた紹介していきます。

このように多くの臨死体験を経験した人々と、前世療法によって前世での死を経験したクライアントさんの話してくれる肉体から離れた時の光景はとても似ています。


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■ 3.オススメの本
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『前世の記憶』
 高橋 克彦 著 (文春文庫)
 価格:(定価:¥ 500)
http://www.amazon.co.jp/dp/4167164086/ref=nosim/?tag=iahsmag-22

今回は少し趣向を変えて、前世をテーマにした小説をご紹介します。

この『前世の記憶』は短編集です。

表題作の『前世の記憶』はその中の一編であり、催眠療法で前世の記憶を蘇らせた男性のとまどいや恐怖を描いています。

主人公の男性は慢性的な頭痛に悩まされ、催眠療法を受けます。
そこで彼が思い出したものは前世の記憶でした。

この話はもちろんフィクションですが、ヒプノセラピストとして
前世療法に関わってきた私にとっては非常に興味深い内容でした。

実際、著者である高橋克彦自身も自分自身の記憶の中に前世と思われるような記憶があると別の作品で述べています。

私は学生の時分からの短編フリークです。

今までにずいぶんたくさんの短編集を濫読してきました。

その中でもベスト3に入るのがこの『前世の記憶』です。

これは高橋克彦の記憶シリーズの第2弾として発表されたものです。

第1弾は直木賞受賞の『緋い記憶』です。

これらはどちらも秀作、逸作ぞろいです。それぞれの1作、1作の出来が素晴らしいものです。

ヒプノセラピストとしてだけではなく個人的にお勧めしたい短編集です。

私自身も個人的に記憶というものについて非常に興味があります。

その人間の記憶の不思議さが私をヒプノセラピストにしたと言っても過言ではありません。

また別の機会にその経験をお話ししたいと思います。

とにかくこの記憶シリーズは絶品ですのでぜひ、お読みください!


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■ 4.編集後記
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さて、「3K」についてお話しましょう!

私がお勧めする「3k」とは「3きき上手」です。


「聞き上手」

「訊き上手」

「嬉々上手」

この3つが私の「3K」です。

「聞き上手」とは、相手の話をしっかりと興味を持って聞いていますよ、ということを示すことです。

それはうなずいたり、さまざまな相槌をうったりしながら相手の話を受け入れることです。

「訊き上手」とは、相手に適切な質問をするによって話を促すことです。

ただ頷いているばかりでは相手もしらけてしまいますし、質問することによって、話に興味があるということを示すことが出来ます。


「嬉々上手」とは、相手の話を聞いたり、訊いたりするときに嬉しそうに、楽しそうにしていることです。

誰でも、自分と話している相手が嬉しそうに、楽しそうにしていてくれたらそれだけで満足しますし、もっともっとこの人と話していたいと思うものです。

つまり会話で必要なことは「相手を受け入れています」という態度を示すことです。

ぜひ、試してみてください!


最後までお読みいただき、心から感謝いたします。

どうもありがとうございます!


今後ともよろしくお願いいたします。


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