僕は獲物なんだ・・・（第22号）
┏┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━ 2009.09.03（第22号）━
┏┏┏ 前世療法 １３７回の前世を持つ少女が見た生と死の記録
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┏ インナーアクセス ヒプノセラピー スクール
発行人：中野日出美のプロフィール↓
http://www.only1pro.com/inneraccess/school/info/000022.php?id=m0022
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こんにちは！！
インナーアクセス ヒプノセラピー スクール代表
ソウルミッション・セラピストの中野日出美です。
今、この瞬間、あなたとつながっていることに、心から感謝いたします。
ひと時のお時間をご一緒させてください。
うちには猫が６匹います。
そのうちの１匹がおそらく老猫だと言われています。
と言うのは、その子は尻尾を噛み切られ、ボロボロの衰弱しきった状態でうちのエントランスに居ついてしまったのを保護したので、何歳かわからないのです。
老猫であるうえに顔もお世辞にもチャーミングとは言えない子ではありますが、私たち夫婦にとっては、もはや目にいれても痛くないほどの可愛い我が子です。
またこの子はこの世のものとは思えないほど、可愛い声で鳴くのです。
それも、名前を呼ぶと「あ～いっ！」とお返事までするのですから、親としてはたまりません。
まあ、実は「太郎」と呼んでも、「花子」と呼んでも、なんと呼んでも「あ～いっ！」とお返事するということが判明したのですが・・・
しかし、そんな賢く可愛い猫なのに、なぜか私たち以外の人間から誉められたことがありません。
いったい全体これはどういうことなのだろうと私は、常日頃から不思議に思っていました。
こんなに可愛くて賢い猫が、よその人の目にはそれほど可愛い猫にも見えないのだろうかと少しばかり落胆していました。
そんなある日、初めてペットシッターさんが我が家を訪ねて来てくれました。
私は留守をしていたのですが、その子を見て、「穏やかな性格の猫ですね。本当におとなしい子ですね」と夫に言ったらしいのです。
あとからその話を聞いた私はニンマリとほくそ笑みました。
「やっぱり、わかる人にはわかるんだなあ・・・この子の可愛さが」とすっかり満足したのです。
まあ、あとから冷静に考えるとペットシッターという職業柄、この程度のお愛想は言うのがあたりまえと言えますが、私にとってはその初めての誉め言葉が嬉しかったのです。
あんまりにも嬉しくてだんだんとその言葉は、私の中で１人歩きをし始め、どんどん誇張されていきました。
「穏やかで、おとなしい猫ですね」というペットシッターさんの言葉がいつのまにか私の中では「こんな温厚で賢い可愛い猫、今まで見たことありません」という言葉にすり替わっていました、
・・・親というものはまったくもって有難いものですね。
世界で１人ぐらい誰よりも自分を素晴らしい存在だと信じてくれる親バカがいてもいいですよね。
今日もその子は私の椅子の下で、むやみに意味もなく「あ～い！あ～う！」と世界一可愛い鳴き声を上げています。
あなたにとって親バカになってしまうくらい可愛い存在とは誰ですか？
またあなたのことを世界で１番可愛がってくれる親バカな存在は誰でしょうか？
では、今日も最後までお付き合いください！
≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪ 目 次 ≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫
１．１３７回の前世を持つ少女
・ひっそりと暮らすファンジ君
・僕は獲物なんだ・・・
２．インナーアクセス ヒプノセラピー スクール からのお知らせ
・この秋、新しい資格の取得を目指す方へ
３．編集後記
・執着するのはいけないこと？
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■ １．１３７回の前世を持つ少女
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いままで、たくさんの前世療法のセッションを経験してきました。
その中で最も多くの前世療法を体験した１人の少女について、お話したいと思います。
彼女は、これまでに24回の前世療法を経験しています。
そして、彼女は前世療法の最中に「137回の前世がある」と告げられたそうです。
その中で、すでに約31の前世を思い出しています。
なぜ、セッションの回数と前世の回数が異なるのかというと、１度のセッションで数回の前世を想起することもあれば、別のセッションで同じ前世に何度も行ってしまうこともあるからです。
<< 前号までのあらすじ >>
数々の恐怖症を持つ少女は前世療法によって洞窟に閉じ込められて死んでいった12歳の女の子であった前世を思い出します。
次に彼女が訪れた前世では母親に日常的に首を絞められるなどして虐待を受けているヤコブという少年でした。
孤独なヤコブの人生を終えた魂は肉体から離れ、中間世へと向かいます。
そこで彼女は、自分が何度も人生を生きた経験を持つ存在であると実感します。
そうしてさらに次の前世への扉が開けられました・・・
新たな前世での彼女は黒褐色の肌をもつ少年でした。
未明の文化の生活ながらも平和に生活をしている彼らのもとに白人たちがやって来ます。
■ 前号のバックナンバーはこちら↓
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◇◆◇ ひっそりと暮らすファンジ君 ◇◆◇
「僕は、今、17歳になっています。
人がいっぱいいる町に来ています。ただ、見つかると殺されるので、髪や肌はできるだけ出さないように変装しています。つき合いのある人には顔を怪我し傷跡があるからだと言っています。」
「なぜ、人のたくさんいる町にいるのですか？」
「おそらく、２年間くらいの間、僕は、森の奥に隠れて生活していました。でも、もう大丈夫なのではないかと考えて出てきたのだと思います。
町には自分で作ったブーメランとか、鳥の絵を彫ってプレートにしたものや、アクセサリーなどを売るために来ています。
僕は、手先がとても器用なのです。
それを売ったお金で、調味料や服などを買います」
「普段は、どこで暮らしているのですか？」
「森の奥の穴の中です。・・・・・あっ何か動物も一緒です。猿みたいな動物を飼っている」
「お客さんはどのような人たちですか？」
「白人です。でも、町の中で殺されることはめったにないようです」
そのようにファンジさんはその後、ひっそりと自分で作ったものを売って、生活を続けました。
家族は持たず、いつも、1匹の猿や鳥などの動物相手に暮らしたのです。
◇◆◇ 僕は獲物なんだ・・・ ◇◆◇
そうして、十数年が経ち、ファンジさんの人生の最期の時がやって来ました。
「僕は穴の前で何かの手入れをしています・・・・何か武器のようなものです。
あっ・・・撃たれました。今、後ろから右肩を撃たれました。
僕を撃ったのは、２人の白人の男たちです。振り向いた僕にまた、１人の男が銃を向けて撃ちました。
そして、男たちは笑っています。僕は倒れました。銃で撃たれたところは熱いです」
「なぜ、その男たちはあなたを撃ったのですか？ずっとあなたを探していたのですか？」
「違います。ああ、これは狩りなんだ。・・・僕は狩られたんです。彼らにとっては、僕は獲物なのです」
「どういうことですか？」
「彼らには、何か恨みや目的があったわけではありません。彼らはスリルを求めるために僕を撃ったのです」
「でも、そんなことをして、彼らは裁かれはしないのですか？証拠は残らないのですか？」
「彼らにとっては、僕たちを狩ることは当たり前のことのようです。証拠など残っても構わないのです」
私は正直、そんなことがあるのだろうかと不思議でした。人間を狩っても何の罪にもならないなんて、いったいこれはどこの国のいつの時代の話なのだろうとまたしても疑問を感じていました。
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■２．インナーアクセス ヒプノセラピー スクールからのお知らせ
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◇◆◇ この秋、新しい資格の取得を目指す方へ ◇◆◇
９月に入り、暑い日が続いていますが、少しづつ秋の訪れを感じるような涼しさを感じる機会も増えてきました。
今月は大型連休もありますね！
あなたは、どのようにお過ごしになりますか？
レジャー、スポーツ、勉強などなど、何をするにも、よい季節です。
あるいは、夏の疲れを癒すのにも、ちょうどよいかもしれません。
この連休を活かして、心を癒すプロの資格の取得を目指すというのは、いかがでしょうか？
ヒプノセラピーは、あなたの心や体を癒すのにも、大いに役立ちます。また、トレーニングや経験を重ねるにつれて、他の方の心を癒すこともできるようになります。
絶え間ないストレスに満ちている現代社会の中で、心の癒しを求めている人の数は増え続けています。
そのような人の心を癒すことができるプロのヒプノセラピストを目指す方は、この機会に、ヒプノセラピーの基礎を学び、国際催眠連盟（IHF）や国際セラピートレーニング協会（ITTO）の認定資格を取得なさっては、いかがでしょうか？
■IHF・ITTO認定 ヒプノセラピー・ベーシックコース（２日間）
【９月22～23日 開催】申込受付中！
http://www.only1pro.com/inneraccess/course/000282.php?id=m0022
【10月３～４日 開催】申込受付中！
http://www.only1pro.com/inneraccess/course/000293.php?id=m0022
催眠の基礎を学んだあと、より実践的なスキルを学び、国際セラピートレーニング協会（ITTO）の認定資格がとれる講座とは・・・
■ITTO認定 ヒプセラピー・アドバンスコース（２日間）
【９月26～27日 開催】申込受付中！
http://www.only1pro.com/inneraccess/course/000070.php?id=m0022
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■ ３．編集後記
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たとえ親バカと言われようとも、目に入れても痛くないほど可愛い存在がいるあなたはとても幸せ者ですね。
そしてあなたのことを時としては、うっとうしいほど可愛がる存在を持っているあなたもとても幸せ者ですね。
こだわったり、執着したりすることは良くないことだと思われている方がいますが、私はそうは思いません。
特別に愛したり、愛されたりするというようなこだわりならば、良いのではないでしょうか？
誰かにとっての特別な存在になるということは、すばらしいことです。
ただ、それが相手にとってうっとうしいを乗り越えて、迷惑なこととなるのはあまりにも独りよがりな行為ですね。
親バカや誰かのことを特別に愛するということと、相手の尊厳を無視した行為に及ぶこととは別なことです。
本当に自分以上に大切に思う存在には、人はいざという時に自分の損得や感情を抑えてまでも相手を優先するはずです。
愛と押し付けはまったく別のものですね。
私もうちのデブ猫・・・じゃなくて愛猫の気持ちを尊重して今日もせっせとマグロのたたきを買いに出かけます・・・
最後までお読みいただき、心から感謝いたします。
どうもありがとうございます！
今後ともよろしくお願いいたします。
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発行元：インナーアクセス ヒプノセラピー スクール
発行責任者：ソウルミッション・セラピスト 中野 日出美
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