深い催眠に入ると、どのように感じるの?(第2号)
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┏┏┏ 前世療法
┏┏ 137回の前世を持つ少女が見た生と死の記録
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2009.05.13
第 2 号
◇ 心の窓を開く それは新たな変化の始まり・・・ ◇
◇ インナーアクセス ヒプノセラピー スクール ◇
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おはようございます!
インナーアクセス ヒプノセラピー スクール代表 ソウルミッション・セラピストの中野日出美です。
ゴールデンウィーク中のいくつかのセッションの中で、あるクライアントさんが、
「犬にも、前世ってあるんでしょうかね。うちの犬って鳴き声もニャアって鳴くし、身のこなしが猫そっくりなんです。前世は猫なんじゃないかなあって思うんですけど」
とおかしそうに教えてくれました。
実は、うちにもたくさんの犬や猫がいます。
その中でこの子は前世は絶対、猫だったなあなんて、思う子がいるので、そのクライアントさんとは、あっという間に「ラポール」がとれました・・・・
「ラポール」とは、セラピストがクライアントさんとの間に築く信頼関係のことです。
ヒプノセラピーでは、クライアントさんとの間にラポールをつくることが、とても大切です。
ラポールがとれて、初めてクライアントさんの潜在意識はヒプノセラピストを受け容れてくれるのです。
私は、自分のセッションで、このラポールを作る時間をなにより、大切にしています。
クライアントさんを知ることによって、私の潜在意識もそのクライアントさんを受け容れます。不思議なことですが、1人の人間として、好きになります。
ヒプノセラピストになるとは、こうしたラポールのとり方も学ぶことなのです。
そして、ラポールは、なにもセラピーに限らず、様々な人間関係を結ぶ上で必要なとても大切なものです。
ラポールのとり方を学ぶと、仕事や日常の生活の中でも、人間関係が円滑にすすむようになり、毎日を楽しく豊かに過ごせるようになりますよ!
そんなラポールをとるためのとっておきの秘訣を、このメルマガの文末で、そっとお教えしちゃいます♪
どうぞ最後までごゆっくりお読みくださいね!
≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪ 目 次 ≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫
1.137回の前世を持つ少女
・早く楽に死にたい・・・
・前世での私の名前は・・・
2.ヒプノセラピーの現場から
・深い催眠に入ると、どのように感じるの?
3.オススメの本
・『魂の伴侶―ソウルメイト 傷ついた人生をいやす生まれ変りの旅』
(PHP文庫) ブライアン・L・ワイス著
4.インナーアクセス ヒプノセラピー スクール からのお知らせ
・あなたも前世を知りたくないですか?
5.編集後記
・私はお料理がきらいです!
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■ 1.137回の前世を持つ少女
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いままで、たくさんの前世療法のセッションを経験してきました。
その中で最も多くの前世療法を体験した1人の少女について、お話したいと思います。
彼女は、これまでに24回の前世療法を経験しています。
そして、彼女は前世療法の最中に「137回の前世がある」と告げられたそうです。
その中で、すでに約31の前世を思い出しています。
なぜ、セッションの回数と前世の回数が異なるのかというと、1度のセッションで数回の前世を想起することもあれば、別のセッションで同じ前世に何度も行ってしまうこともあるからです。
<< 前号までのあらすじ >>
ヒプノセラピストである私の元にやって来た一人の中学生の少女は、数々の恐怖症を抱えていました。
その恐怖症の原因を突き止めるための前世療法が始まります。
2回目のセッションで、彼女がみた前世は、驚くべき前世でした。
彼女の前世体験は洞窟に閉じ込めらている状況から始まりました。
悲惨な洞窟の中で、彼女の弟は今、死んでいこうとしています。そして、彼女は・・・・
■ 前号までのバックナンバーはこちら↓
http://www.only1pro.com/inneraccess/magazine/
◇◆◇ 早く楽に死にたい・・・ ◇◆◇
「私は若かったので、周りの人たちよりも長い間生き延びました。どうして、こんなめにあうのだろうかと思っています。
何も悪いことをしていないのに・・・・。
あるとき突然、違う部落の人たちが攻めてきて、わたし達は、あっという間にここに閉じ込められました」
彼女は眉間にしわを寄せながら、しわがれたような声で話します。
「初めは老人などや小さな子供たちが、下痢をしたり、吐いたりし始めました。洞窟の中はひどい臭いです。でも、すぐに気にならなくなります。慣れてしまうのです。そうして、徐々に衰弱して、死んでいきます。
弟が生きているうちは、なんとか逃げられないだろうかと考えていました。でも、弟が死ぬことを悟ってからは、あきらめました。
私は、弟がぐったりと衰弱し始めてからは、もう、弟にがんばって欲しいとは思いませんでした。
なるべく、早く、楽に弟が死ねたらいいのに。と考えていたのです」
また、ここで彼女は涙ぐみます。
「そして、今では、自分も早く楽になりたいと思っています。もう、洞窟のなかの誰もがあきらめきっていて、小さな子供が死んでも、母親も叫びだしたりはしません。ただ、呆然としています」
◇◆◇ 前世での私の名前は・・・ ◇◆◇
ここからは、彼女のこの前世での洞窟に閉じ込められる以前の生活を聞いています。
「ブロッコリーみたいな森が見えます。私は、長い草のたくさん生えた崖の上から、森を見下ろしています」
「円錐状のテントで私たちは暮らしています。何個かの家族が1ヶ所にかたまって、小さな部落を形成しています。私には、優しい父と母とまだ小さい弟がいます。お父さんは、顔中が髭で覆われています。お母さんは、額に細い布を巻きつけています」
彼女はここでお母さんが額に巻きつけていた布の模様をはっきりと思い出し、催眠からさめた後に私に教えてくれました。
まるで、折れ線グラフのような直線的な模様で、テントにも同じ模様がついていたようです。彼女自身も額にその布を巻きつけていたようです。
「私は走ることがとても好きです。いつも森の中を駆け抜けるようにして遊んでいます。お母さんは、私の名前を呼んでいます。でも、今の私には、その名前を発音できません」
彼女はここで「キャベッツア・・・とかそういう風に聞こえますが、うまく発音できません」と言っています。
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■ 2.ヒプノセラピーの現場から
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◇◆◇ 深い催眠に入ると、どのように感じるの? ◇◆◇
彼女は、催眠中、洞窟での経験を話しているときは、苦痛に耐え忍ぶかのような表情を浮かべていました。
また、自分の(前世においての)育った森を思い出すときは、眉間のしわは消え、穏やかな表情に戻ります。
そして、洞窟の中の臭いや、頭に巻きつけていた布の模様、自分の名前などを思い出しました。彼女が、まさに五感を使って、前世を体験していることがわかります。
深い催眠に入った場合、このようにさまざまな感覚が鋭くなり、まるで、現実に体験しているかのように感じることも多いのです。
逆にセラピストとしては、セッションに入る前に、視覚、聴覚、体感覚などの感覚のうち、そのクライアントさんにとって最も得意とする感覚(学習チャンネル、代表システムなどといいます)は何であるのかを探っておきます。
そして、深い催眠へ誘導するためには、その感覚を通して、クライアントさんの潜在意識に働きかけることが、たいへん有効な方法です。
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■ 3.オススメの本
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『魂の伴侶―ソウルメイト 傷ついた人生をいやす生まれ変わりの 旅 』(PHP文庫)ブライアン・L. ワイス著
価格:¥ 650(定価:¥ 650)
http://www.amazon.co.jp/dp/4569573096/ref=nosim/?tag=iahsmag-22
『前世療法』『前世療法2』に続きワイス博士にとっての第3作目となるのが、この『魂の伴侶』です。
前世療法の有効性に気づき、たくさんの患者を前世へと誘導していくうちに、自分の患者である男性と女性が同じ前世を持つ2人であることにワイス博士は気づきます。
2人はいくつもの前世で一緒であり、いくつもの人生を共に生きてきたのです。
ワイス博士は2人を引き合わせたいという願いと、医師としての守秘義務との狭間で悩みます。
このように何度も同じ前世を共有しあい、深い関わりを持つ人たちがいます。
彼らをソウルメイトといいます。
彼らはその人生のたびに役割を変え、めぐり合います。
今回の人生で、めぐり合ったさまざまな人達、自分の親、子供、恋人、夫、妻などが、愛しく、大切に感じられる1冊です。
私も、ヒプノセラピストとして、数々のクライアントさんの前世を垣間見させていただきました。
そして、彼らが前世療法の最中にソウルメイトと出会ったとき、そのソウルメイトが今回の人生で、自分の大切な人であることに気づいたとき、魂のレベルでの大きな癒しが始まります。
この本を読むと、私自身も大きな感動に包まれます。愛する人たちすべてに、愛してくれる人たちすべてに、ありがとうと言いたくなる瞬間です。
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■4.インナーアクセス ヒプノセラピー スクールからのお知らせ
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あなたも前世を知りたくないですか?
このメルマガでお伝えしている「137回の前世を持つ少女」のように前世を見たいのなら、「前世療法」を1度体験されることをおすすめいたします。
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あなたの魂の使命、生きる意味、愛するソウルメイトにお気付きになるかもしれません。
そして、恋人、夫婦、親子、友達、同僚など人間関係の悩みの改善を図ります!
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■ 5.編集後記
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私はお料理が嫌いです!
なぜって、料理は作っても作っても、消えてなくなるからです。
だから、食後の後片付けの方が、まだ、マシだとさえ思ってしまいます。
きれいになった食器が目の前に残るからです。
主婦の皆様、どうか軽蔑しないでください・・・・
とはいえ、愛する家族(犬、猫も当然含む)ためには、お料理をしたい気持ちもないわけではありません。
そこで、私は、いつもひっそり、やっていることがあります。
それは、料理研究家ごっこです。
「はい、ここでお塩をひとつかみ、入れてください。そうです、そして、かき混ぜます」
「あっ、ここは適当でいいんですよ、はい、上手ですよ、いいですよ~」
「あっ、ここも適当でいいんですよ。美味しければいいんですからね」
などと1人でやっているのです。
そうして、どんどんレシピとは、かけ離れた料理になっていくのです。
その妄想の中では、まるで私は栗原はるみ先生のような素敵な料理研究家なのです。
ちょっと怖い?
ひかないでくださいね・・・・
でも、どうでしょう?
お料理嫌いのあなたとは、ばっちりラポールがとれましたよね?
実は、相手の弱点や苦手なことを知ることによって、親しみや親近感、さらには信頼感までも感じてしまうのが、人間の心理なのです。
これもラポールのとり方の1つです。
最後まで、お読みいただき、ありがとうございました!
あなたとのこの新たな出会いに心から、感謝いたします。
そして、このメルマガが、あなたの心の奥深いところにある、なにかを刺激して、それが新しいあなたへの第一歩となったら、これほど嬉しいことはありません。
今後ともよろしくお願いいたします。
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発行元:インナーアクセス ヒプノセラピー スクール
発行責任者:ソウルミッション・セラピスト 中野 日出美
催眠療法を学ぶ! ITTO(国際セラピートレーニング協会)認定
ヒプノセラピスト資格をとる!
インナーアクセス ヒプノセラピー スクール
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→ 筆者 ソウルミッション・セラピスト 中野日出美の プロフィール
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