0045.魔法の武器を持った白人たち

その後、この問題はどうなったのかを聞いています。

「いま、部落のなかのえらい人・・・村長みたいな人と新しくやって来た人たちが話し合っているところです」

「新しくやって来た人たちを、ようく観察してみて」

「白人です。馬に乗ってやって来ました。ファンジである僕や部落の仲間たちは、その白人たちを見てヘンな服だと思っています。でも、今こうして見ると普通の服装です。

髪型も服装も肌の色もなにもかも僕たちとは違います。僕たちは不安な気持ちで、どうなるのだろうと思いながら見つめています」

その後、ファンジ君たちの部落は、新しくやって来た人たちの管理下におかれることになりました。

「なぜ、追い返さなかったのですか?」

「それは、彼らたちが怖かったのではなく、彼らが持っていた武器が怖かったからです。彼らはそれぞれ、猟銃を持っていました。それが、僕たちには、まるで魔法の武器のように見えたのです。

彼らのうちの1人が、僕たちの仲間の大人の男の人を、その猟銃で撃って殺したのです。

動物も撃たれました。

ものすごく大きな音がしました。

僕たちの武器は、槍とか弓とかブーメランのようなものでしたから、そんな武器を見るのは初めてだったのです。

彼らはわざと動物や大人の男を殺して、僕たちに力を見せつけたのだと思います」

それから、ファンジ君たちは白人の管理下で生活することを余儀なくされました。



→ 筆者 ソウルミッション・セラピスト 中野日出美の プロフィール

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