0089.私の好物は・・・

「食事は1つずつワイングラスのように足がついた食器でいただきます。小さな御膳というか、よく旅館などの食事の時に出される小さなテーブルのようなものに1人ずつ配膳されます。

雑穀米のようなものと山菜・・・ぜんまいとかそういうものと・・汁とお漬物です」

「そう、喜久乃さんの好物はなんですか?」

「・・・くるみを黒糖でコーティングしたようなお菓子が好物です」

私はコーティングというこの前世の時代にはなかったであろう言葉が、ほほ笑ましく思えました。

「それは誰かが作ってくれるものですか?」

「いいえ、買うようです。そういう物売りが定期的にやって来るのです」

「普段は誰かと遊んだりするのですか?」

「侍女と・・・でもその侍女たちもみな身分の高い家の娘さんたちです。身の回りの世話や話し相手になってくれたり、一緒にお勉強をしたりします。掃除や選択や食事の支度などは別の立場の女の人たちがやります」

私は今までになく前世での彼女の生活が豊かで安全であることに、ほっと胸をなでおろしていました。

まだ今のところ「いつもの人」らしき男性は現れていないようです。

そこでその前世での時をもう少し進めてみることにしました。



→ 筆者 ソウルミッション・セラピスト 中野日出美の プロフィール

おかげさまでメルマガ読者様が15,000人を越えました♪
どうもありがとうございます! 心から感謝いたします!!!

このブログの前世療法の生々しい体験談事例などをもとに、プロ現役ヒプノセラピスト 中野日出美実践的に解説する前世療法専門メルマガです。
前世療法ヒプノセラピー催眠療法)の基礎知識から、セラピーで求められる高度な技術まで、ヒプノセラピストになるために不可欠な情報が満載の無料メールマガジンをぜひご購読ください!

メルマガ登録・解除 ID: 0000289610
前世療法137回の前世を持つ少女が見た生と死の記録
   
バックナンバー powered by まぐまぐトップページへ