ネガティブな想いを手放すことができました

インナーチャイルドI のワークを再確認するために受講した。セッションの流れをより確実にしたい。講座以外での実践をまだやっていないため、実習に取り組みたいと思う。

初日、エゴグラムを学び、1存在の中に、複数の立場があり、その場に応じてそれぞれの立場・役割を使い分けていることがわかった。

ドライバーとストッパーでは、誰にも何らかのドライバーがあること。普段何気なく子どもに声かけている言葉がのちのちに影響を及ぼす可能性があることを学んだ。私には「完全であれ」と「他人を喜ばせろ」がほかのドライバーより高いことがわかった。実際に納得できる。

2日目、インナーI で学んだ具体的なスキル、流れをすっかり忘れている。そのため、クライアントの感情・感覚を十分に出し切れず、彼女は顕在意識で話している様子だった。まずは、もう一度足元を見つめ直し、基本に沿ってていねいに行いたい。

人格交代をするタイミングを見極める(遅い!)ことが必要だ。

3日目、副人格セラピーはなかなか面白いセラピーだと思った。短い時間の中で、役割を変えながら、自分の中に気づきを得られるし、不安なくゲームのような感覚で入れる。

4日目は、夢を使ったワークとインナーチャイルド実習。実習は、クライント、セラピストどちらも内容は重かったが、その分有意義な体験。

セラピスト役では、殆ど先生に助けて頂いたという結果。まだまだ足りない。より添うことを重視するとより添いすぎてバランスがくずれる。流れを進めないと!という頭になり、ますますバランスがくずれる。いろんな意味でのバランスが必要。

5日目、インナーチャイルド実習。「焦り」「追いたてられる気持ち」をテーマに事前面談。クライント役の方との緊張は全くなく、私の内側では落ちついてより添えることができた。5日目めにしてようやく「より添う」感覚を実感できた。

副人格セラピーがよいのか? 退行療法か? 迷ったがまずは退行。途中で副人格にスイッチ。その後、先生に、彼女の父親の言葉から得たドライバー(ストッパー)をはずしてもらった。私の出来はまだまだだが、後半はとてもよいセッションだった。

少人数だったので、じっくりとゆっくりと実習をさせてもらえ、講座に参加して大変よかった。ケースに応じてのアドバイス、考え方など講師の説明はとてもわかり易かった。

今回5日間のうち2日は自分のスキルの未熟さにがく然とし、2日は緊張、ようやく自分らしく相手と向き合えたのが5日目でした。もっと実習をやってみたい、という気持ちでこの講座を終えることができた、それは大きな収穫でした。

インナーはむずかしいですが、とても回復力の高いセラピーです。私の中のもやもやとした概念、思いこみ。その思いこみを強くしたできごと、それぞれを糸で結び、その道筋に光が照らされ、ネガティブな想いを手放すことができました。

とても意味のある経験だったことにも感謝します。今回は少人数で、アットホームな空気の中、楽しかったです。5日目は、「また明日!」と言いたくなってしまいました。ありがとうございました。

(東京都 40代 女性)

年齢退行・インナーチャイルド療法 専門講座 レベルII (5日間)【最上級】 受講生の体験談です。