前世からつながっている人間関係（第12号）
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┏┏┏ 2009.06.16
┏┏ 第 12 号
┏ 前世療法
１３７回の前世を持つ少女が見た生と死の記録
◇ 心の窓を開く それは新たな変化の始まり・・・ ◇
◇ インナーアクセス ヒプノセラピー スクール ◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 読者数： 6,112人 ━
おはようございます！
インナーアクセス ヒプノセラピー スクール代表
ソウルミッション・セラピストの中野日出美です。
今、この瞬間、あなたとつながっていることに、心から感謝いたします。
ひと時のお時間をご一緒させてください。
とうとう梅雨に突入しましたね。
肌がじっとりと湿りつくような感触はあまり心地よいものとは言えませんが、自然のミストサウナに一日中、無料で入っていると考えるとそう悪いものでもありません。
少なくともお肌の乾燥は防げます・・・よね・・・
それから今は、ファッショナブルなレインコートや傘など雨の日グッズもたくさんありますから、あなたならではのこだわりで雨の日を楽しんでみてはいかがでしょう。
こだわりと言えば、あなたが普段の生活でこだわっていることは何ですか？
私は性格的にこだわりの少ない方です。というか、かなり大ざっぱな性格なので大概のことはどうでもいいと思っています。
でもそんな私でもこだわっていることはあります。
それは、動物に対する異常な愛情と、寝ることと、食べることです。
特に食べることに対しては、強いこだわりがあります。
かと言って、特別な美食家というわけではなくて、自分の好きなものを、好きな時に、好きなだけ食べたいというこだわりです。
先日も深夜にもかかわらず、中華のファミレスにラーメンと焼きそばとチャーハンを食べに、出かけました。
そこで私はとても良い経験をしました。
接客してくれた女性のウエイトレスさんがとても素敵な人だったのです。
深夜だというのに、満面の笑顔で私と家族を迎えてくれ、２人だというのに図々しくも６人席に座ってよいかと訊ねた私に「どうぞ、どうぞ」と気持ちよく対応してくれました。
注文をとる時もお料理を運んでくれる時も感じよく、そしてさりげない彼女のサービスぶりに私はすっかり感動してしまいました。
そして、デザートのチョコレートパフェを運んできてくれた時、私の心は完全に彼女に魅了されました。
運んできてくれたチョコレートパフェの受け皿には、大小のスプーンが互い違いに２本置かれていたのです。
「え、２本・・・？」ときょとんとする私に彼女は、
「あ、お２人で半分ずつするのかなあと思いまして・・・２本とも大きいスプーンの方が良かったですか？」
と、にっこり笑ってくれました。
もちろん、これは接客のマニュアルにはない心遣いです。
気をつけて観察していると、彼女は他のお客さんにもそれぞれ細やかな気遣いをしています。
マニュアルにはない彼女の爽やかな笑顔と優しい心遣いは、私の疲れた心と体を間違いなく癒してくれました。
なぜ、こんなにも私は彼女の接客に心を動かされたのでしょうか？
その理由は、実は人に好かれるために必要で大切なものを彼女が持っていたからです。
人に好かれるために必要で大切なものとは？
あなたは何だと思いますか？
その答えは、いつものように最後に書かせていただきますね。
それでは、最後までごゆっくりお読みください！
≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪ 目 次 ≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫
１．１３７回の前世を持つ少女
・ハイヤーセルフからの恩恵
・愛する人たちとの再会
２．ヒプノセラピーの現場から
・前世からつながっている人間関係
３．オススメの本（など、ヒプノセラピーに関連するテーマ）
・『夜と霧』
ヴィクトール・E・フランクル著（みすず書房刊）
４．インナーアクセス ヒプノセラピー スクール からのお知らせ
・「春の特典」は６月末まで。お急ぎください！
５．編集後記
・彼女が素敵な訳は？
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■ １．１３７回の前世を持つ少女
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いままで、たくさんの前世療法のセッションを経験してきました。
その中で最も多くの前世療法を体験した１人の少女について、お話したいと思います。
彼女は、これまでに24回の前世療法を経験しています。
そして、彼女は前世療法の最中に「137回の前世がある」と告げられたそうです。
その中で、すでに約31の前世を思い出しています。
なぜ、セッションの回数と前世の回数が異なるのかというと、１度のセッションで数回の前世を想起することもあれば、別のセッションで同じ前世に何度も行ってしまうこともあるからです。
<< 前号までのあらすじ >>
数々の恐怖症を持つ少女は前世療法によって洞窟に閉じ込められて
死んでいったキャベッツアという12歳の女の子であった前世を思い出します。
そうして次に彼女が訪れた前世では母親に日常的に首を絞められるなどして虐待を受けているヤコブという少年でした。
ヤコブの孤独な人生を終えて、肉体を抜け出した彼女の魂は中間世へと向かいます。
そこで彼女が体験したものは・・・
■ 前号のバックナンバーはこちら↓
http://www.only1pro.com/inneraccess/magazine/200906/000225.php?id=m0012
◇◆◇ ハイヤーセルフからの恩恵・・ ◇◆◇
ハイヤーセルフとつながるクライアントさんは、そう多くはありません。
というのも、ハイヤーセルフは大変、高次の存在であるからです。
自分を内観し、公平で、謙虚な立場から人生をみつめることができるような準備が整った時に、コンタクトがとれるようにも感じます。
セッション中にハイヤーセルフと出会ったと思っていても、実はそれは超意識であったり、自分の副人格であったり、ということが大変、多いように思います。
ハイヤーセルフは、自分を含めて誰をも、非難したり、誹謗、中傷したりすることはありません。
ですから、叱られたりすることもありません。おだてたり、脅されたりすることもないのです。
常に公平な立場から、愛に満ちた真理を次々と私たちに伝えてくれます。
そして不思議なことですが、そのクライアントさんの年齢や能力や経験を超越したかのような真理をメッセージとして送ってくれます。
そのように、人間としての枠を超えたような、叡智に満ちたメッセージは、作ろうと思って、作れるものではありません。
そのような素晴らしい恩恵に授かった時は、私自身、強く心を揺さぶられ、圧倒されるほどの感銘を受けます。
◇◆◇ 愛する人たちとの再会 ◇◆◇
こんな恩恵を受けられることが前世療法ならではの醍醐味です。
超意識や他の存在、ハイヤーセルフからのギフトをもらうことが前世療法の大きな目的の１つと言えるでしょう。
ですから、前世療法を扱うヒプノセラピストのなかには、前世での細かい体験はさっと飛ばして、なるべく早く中間世へと誘導すべきだという考えの人もいるようです。
しかし、私はそうは思いません。
ひとつずつの人生をじっくりと思い出し、その当時に生きた自分自身の体験を振り返ることによって、さまざまな人たちとの関わり方や、自分の生き方の癖のようなものを知ることができます。
また、前世で勉強していたことや興味を持っていたことを思い出すことによって、今生で新たに才能を開花させたクライアントさんもたくさんいらっしゃいます。
それに、せっかく自分の前世を思い出せるチャンスなのですから、少しでも、細かい思い出を取り戻したいものです。
そこには、かつて、自分が愛した人や、自分を愛してくれた人がたくさんいるのです。
それは、両親であったり、恋人であったり、子供であったり、配偶者であったり、友人であったりと、本当にたくさんの愛する人たちともう一度再会できる貴重な時間です。
そして、かつて深い縁で結ばれていたそれらの人々は、今生でまた自分と深いつながりをもっている人である場合も大変多いものです。
それらの人々をソウルメイトと呼びます。
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■ ２．ヒプノセラピーの現場から
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◇◆◇ 前世からつながっている人間関係 ◇◆◇
たくさんの前世療法の現場に立ち合わせていただくと、それぞれ今回の人生の人間関係は、みな深い意味を持ったものだということをつくづく感じます。
例えば、あるクライアントさんの今回の人生では、自分の母親の再婚相手である義理の父親が、前世では実の父親だったこともありました。
また、今回の人生で何の理由もないのに母親に全幅の信用を感じられなかった理由が、今生での母親が前世では自分を捨てた父親だったから・・・などという複雑なケースも珍しくありません。
しかし、どのケースも前世での関わり方を知ると「なるほど。そんな理由があったのか！」と納得のいくものばかりです。
そうして、いくつかの前世での関わり方のパターンを知ることによって、ネガティブな関係を変えることができるようになっていきます。
それは、どうもクライアントさん自身の心が潜在意識のレベルで納得し、何らかの気づきを得るからのようです。
いくら今回の人生での複雑な人間関係を理性で考え、なんとか立て直そうとしてもなかなか上手くいかないのは、深いレベルで本当に納得することが出来てはいないからです。
いくつかの前世でのネガティブな関わり方のパターンを知り、それが今生でもまた繰り返されていることに気づくことによって大きく関係は変わります。
また、大きく心が変化する理由のひとつとして、催眠下において相手の心に入り込み、相手の考えや立場を理解するという行為が関係していると考えられます。
■「１３７回の前世を持つ少女」の前世療法体験談は「前世療法ブログ」で平日毎日、好評配信中！
http://www.only1pro.com/inneraccess/blog/?id=m0012
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■ ３．オススメの本
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『夜と霧』
ヴィクトール・E・フランクル著（みすず書房刊）
価格：￥ 1,575(定価：￥ 1,575)
http://www.amazon.co.jp/dp/4622039702/ref=nosim/?tag=iahsmag-22
著者であるヴィクトール・フランクルは第２次世界大戦でアウシュビッツ強制収容所、ダッハウ強制終了所生活を強いられた医学博士であり、哲学者です。
フランクルの妻も、両親も弟も強制収容所で亡くなりました。
飢え、寒さ、残虐行為という絶えず命を脅かされる極限状態のなかで人間は２つのタイプに分かれると彼は言っています。
１つは生きることに目的を持つ人間であり、もう１つは目的を持たない人間です。
フランクルはニーチェの「生きる理由をもつ者は、どのような状況をも耐え抜く」という言葉を好みました。
そうしてもっとも過酷な状況にあってもなお、人間には状況をどうとらえるか選択し、そこに意味を見出す自由がある、というのが彼の論理でした。
彼は辛い収容所生活のなかで、生きる意志を与えてくれそうなことに思いをめぐらします。
常に妻の姿を心にありありと思い浮かべていたために目の前に小鳥が現れたとき、それが妻の化身に思えてしまうほどです。
また解放された自分が強制収容所での人間の心理について、講堂で聴衆を前に語っている姿を思い浮かべたりします。
このようにしながら彼は生き延びたのです。
彼は後にロゴセラピーという理論を生み出します。
フロイトなどの精神分析医が生きることを単なる衝動や本能の満足であるとし、アドラーが力への意志が人間の行動の源泉であるとしたのに対して、フランクルは生きる意味への意志を最も重要な人間の原動力であるとしたのです。
彼のこのロゴセラピーの理論は、私個人も大きな影響を与えらています。
たとえ、肉体や行動を束縛されたとしても誰一人として、自分の心の中を束縛できる者はいないのです。
自分の心の中だけは誰も侵すことができない唯一の場所だということを私に教えてくれた貴重な一冊です。
与えられた環境の中で、どのように生きていくか、また死んでいくのかを考えて実行しようとすることが人間として人間らしく生きるという意味ではないでしょうか。
心理学を学ぶ方はもちろんのこと、生きるということの原点を考えるすべての方にお勧めしたい本です。
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■４．インナーアクセス ヒプノセラピー スクールからのお知らせ
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◇◆◇ 「春の特典」は６月末まで。お急ぎください！ ◇◆◇
再受講料が無料になる「春の特典」の期限がいよいよ６月末に迫っています。
特に、初めてヒプノセラピーを学ばれる方には、再受講が効果的です。
それは、潜在意識が新しく学んだことを取り込んで、整理するのに、少し時間がかかるからです。
そのため、１回目を受講して、しばらくたってから再受講すると、１回目にはよくわからなかったことも理解できるようになります。
この春から新しいことを始める方を、是非とも応援させていただくため、通常は受講料の半額がかかる再受講料が『無料』になる「春の特典」をお付けしております。
しかし、その「春の特典」も、いよいよ６月末で終了となります。
この「春の特典」が適用になるのは、ヒプノセラピスト養成講座のうちの次の２つの講座です。
この講座で学ぶことにより、あなたは心を癒すプロであるヒプノセラピストとして、大きく活躍するための知識と技術を身につけることができるようになるでしょう！
・ヒプノセラピー・ベーシックコース（２日間）
http://www.only1pro.com/inneraccess/basic/?id=m0012b
・ヒプノセラピー・アドバンスコース（２日間）
この機会をお見逃しなく！ よくご検討をいただいき、お早めにお申込みください。
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■ ５．編集後記
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さて、なぜ私がファミレスのウエイトレスである彼女にこんなに魅かれたのか、また彼女が持っている人に好かれる条件とは何なのでしょうか？
それは、彼女のなかに、仕事という枠組みを超えた彼女自身の「素」が見えたからです。
人はその人の「素」の部分を見ると親近感がわき、好感を持ちます。
私は彼女のパーフェクトな接客態度に魅かれたのではなく、仕事の合間に見せる彼女の心からの笑顔や話し方に魅かれたのです。
彼女はお箸を持ってくるのを忘れたり、オーダーミスがあったりした時に、心から失敗したという表情とマニュアルにはない言葉でお客様に対応していました。
これはヒプノセラピストとしても学ぶべき点と言えます。
クライアントさんは、ヒプノセラピストが本当に心を開いて自分と向き合っているかどうかをすぐ見抜きます。
マニュアルではない、テクニックだけでもない人と向き合う時に大切なものを彼女から改めて教えられた気がしました。
彼女がヒプノの勉強をしたら、おそらく優秀なヒプノセラピストになるでしょう。
スカウトしようかと本気で考えている私です・・・
最後までお読みいただき、心から感謝いたします。
どうもありがとうございます！
今後ともよろしくお願いいたします。
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発行元：インナーアクセス ヒプノセラピー スクール
発行責任者：ソウルミッション・セラピスト 中野 日出美
催眠療法を学ぶ！ ITTO(国際セラピートレーニング協会)認定
ヒプノセラピスト資格をとる！
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