催眠のメリットとは?(第17号)

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┏┏┏   前世療法
┏┏    137回の前世を持つ少女が見た生と死の記録

                        2009.07.10
                         第 17 号

◇  心の窓を開く  それは新たな変化の始まり・・・   ◇
◇    インナーアクセス ヒプノセラピー スクール    ◇

                     読者数:10,132人
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おはようございます!

インナーアクセス ヒプノセラピー スクール代表 ソウルミッション・セラピストの中野日出美です。


今、この瞬間、あなたとつながっていることに、心から感謝いたします。


ひと時のお時間をご一緒させてください。


私は料理を作ることは嫌いですが、食べることは好きです。

特に好きなものは、お寿司とジュースです。

私のなかでは美味しいものを食べさせてくれたり、美味しいものをくれる人は良い人だという信念体系ができあがっています。


とびっきり美味しそうなお寿司をちらつかされたら、あっという間に誘拐される自信があります。(現実問題として私が誘拐される可能性は極めて低いです・・・)

甘い言葉の誘惑よりも、うまい食べ物の誘惑に打ち勝つ自信がありません。


今日は、少し動物の言葉についてお話ししたいと思います。

私は今までたくさんの犬や猫と関わってきました。そして現在、たくさんの犬や猫たちの母親となっています。

そんなことから「犬や猫と話すことはできるのですか?」という質問をよくいただきます。

結論から先に申し上げますと「できます!」

ただしこれは、犬や猫と寝食を共にされた方でなければわからない感覚かもしれません。

動物たちは、いろいろな言葉で話します。

声を使って、怒って文句を言ったり、甘えたり、威嚇したり、自分の名前を呼ばれたらお返事をしたり、人間の言葉の真似をして、ゴニョゴニョとこちらの目を見ながら、要求をしてきたりします。

また体を使ってもお話しできます。体をすりつけて抱っこを要求したり、前脚で「ねえ、ねえ・・」と呼びかけてきたりします。

その他にも、もっと細かいお話しもたくさん出来ます。

例えば自分の大好きなおもちやがしまってある引き出しの前に行って、私の顔を見ながらまず「くうーん」と鳴きます。

これは「お母さん、この引き出しを開けて」と言っています。

そしておもちやをとってあげると振っていた尻尾を止めてそっぽを向きます。これは「私の欲しいおもちゃはこれじゃない」と言っています。

そうやって何個か取り出して見せているうちに、その子がその時に一番気に入っているおもちゃが出てきます。

すると今度は、また尻尾をブンブンと振り回して、口を大きく開けます。これは「そうそう!これこれ!」と言っています。

このように動物たちは声だけではなくたくさんの方法で私たちに話しかけてくるのです。


以前、近所に長年住みついていたノラ猫がある日、急に私に話しかけてきたことがあります。

今まで、お互いに顔見知りであったもものの、話すのは初めてです。

でもそのノラ猫は歩いている私の前に立ちはだかり、私の目を見てはっきりとこう言いました。

「しばらく食べ物にありついていない。なんかくれ。あんたのうちにはたくさん犬がいるんだから、少しぐらい食い物が余っているんじゃないか?」と・・・・


この続きは最後に書きました。


それでは、最後までごゆっくりお読みくださいね。


≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪ 目 次 ≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫

1.137回の前世を持つ少女

 ・今、男の人たちが帰って来ました・・・
 ・大人になったらどんないいことがあるの?

2.ヒプノセラピーの現場から

 ・前世での人格の感情 

3.ヒプノセラピー基礎知識

 ・催眠のメリットとは?(2)

4.インナーアクセス ヒプノセラピー スクール からのお知らせ

 ・前世療法のプロを目指しませんか?

5.編集後記
  
 ・ 猫の恩返し?!

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■ 1.137回の前世を持つ少女
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いままで、たくさんの前世療法のセッションを経験してきました。

その中で最も多くの前世療法を体験した1人の少女について、お話したいと思います。

彼女は、これまでに24回の前世療法を経験しています。

そして、彼女は前世療法の最中に「137回の前世がある」と告げられたそうです。

その中で、すでに約31の前世を思い出しています。

なぜ、セッションの回数と前世の回数が異なるのかというと、1度のセッションで数回の前世を想起することもあれば、別のセッションで同じ前世に何度も行ってしまうこともあるからです。


<< 前号までのあらすじ >>

数々の恐怖症を持つ少女は前世療法によって洞窟に閉じ込められて死んでいった12歳の女の子であった前世を思い出します。

次に彼女が訪れた前世では母親に日常的に首を絞められるなどして、虐待を受けているヤコブという少年でした。

孤独なヤコブの人生を終えた魂は肉体から離れ、中間世へと向かいます。

そこで彼女は、自分が何度も人生を生きた経験を持つ存在であると実感します。

そうしてさらに次の前世への扉が開けられました・・・

新たな前世での彼女は黒褐色の肌をもつ少年でした。


■ 前号のバックナンバーはこちら↓
http://www.only1pro.com/inneraccess/magazine/200907/000259.php?id=m0017


◇◆◇ 今、男の人たちが帰って来ました・・・ ◇◆◇


ここからは、この前世での日常を聞いています。

「ご飯を食べる時は、外で食べます。家の前あたりで食べます。家に入るのは寝る時だけです。家は10戸くらい建っています。

ここは、森の中のようです。森の奥に少し開けた土地があって、そこは粘土質のような地面です。そこに10戸くらいの家をそれぞれの家族が建てて、暮らしています。

食べ物を盛るための器などもここで作っています。土をこねて、焼いて作ります。

・ ・・・・いま、男の人たちが帰ってきました」

「男の人たちはどこから帰ってきたの?」

「狩りです。サバンナのような場所で動物を狩ってくるのです。その動物をみんなでかついで帰ってきました」

「あなたはどんな気持ち?」

「嬉しいです。やった!という気持ちです。成功です」

「その動物の肉は食べるのですね?」

「はい。でも食べるだけではなく、すべて使います。肉はすみからすみまで全部食べますが、毛皮はかぶったり、衣服にしたりします。
動物の骨はテント(家?)の骨格部になります。角は楽器とか武器になります」


◆◇ 大人になったらどんないいことがあるの? ◇◆◇


「楽器とは?どんなもの?」

「笛のようなものや、太鼓のようなものや、打楽器のように使うものが多いです。僕たちはいつも、その楽器で練習をしています」

「何のために練習をしているの?」

「お祭りかな・・・儀式です。そうだ、成人の儀式です。大人になるための儀式があるのです」

「あなたは、その儀式に出たことがあるの?」

「僕は、まだ子供だから出ていません。見ているだけです。でも、早く出たいな。早く大人になりたい」

「大人になったらどんないいことがあるの?」

「狩りに行けるし、みんなを守れるし、結婚もできます。でも、大人になる儀式は難しいです。

頭に葉っぱみたいなものをいっぱいつけて、熱く焼いた石を地面に並べます。その石を踏みながら、木の棒をくぐったり、飛び越えたりしています」

「熱くないの?」

「大人の男だから、大丈夫です」

「友達はいる?」

「うん。一緒に虫をつかまえたり、踏みつぶしたりして遊んでいます。それから、木に登ったり、狩りごっこをしています。

でも、家の手伝いもたくさんします。水を汲みにいくのが僕たちの仕事です」


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■ 2.ヒプノセラピーの現場から
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◇◆◇ 前世での人格の感情 ◇◆◇


彼女はこの前世回帰で、今生の生活とはかけ離れたどちらかというと原始的な生活風景を体験しています。

特に狩猟から大人の男たちが獲物を射止めて戻ってきたのを無邪気に喜んだり、友達と一緒に虫を踏みしたりして楽しんでいます。

これはある意味でたいへん興味深いことです。

というのは今生での彼女は、動物好きであり、人間の楽しみのために行う狩りという行為を嫌悪していたからです。

ただ、この前世での狩りは生きるための手段であり、まさしく食物連鎖の基本的な流れであったのですから、そのせいなのかなとも私は考えていました。

また彼女は犬などの動物は好きでしたが、虫は大の苦手だと聞いています。

触るなどもってのほかで、見るのも嫌というほど虫嫌いです。そんな彼女が楽しみながら虫を踏みつぶしている前世での自分を見ているのです。

少し意外な気持ちで私は彼女の言葉を聞いていました。

催眠から覚醒後、彼女はこの前世での幼少時代の自分の感情についてこのように言っています。

「あの時は本当に獲物を見て嬉しかったのです。そして虫をつぶして面白がっていたのです。

でも少年である私は、それを不思議だともなんとも思っていませんでした」

しかし実はこの不思議な感情には意味があったのです。

この前世での大きな意味をこのセッションの後半で私たちは知ることになります。

このようにセッションの途中では意味がわからなかったり、不思議に思えるようなことでもセッション全体を通してみると、みな意味があることだということがわかります。

そんな時が、クライアントさんの心の中にすべての答えがあるのだと、改めて知らさせる瞬間でもあります。

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■ 3.ヒプノセラピー基礎知識
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◇◆◇ 催眠のメリットとは?(2) ◇◆◇

前号でお話ししたように、潜在意識は私たちの心のほとんどの部分を占有しています。

そして私たちが覚醒して起きている時は、顕在意識が優勢に働いています。

催眠とは覚醒しながら人為的に潜在意識を優勢にすることです。


しかし、実は私たちは平均して1日に12回程度、催眠に入っていると言われています。

例えば、電車に乗ってぼうっと昔のことや、将来のことを思い出したり、夢想したりしている時は軽いトランス状態です。

また面白い本や映画に夢中になっていて、誰かに話しかけられても気づかない時がありますよね。そんな時も同じです。

それから夜、眠りにつく直前と朝、目覚めてまだ夢を覚えているような状態は特に深い催眠状態とひじょうに似た状態になっています。

ですから私たちは少なくとも1日に2度、深い催眠状態を経験しているともいえます。

この状態の時は顕在意識よりも潜在意識の方が優勢になっています。

そうして潜在意識は疑うこともしませんし、現実と想像の区別も、人称の区別も、過去と現在の区別もできません。

つまりその状態で体験したことや聞いたこと、見たことなどの経験がそのまま潜在意識に蓄えられていきます。

それがその人にとって、ポジティブなことであれ、ネガティブなことであれ同じように疑うことをしない潜在意識は受け容れます。

まるで子どものようですね。

実際に10歳くらいまで、明確な顕在意識は育ちません。ですから子どもはほとんど潜在意識だけで生きているようなものです。

「歩く本能」といったところでしょうか。

この潜在意識だけで生きていた子ども時代のネガティブな体験が、私たちの心の奥底にトラウマとしていつまでも残っているのです。

逆に考えると、この潜在意識が優勢な状態の時のポジティブな体験は私たちの心にとても大きな恩恵をもたらします。


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■4.インナーアクセス ヒプノセラピー スクールからのお知らせ
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◇◆◇ 前世療法のプロを目指しませんか? ◇◆◇

このメルマガを読んで、前世療法にご興味を持っていただき、どうもありがとうございます!

前世療法とは、今までいろいろなカウンセリングで改善されなかった心の問題が大きく改善されたり、親や子供、配偶者、恋人、友人などとの対人関係が好転するなどクライアントの人生が短期間で大きく変化する効果の高い催眠療法です。

実際に、私のセラピーを受けにいらっしゃるクライアントさんのほとんど(9割以上)が、この前世療法を受けたいとおっしゃいます。それほど、前世療法は人気があるセラピーなのです。

つまり、これからプロになることを目指してヒプノセラピーを学ぶ方にとって、前世療法についての専門知識やテクニックは、なくてはならない必修科目といえるでしょう。

実際に、セラピーを受けにいらっしゃるクライアントさんには、様々なタイプの方がいらっしゃいます。そして、たとえどんなタイプの方がいらっしゃっても、催眠に誘導し前世を体験をしていただけるように、その方にあった様々なテクニックを駆使できることが必要です。

さらに、最も気をつけなければいけないことは、前世療法が終わったときには、クライアントさんが現状の改善につながるヒントや学びをつかんで、満足してお帰りいただくこと。

すると、そのクライアントさんから、口コミで、新しいクライアントさんを次々とご紹介いただけるようになるのです。すると、ありがたいことに、個人セラピーは、予約が次々と入ってきます。

ただ、そのためには、ヒプノセラピスト自身が、「心」と「技」の両面を磨くために、専門的な知識とスキルを身につけ、実践的な訓練を積み重ねることが大切なんですね。

ところが、何の手本もないまま、この専門的な知識とスキルを身につけようとすると、膨大な時間がかかります。

さらに、専門的なスキルや知識がないまま、前世療法を行うことは、クライアントさんのトラウマをいたずらに表面に引き出すことにより、再トラウマを引き起こしかねず、とても危険なことでもあるのです。

そこで、プロのヒプノセラピストを目指す方が、少しでも早くクライアントさんの安心と満足を得られるように、私が今までの実践を通じて得た前世療法の「心」と「技」の両面にわたるテクニックのすべてを、未来世療法も含めて、惜しみなくお教えします!

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■ 5.編集後記
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ノラ猫は私の目を見て訴えました。

ちょうど私のポケットには、犬のおやつが入っていたので、それを取り出して

「じゃ、これ食べる?」

と道路の隅に犬用のおやつを置いて、じっとノラ猫を見つめました。

しかし、ノラ猫はこう言います。

「あんたがじっと見ているから安心して食えない」

失礼な奴だなと思いながらも、私はその場を離れて少し離れた場所から様子を見ていました。

するとすぐにガツガツと犬用のおやつを食べ始めました。

今まで何年もお互い知り合いだったのに、一度も食べ物をねだることなどなく、散歩に出かける私と犬たちをフフンといった調子で眺めていたノラ猫が、自分のプライドを捨てて食べ物をねだってきたのです。

私は家に戻って食べ物をとってきて、また同じ場所に置いておきました。

数時間後、その食べ物はきれいになくなっていました。

その翌日、不思議なことが起こりました。

うちの門の前にスズメが一羽、ぱたりという感じで死んでいます。

そして次の日には今度はトカゲのようなものが、これまた眠っているかのように死んでいます。

私はこれはあのノラ猫の恩返しなのだと考えました。

7年も住んでいてこんなことはかつて、一度もなかったからです。

恩返しなのか、借りはしっかりと返すというブライドなのか、わかりませんがなんとなくあのノラ猫の気持ちなのだと確信しました。

その後、道でばったりと出会って私は親しげにノラ猫に近づいていきました。

しかし、もう何事もなかったかのように知らんぷりして横目でちらっと私の方を見るだけです。

生意気な奴と思いながらも、私は安堵と不思議な連帯感を感じました。

このように動物はいろいろな方法で私たちに話しかけてきています。

 

最後までお読みいただき、心から感謝いたします。

どうもありがとうございます!


今後ともよろしくお願いいたします。


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 発行元:インナーアクセス ヒプノセラピー スクール
 発行責任者:ソウルミッション・セラピスト 中野 日出美
 
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前世療法137回の前世を持つ少女が見た生と死の記録
   
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