米国でトレーニングを受けてきました!(第20号)

┏┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━ 2009.08.20(第20号)━
┏┏┏ 前世療法 137回の前世を持つ少女が見た生と死の記録
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┏   インナーアクセス ヒプノセラピー スクール
      発行人:中野日出美のプロフィール↓
http://www.only1pro.com/inneraccess/school/info/000022.php?id=m0020
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 読者数:12,547人 ━

こんにちは!

インナーアクセス ヒプノセラピー スクール代表 
ソウルミッション・セラピストの中野日出美です。


今、この瞬間、あなたとつながっていることに、心から感謝いたします。


ひと時のお時間をご一緒させてください。


関東では、まだまだ夏は続く・・・という感じですが、あなたはどんな夏休みをお過ごしですか?

私はこの夏、アメリカに行ってまいりました!

とはいってもバカンスなどではなく、ヒプノセラピーの研修でした。

そのため、メルマガの配信が1ヶ月近くできず、まことに申し訳ありませんでした。

行くまでは、なんとかなるさと完全にアメリカをなめきっていた私ですが、行ってみるとなんともならず、研修3日目には完全にホームシックにかかり、哀しみのズンドコ・・・ではなくどん底にはまってしまいました。

とにかく英語で1日中、講義を聴くという辛さ・・・周囲はみんな外国人(って私が外国人なんですが)という心細さ・・・ったら、もうストレス度が高まりっぱなしでした。

それに加えて、文化の違いは弱りきった私の心をさらに痛めつけてくれました。

食べ物の味の違いから、果てはホテルに備え付けの洗面台の高さがあまりにも高くっていつも背伸び状態で歯磨きしなけりゃならないことまでが、うんざりする要素になりました。

しかし、一緒に講義を受けた仲間たちは、本当に良い人ばかりでいつも温かい手を差し伸べてくれました。

特に私にチョコレートサンディーを譲ってくれたハリー、寿司レストランに連れて行ってくれたジョン、イタリアンレストランでご馳走してくれたダン、ありがとう!!・・・(つまり全員、私に食べ物をくれた人たち・・・)

他にも優しくしてくれた仲間たちがたくさんいます。

すばらしい出逢いがたくさんありました。


たとえ、ホテルの部屋のエアコンが電源を切っても切っても止まらず、滞在中、すっかり乾燥して肌年齢が衰えようとも、バスタブの排水栓が一度押したらお湯がたまりっぱなし、一度引いたらお湯が流れっぱなしになろうとも、アメリカは私にとってナイスなところとなりました!

そんなアメリカでの滞在中、私が気づいたことを最後に書きました。


それでは、最後までごゆっくりお読みくださいね。

≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪ 目 次 ≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫

1.137回の前世を持つ少女

 ・僕たちは、少しずつ減らされています・・
 ・僕たちをいたぶる快感

2.ヒプノセラピーの現場から

 ・私たちの中のたくさんの自分 

3.ヒプノセラピー基礎知識

 ・催眠に入るとどんな状態になるの?
  
4.インナーアクセス ヒプノセラピー スクール からのお知らせ

 ・NGH・ABHの認定インストラクターになりました!
 ・講座スケジュール

5.編集後記
  
 ・アメリカに滞在して・・・

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■ 1.137回の前世を持つ少女
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いままで、たくさんの前世療法のセッションを経験してきました。

その中で最も多くの前世療法を体験した1人の少女について、お話したいと思います。

彼女は、これまでに24回の前世療法を経験しています。

そして、彼女は前世療法の最中に「137回の前世がある」と告げられたそうです。

その中で、すでに約31の前世を思い出しています。

なぜ、セッションの回数と前世の回数が異なるのかというと、1度のセッションで数回の前世を想起することもあれば、別のセッションで同じ前世に何度も行ってしまうこともあるからです。


<< 前号までのあらすじ >>

数々の恐怖症を持つ少女は前世療法によって洞窟に閉じ込められて
死んでいった12歳の女の子であった前世を思い出します。

次に彼女が訪れた前世では母親に日常的に首を絞められるなどして虐待を受けているヤコブという少年でした。

孤独なヤコブの人生を終えた魂は肉体から離れ、中間世へと向かいます。
そこで彼女は、自分が何度も人生を生きた経験を持つ存在であると実感します。

そうしてさらに次の前世への扉が開けられました・・・

新たな前世での彼女は黒褐色の肌をもつ少年でした。

未明の文化の生活ながらも平和に生活をしている彼らのもとに
白人たちがやって来ます。


■ 前号のバックナンバーはこちら↓
http://www.only1pro.com/inneraccess/magazine/200907/000284.php?id=m0020


◇◆◇ 僕たちは、少しずつ減らされています・・・ ◇◆◇


ファンジ君たちは白人たちが持っている魔法の武器、1人が1つずつ持っていた猟銃が恐ろしくて、ただ白人たちにおとなしく従う他なかったようです。

まるで、収容所にいるような生活だったそうです。異様な雰囲気にいつも包まれていたと彼女は教えてくれました。

このような白人の管理下のなかで、ファンジ君は8歳から15歳までを過ごしたそうです。

そして、ファンジ君が、15歳になった時のことです。

「僕たちは、少しずつ減らされています」

私は、一瞬、なんのことかわかりませんでした。

「僕たちの仲間は2,3人ずつ呼ばれて、森の奥に連れて行かれます。

森の奥で働かされているのだと僕たちはずっと信じていました。

でも、一度連れて行かれるともう二度と帰って来ないので、おかしいなとは思っていました」

ある夜のこと、ファンジ君は森の奥でたいへんな光景を目撃してしまいます。


◇◆◇ 僕たちをいたぶる快感 ◇◆◇

「白人たちが僕たちの仲間の男の人を2人連れて、後ろからその2人の頭を撃ちぬきました。

やっとその時、僕は森の奥に連れて行かれた仲間たちが帰って来ないわけがわかったのです。

白人たちはなるべく猟銃の音が、僕たちの仲間に聞こえないように、森の奥に連れて行って、少しずつ殺していたのです」

「なぜ、いっぺんに殺さず、少しずつ殺すのですか?」

「みんなを興奮させて抵抗させないためでもあるし、少しずつ殺した方が死体の処理もしやすいからです」

「なぜ、白人たちはあなた達を殺すのですか?」

「邪魔だからです。彼らからみると僕たちは原始人のようなものです。

文化のレベルも低く、野蛮で汚らしく、動物同様だと僕たちのことを思っていました。

大きな偏見や差別があったのです。

また、もっと恐ろしいことに、彼らはだんだん、僕たちをいたぶる快感を感じ始めていました。

僕たちに対するこのような行為は、国の政策だったようです」


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■ 2.ヒプノセラピーの現場から
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◇◆◇ 私たちの中のたくさんの自分 ◇◆◇


彼女はいつものように前世での自分の体験を前世での感覚で感じながら、今回の人生での彼女の知識のフィルターを通して説明してくれています。

ファンジ君の目から見ると白人たちの服装や持ち物は、ヘンで不思議なものに映るようです。

しかし、現代の日本に生まれた彼女の感覚ではむしろ、ファンジ君たちの格好や生活の方がなじみのうすいものでしょう。

しかし、この前世でのファンジ君の恐れやとまどいが彼女自身は痛いほどよくわかるのです。

自分のことですから、当たり前と言えばそうなのですが、いつも私はこんな時、興味深く感じます。

1人の人間の中にたくさんの人がいるような不思議な感覚です。

そしてたいへん魂の深遠さを実感する時です。


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■ 3.ヒプノセラピー基礎知識
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◇◆◇ 催眠に入るとどんな状態になるの? ◇◆◇

セラピーを受けにいらしたクライアントさんがよくこうおっしゃいます。

「催眠にかかるかどうか心配で・・・」
「催眠に入らなかったらどうしよう」
「私は催眠にかからないような気がします」

そこで私はこう答えます。

「催眠にかからない人はいません」
「催眠にかかりたいと思っているのなら、かかります」
「誰でも毎日、催眠状態を経験しています」

クライアントさんはキョトンとしています。

一般的にまだ催眠というものに対する誤解があるようです。

催眠というものはみなさんが想像されているような特別な状態ではありません。

催眠状態に入ったからといって、意識を失うということはありません。

また催眠にかかっても、自分が言いたくないことは言いませんし、自分がやりたくないことはやりません。

催眠から目覚めたいと思えばいつでも自分で目覚めることができます。

催眠は基本的にはすべて自己催眠です。

自分が、催眠に入ることを受け容れているから催眠状態に入るのです。

いくら催眠を受けるためにヒプノセラピストの元を訪れても、自分が催眠に入ることを受け容れていなければ催眠に入ることはできないのです。

催眠状態にはいると外見的には眠っているかのように見えますが、実は眠っている状態よりも起きている状態にずっと近いのです。

むしろ起きている状態よりも催眠状態の時の方が、感覚は研ぎ澄まされていると言えます。

つまり自分の内面に意識がぐっと集中している状態です。

私たちは平均して1日に12回程度の催眠状態を経験していると言われています。

たとえば電車に乗ってぼうっと過去のことや将来のことを夢想している時、また夜、眠りにつく前のウトウトとした状態などが催眠にとても近い状態です。

そのような状態を人為的に作り出すのがヒプノセラピストの仕事です。


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■4.インナーアクセス ヒプノセラピー スクールからのお知らせ
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◇◆◇ NGHとABHの認定インストラクターになりました  ◇◆◇

今回の米国ヒプノセラピー研修で、私、中野日出美と、当スクール専任講師の中野瑛彦は、米国最大の催眠療法士の非営利団体である米国催眠士協会(NGH) と、米国催眠療法協会(ABH)の認定インストラクターの資格を取得しました。

これにより、当スクールでは、従来の国際催眠連盟(IHF)と国際セラピートレーニング協会(ITTO)の認定資格と合わせて、4つの国際的な催眠団体の認定講座を、今後開催していく予定です。

やはり、ヒプノセラピーの先進国であるアメリカで、集中的なトレーニングを受けると、多くの学びや気付きがありますね。

慣れない英語でのトレーニングに加え、毎日のトレーニング終了後に出される課題の量も多く、それをこなすだけでも、かなりハードな日々を過ごしてきました。

そのため、このメルマガを書く時間をとれずに、読者の皆さまには、申し訳ありませんでした。

しかし、その甲斐もあって、新たにNGHとABHという2つの国際的な催眠団体の認定トレーナーになることができました。

今回学んだ催眠療法の最新情報や技術を、しっかりと日本の方々にお伝えてしていきますね。

NGHとABHによる認定講座は、10月以降開催の予定です。その詳細については、今後、このメルマガでもお伝えしていきます。

どうぞ楽しみに、お待ちください!


◇◆◇ ヒプノセラピスト養成講座スケジュール  ◇◆◇

■ヒプノセラピー・ベーシックコース(2日間)

【8月開催】キャンセルあり、残席1名!(先着順にて受付)
http://www.only1pro.com/inneraccess/course/000067.php?id=m0020

【9月開催】申込受付中!
http://www.only1pro.com/inneraccess/course/000282.php?id=m0020

【10月開催】申込受付中!
http://www.only1pro.com/inneraccess/course/000293.php?id=m0020

催眠の基礎をしっかり学んだあと、ITTO(国際セラピートレーニング協会)の認定資格がとれる講座とは・・・

■ヒプセラピー・アドバンスコース(2日間)

【9月開催】申込受付中!
http://www.only1pro.com/inneraccess/course/000070.php?id=m0020


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■ 5.編集後記
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アメリカ滞在中、私は気づきました。

外国の人たちと私はあまりにも体感温度が違うということに。

私は普段、とても暑がりです。

たくさんの犬たちと長い期間暮らしてきたせいか、ほとんど犬の体感温度と変わらないくらい暑がりです。

ところがアメリカで講義を受けている間中、私はカーディガンをはおった上に、ブランケットをストールのように巻いていました。

それくらいしなければ、震えあがってしまうほど室温は低かったのです。

ところが私以外のほとんどの人たちは、半そでなのに汗までかきながら講義を受けていました。

同じ人間でありながらこうも体感温度が違うなんてと関心してしまいました。

他にも気づいたことがあります。

アメリカのヒプノは日本よりもずっと進んでいます。

私たち日本のヒプノセラピストは、まだまだ世界から学ぶことがたくさんあるのだということに改めて気づきました。

 

最後までお読みいただき、心から感謝いたします。

どうもありがとうございます!


今後ともよろしくお願いいたします。


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 発行元:インナーアクセス ヒプノセラピー スクール
 発行責任者:ソウルミッション・セラピスト 中野 日出美
 
 催眠療法を学ぶ! IHF・ITTOの認定資格をとる!
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